バンダイナムコ、PSP「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットインパクト」
スペシャルトークイベント&新作ソフト体験会を開催
会場で実際に松山氏とプレイもできた |
株式会社バンダイナムコゲームスは、10月20日に発売したPSP用忍道アクション「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットインパクト」の発売を記念して、22日にヤマダ電機 ABI品川大井町店、23日にヤマダ電機 LABI1 池袋モバイルドリーム館 6Fにて体験会およびスペシャルトークイベントを開催した。
さらに、プレイステーション 3「機動戦士ガンダム EXTREME VS.(エクストリームバーサス)」とWii「GO VACATION」の体験ができる試遊会も開催した。ちなみに、「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」は東京ゲームショウ2011に出展されたものと同じバージョンとなっていた。
さて、スペシャルトークショーは14時からスタート。株式会社サイバーコネクトツーの松山 洋制作総指揮がナルトに扮して登場し、シリーズ10作目となった「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットインパクト」について語った。
「発売日から、改めて製品版をプレイしています。今4章でサスケと戦っているところですが、3章で表現しているシカマルたちとアスマの話……『NARUTO-ナルト- 疾風伝』は世代交代が数多く描かれていますが、泣けるなと。自分で作っていて何なんですが(笑)。本当に感動できるんですよ。HD機だとドラマを見ている時間が長くなりすぎても退屈なので、どうしても物語をダイジェストで作ることが多いんですが、PSPではイラストで表現されているので、セリフとか細かく再現されていますので、ドラマとしては細かく描かれているという……。かなりいいと思いますよ。五影会談まで、ずっと物語が重厚に続いていきますので、過去最高のデキだと思っていますので、最後まで楽しんでいただければ」と本作のデキに太鼓判を押した。
さらに「バトルとドラマだけでなく、成長要素に関しても力を入れています。「カードセット」システムでのカード同士の相性のことを、“マンセル効果”と呼んでいるんですが、キャラクター同士の組み合わせで追加ボーナスがついてきます。90パターン以上あるので、いろいろ試してみてください。例えば序盤でできる組み合わせとして、ラーメン「一楽」のご主人、テウチさんと娘さんのアヤメちゃんの組み合わせでチャクラが増えたり、防御力が増えたりします。基本的に効果はチャクラや防御力などの向上でアッパー系の効果になりますので。カードは200枚以上あるので、結構長く遊んでもらえると思います」とアピール。
ここで、松山氏が実際に会場のモニターを使って、本作の通信プレイのメリットについて解説。タッグミッションはCPUともタッグを組んで遊べるが、2人で協力プレイをすることで、ミッションクリア時に自分の経験値だけでなく、一緒に遊んだプレーヤーの経験値も合算されてお互いに取得できる。また、「通信プレイ」ボーナスがあり、およそ経験値5,000ポイントがプレイしただけでもらえるので、あまり育てていないキャラのレベルアップを狙ったり、難易度の高いミッションをプレイするならかなりお得になっているだろう。会場では、実際に来場者と松山氏とでタッグミッションをプレイして見せた。
さらに、一緒にプレイしたプレーヤーのカードを交換することができ、そのカードをタッグバトルでCPUとして利用することができる(1回使用すると消滅する使いきり)。キャラクターをレベルアップしたカードをストックしておけば、強力なミッションでのプレイに役に立つこともあるだろう。ちなみにカードのストックは50枚までとのこと。このカードとのタッグでも、経験値はボーナス5,000分が手に入る。
最後に本作の松山氏のサイン入りポスターなどが当たるじゃんけん大会などが行なわれ、トークイベントは終幕となった。
ラストには「われわれ『ナルト』シリーズを10年、テレビアニメと同じ年月制作してリリースしてきました。10年という年月で10作品、なかなか続けることは難しいことですが、ファンの皆さんの支えあってだと思っております。これからもみなさんの応援がある限り、いいゲームソフトを作り続けていきたいと思います」とあいさつした。
さらに、「今現在、PS3とXbox 360で発売を予定している『ナルティメットストーム ジェネレーション』が鋭意製作中です。このタイトルは過去最大のプレイアブルキャラということを実現しよう、と現在がんばっています。今まででプレイアブルキャラクタが1番多かったのはPS2『ナルティメットアクセル2』で、これが62キャラ登場させたんですけれども、この数はとうに越えていますから。もっともっとたくさんのキャラクターでネットワーク対戦や2P対戦ができるよう、最後の追い込みをやっています。来年の春ぐらいには皆さんにお届けできるようにがんばっているので、お楽しみに」と来場者にメッセージを残した松山氏。「NARUTO-ナルト-」ファンはこれからも「ナルティメット」シリーズから目が離せそうもない。
(C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ (C)2011 NBGI
(2011年 10月 24日)