角川ゲームス、Xbox 360「迷宮クロスブラッド リローデッド」本日発売!!

都市迷宮で繰り広げられる、最高のダンジョンRPG
OPソングはELISAさんのミニインタビューも掲載


【迷宮クロスブラッド リローデッド】
発売中(11月10日 発売)

価格:7,140円

CEROレーティング:C(15歳以上対象)

【ELISA/SCARLET WINGS(CD)】
発売中(11月9日 発売)

価格:1,260円



 株式会社角川ゲームスは、Xbox 360用学園ダンジョンRPG「迷宮クロスブラッド リローデッド」を11月10日に発売した。開発は株式会社エクスペリエンス。価格は7,140円で、CEROレーティングはC(15歳以上対象)。

 「迷宮クロスブラッド リローデッド」は、PC用ゲームソフトのダンジョンRPG「GENERATION XTH」シリーズ4作目であり、シリーズの集大成として開発された最新作。新規イベントの追加やシリーズ初のキャラクターボイスの採用など、ファンはもちろんのこと幅広いユーザーが楽しめるよう、より洗練されたシステムを搭載し、史上最大級のボリュームのダンジョンを収録し発売となった。

 プレーヤーは、東京にある日輪学園に通う生徒であると同時に、秘密部隊「エクス」の隊員としてゲームに参加。人知れず街を守るために、頻発している難事件「ハザード事件」を解決していくこととなる。謎に満ち、強大な「異形」が跋扈する都市迷宮での戦闘の果てに、真実に到達しなければならない。

 舞台となる迷宮はバリエーション豊富なものが用意されており、東京の地下に張り巡らされた排水溝、神社の境内などから、地下鉄の列車内や水中ステージといったこれまであまり見たことの無いものまで登場する。

【迷宮】
迷宮と言ってもよくある洞窟などだけではなく、水中や地下鉄など多彩な内容となっている
【巨大異形(モンスター)】
ソロモン。ソロモン王のゲノムから作られた高レベルのコード生命体。収集した情報をまとい、自由自在にその姿を変える。地下墓地の主として、その最深部でプレーヤーを待つデスサイズ。恐竜のいる植物園、グリーンミュージアムを徘徊する危険な手配異形。巨大な鎌でコードライザーの首を執拗に狙ってくる
ブッダ。古代インドの聖人、仏陀のゲノムから作られた黄金ラマの異形。セブンハンドと呼ばれる超弩級のコード生命体アンリミテッドアリス。エクス隊の北米支部の隊長、アリスのコピーコードが現化した異形。強力な武具リーサルウェポンを操り、プレーヤーに襲い掛かる
学園を舞台に生徒として、また秘密部隊「エクス」の隊員として活躍するプレーヤー。様々なイベントも起るわけだが、中には季節イベントなども用意されているようだ




■ ELISAさんのミニインタビュー


ELISAさん

 「迷宮クロスブラッド リローデッド」のオープニング曲「SCARLET WINGS」を歌っているのは歌手のELISAさん。テレビアニメ「ef-a tale of memories.」のオープニングテーマでデビューし注目を集め、これまで8枚のシングルと3枚のオリジナルアルバムをリリースしている。現在は当面の間休養すると言うことで残念ながら活動を休止している。

 今回のミニインタビューはその活動休止の直前に「迷宮クロスブラッド リローデッド」について伺ったもの。曲やゲームについて伺ってみた。曲の歌詞の意味や、ゲームとのリンクしている雰囲気など語られているのでぜひチェックいただきたい。

編:はじめに「迷宮クロスブラッド リローデッド」のオープニング曲を歌うと聞いたときはどのような感想を持ちましたか?

ELISAさん: 「SCARLET WINGS」を始めて聴いたときは「速いな!」って思いました。これまでにもアップテンポの曲を多く歌ってきましたが、こんなに速い曲は初めてでした。仮歌の入っていない、シンセサイザーによるメロディだけだったのですが、その音だけでも速いなと感じたのでテンポを見たら“200”と書いてあって、たぶん普通の曲の2倍以上のテンポなので、こういう単純にテンポの速い曲は初めてだなって感じました。

編:では、ゲームの資料などをご覧になったときはどのような感想を持たれましたか?

ELISAさん: 私は基本的にRPGは好きで、今回のゲームがRPGというのは聞いていたのですが、ダンジョンRPGというのは初めてで、ダンジョンだけって言うのが最初は全然理解できなくて、ずっと洞窟の中……暗い感じなのかなぁ……最後までそのまま進んでいくというのが想像できなくて。あと、私はあまり頭を使わずに、「ダー! ヤー!」ってやるアクションRPGが好きなんです。「逃げる」ってコマンドがあるとすぐ逃げちゃって。だから、「迷宮クロスブラッド リローデッド」のようなRPGは結構苦手なんです。で、実際に見てみたら、本当に難しそうだと思いました(笑)。

編:でも、そういった人にこそプレイして欲しいゲームですから(笑)。

千頭 元氏: そうですね(笑)。

ELISAさん 漢字が多いイメージがありました。いろんな意味で、迷宮しました(笑)。


オープニングムービーを見ながらのインタビューとなり、ムービーも気に入ったようで楽しそうに感想を語ってくれたELISAさん
編:オープニングムービーをご覧になっていかがでしたか?

ELISAさん 「テンポが“200”の曲にどういった映像が付くのかな?」と思ったのですが、アニメのオープニング、エンディングの時と一緒で、映像とリンクしているなと思いました。

 タイトルにも入っている“SCARLET”ですが、“濃い赤”を指しているんです。この色は私が元々大好きな色なのですが、「迷宮クロスブラッド リローデッド」に使われている色合いも少しワインレッドっぽいんですね。“SCARLET”は“濃い赤”の意味合いだけで無く“罪”といった意味と共に質の高い“赤”の意味合いを持つらしいんです。だからほかのRPGより品の良さを感じましたね。

 あと初めて見た時、「うわぁ! サビのところを聴きたい!!」って思いました(インタビュー収録時はサビまで入ったムービーでは無かった)。ムービーがそういった構成になっているんですよね。(ここで出来上がったばかりのサビ入りのムービーを見て)うわぁ、ヤバイ。やっぱり品がありますよね……格好いいです。

 それで、“WINGS”というのは羽という意味ですが、このゲームのヒロインがいろいろな壁に当たるんだけど、それを良い方向に変えていくのが、今回歌っている「SCARLET WINGS」なんです。

 作詞家さんはいつも私に曲を書いてくれている方なのですが、その方が「ELISAのイメージは“赤”だったし、『迷宮クロスブラッド リローデッド』にも赤が使われていて、ELISAはファンの皆さんに“天使”と呼ばれているし、いろいろなものがリンクして書き上げた」と仰ってました。

編:開発側としては作詞家さんとは、濃密に打ち合わせされたのですか?

安宅元也氏: (曲の)プロデューサーさんとはゲームの仕様と「こんな曲にして欲しい」といった話を色々させてもらって、作曲家さんとはゲームの雰囲気とマッチングするような曲調ということで色々アイディアを出させてもらって、そこから作詞家さんに入っていただいて曲が完成したという感じです。

編:では最初からアップテンポな雰囲気でと言うことで話はされていたのですね?

安宅元也氏: そうですね。やはりオープニングですので、押し出しの強い感じで映像の良さと、ゲームの雰囲気が伝わる内容という感じですね。少し暗いイメージのゲームですので、暗くなりすぎずにアップテンポの曲にという話や、スカーレットのイメージが前面に出るようにと言う曲にはしてもらいました。

編:歌うときに気をつけたところとかありますか?

ELISAさん とりあえず早口だったので、聴き取れるかなぁって(笑)。発音を気にしました。単語の頭とか特に。ただの早口になってしまったら何も伝わらないので。儚い感じ、寂しい感じを歌っているところが多いんです。でもサビの前に、その気持ちを決意に変えて決心するような高揚感が入るんです。このあたりが好きです。あと、不安感から確信に変わっていくような強さのようなところを出したいなと思いましたね。そういったところがゲームのヒロインともリンクするので、ぜひ注目して欲しいです。

安宅元也氏: ちょうど物語的にも、乗り越えていくところでもこの曲がかかるんですよ。

ELISAさん すごい!!

編:では、ご自身の曲が流れるところまではゲームを進めないと行けませんね。

ELISAさん もちろんです(笑)!!

編:カップリングの「Secret Labyrinth」も挿入歌ですが、こちらはいかがでしょうか?

ELISAさん かなり重要な場面……プレーヤーがヒロインの心情を追いながらプレイするシーンで流れると伺ったのですが、「SCARLET WINGS」を気に入っていただいた方は、ぜひとも「Secret Labyrinth」も聴いていただきたいです。「SCARLET WINGS」のバラードバージョンで、もうほとんど別の曲としてアレンジされているのですが、同じメロディでバラードにアレンジしていただいているので、きっとゲームの中でも感動しますよ。

 私はもともとバラード調の曲が好きなので、クラシックギターなどの楽器に合わせて歌うのが、すごく心地よかったのを憶えています。あんなに速くて大変だった曲が、歌いやすいぞって(笑)。

編:最後に、プレイされるユーザーさんに一言お願いします。

ELISAさん 先ほどゲームの映像見たときに、ダンジョンの中で迷わないのかな? って(笑)。だから「迷宮するなよ!」って(笑)。


【プロモーションムービー】


(C)Experience Inc. Published by KADOKAWA GAMES
Amazonで購入

(2011年 11月 10日)

[Reported by 船津稔]