スクエニ、PS3/Xbox 360「ファイナルファンタジーXIII-2」
DLC「表か裏か」の続報として「ザナドゥポーカー」などを紹介


2月28日 配信予定

価格:600円(PS3版)
   400MSP(Xbox 360版)


 株式会社スクウェア・エニックスは、2011年12月15日に発売したプレイステーション 3/Xbox 360用RPG「ファイナルファンタジーXIII-2」の新たなダウンロードコンテンツ(DLC)として、追加エピソード「表か裏か」を2月28日より配信する。価格は、PS3版が600円、Xbox 360版が400MSP。

■ 表か裏か

 「FFXIII-2」の裏でサッズが遭遇していた事件が描写される短いエピソードと、「ヒストリアクロス」に出現する時空エリア「逸楽の宮殿ザナドゥ -XXX年-」を舞台とした、2種類のゲームコンテンツ「クロノバインド」、「ザナドゥポーカー」を収録している。エピソードでは、サッズを主人公としたイベントが展開する。このエピソードをクリアすると、サッズが仲間になりゲーム本編で使えるようになる。

 今回は、2月16日の記事の続報として、エピソードの続きと、2つ目のゲームコンテンツ「ザナドゥポーカー」の概要をお伝えしていく。

 なお、このDLCをプレイするには、本編起動時にネットワークアップデートを行なう必要がある。


【ドッジの行方】
不気味な穴に飲み込まれ、逸楽の宮殿ザナドゥにたどり着いたサッズだが、彼の傍らに息子ドッジの姿はなかった。再会するためドッジの行方をザナドゥの支配人に尋ねると、意外な答えが返ってきた……
【未来を賭けたバクチ】
サッズは、ドッジと再会できることを信じ、ザナドゥでバクチを打つことになる。サッズに訪れる未来は希望か絶望か!?

【戦慄!ひなチョコボ大量失踪事件!】
時を越える商売人「チョコリーナ」が、カジノの中に散らばったひなチョコボを、あらゆる手段を使って集めて欲しいと依頼してくる失踪したひなチョコボは、それぞれ強烈な個性がある。なだめたり、ほめたり、追いかけるなど個性に合った方法でひなチョコボを集めていく
【チョコリーナの秘密】
サッズとチョコリーナは、過去に何かしら関係を持っていたらしい。すべてのひなチョコボを集めることで、その真相が解明できるようだ


● ザナドゥポーカー

【プリフロップ】
ゲーム開始時にプレーヤー全員に手札が2枚配られる。手札の組み合わせなどから勝負するか降りるかを判断する

 カードの組み合わせによって決められている「役」の強さを競うカードゲームで、ゲーム開始時に各プレーヤーに2枚ずつ手札が配られる。配られた時点で役が作れるかどうかを予測し、「勝負する」か「降りる」かを選択する。次のターンには、「勝負する」を選んだプレーヤーのみが進める。なお、手札は交換できない。

 次のターンからは、まず3枚(フロップ)の場札が表向きに並べられる。その後、ターンが進むごとに4枚目(ターン)、5枚目(リバー)と場札が表向きに並べられていく。各ターンで「勝負する」を選んだプレーヤーは、これらの場札と手札を組み合わせて役を作っていく。

 そして、5枚目(リバー)のターンが終わった段階で、勝負したいプレーヤーが残っていたら、全員で手札を見せ合う(ショウダウン)。最終的に、手札2枚、場札5枚の合計7枚のカードのうち、手札2枚と場札3枚の合計5枚の組み合わせにより、もっとも高い役が作れた人の勝利となる。

【ザナドゥポーカーで使えるコマンド】
・コール……その時点の最高額と同じ額で勝負する。
・チェック……何もせず手順をとばし、様子をみる。
・ベット……レートぶんのコールを賭け勝負する。
・レイズ……その時点の最高額よりも高額を賭ける。
・フォールド……ゲームを降りる。賭けていたコインは失う。
・オールインワン……手持ちのコインをすべて賭ける。


【フロップ~リバー】【戦略】
2ターン目から盤上に場札が並べられる。まず3枚並べられ、ターンが進むごとに続けて4枚目、5枚目と場札が追加される最後のターンでもっとも強い役を作る以外にも、自分以外の全員が降りたときも勝利となる。あえて高額を賭けることで、対戦相手を降りさせるのも1つの手だ

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(2012年2月23日)

[Reported by 中野信二 ]