アトラス、DS「デビルサバイバー2」
13人の悪魔使いと謎の侵略者との戦いを描写
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株式会社インデックスのゲームブランドであるアトラスは、ニンテンドーDS用シミュレーションRPG「デビルサバイバー2」を2011年夏に発売する。価格は未定。
「デビルサバイバー2」は、2009年1月に発売されたDS用「女神異聞録デビルサバイバー」の続編。1日に1度、日本全土を恐怖と絶望の底に叩き落としていく謎の侵略者「セプテントリオン」と、悪魔と契約した13人の“悪魔使い”たちの戦いの物語を描写する。世界の終末まで、あと7日……。
1日に1度現われ人類を襲撃する「セプテントリオン」。彼らが、どこから何の目的を持って日本にやってくるのかは謎に包まれている | セプテントリオン 木曜の侵略者「アリオト」 |
■ 主人公 [18歳/プレーヤー]
都内の高校に通うごく普通の高校3年生。模擬試験の帰り道に、地下鉄のホームで事件に巻き込まれたことをきっかけに“悪魔使い”として覚醒し、悪魔召喚の力を手に入れる。
極限状態の中で、自分の意志とは関係なく謎の襲撃者“セプテントリオン”との戦いに巻き込まれてゆく。やがて、重大な選択を迫られることになる。
■ ダイチ [志島大地(しじま だいち)/18歳]
主人公と同じ学校に通う、高校3年生。主人公とは家が近所の幼馴染み。明るい現代っ子で、あまり物事を深く考えない。主人公と同じく、“悪魔”を使役する力を得る。
■ イオ [新田維緒(にった いお)/18歳]
主人公と同じ学校に通う、高校3年生。才色兼備の優等生で、男子生徒の憧れの的。周囲に合わせる性格で、自己主張は苦手らしい。“悪魔使い”として主人公たちと共に戦う。
本作では、マス目で区切られたフィールドで、ユニットを動かしながらセプテントリオンをはじめ、悪魔やほかの悪魔使いなどの敵ユニットと戦う。敵ユニットとの戦いでは、コマンドを選んで行動を決める。ミッションごとに勝利条件を満たすとクリアとなるが、戦闘中にイベントが発生し勝利条件が変わることもある。
また戦闘システムの1つとして、敵の弱点をつくことで行動できるターンが追加される「エクストラターンバトル」を採用している。うまく利用できればより大きなダメージを与えることができるが、敵に弱点を突かれてしまうと形勢を逆転される可能性もある。
SLGとコマンドバトルを融合させた戦闘では、様々なスキルを持つユニットが登場し、戦略性の高い戦いを楽しむことができる |
悪魔との契約に成功した“悪魔使い”たちは、携帯電話の「悪魔召喚アプリ」から悪魔を召喚し、意のままに操ることができる。操ることのできる悪魔の数は前作の約2倍。“悪魔使い”と悪魔(仲魔)は、戦闘を重ねることで成長していく。
悪魔(仲魔)の育成に関するシステムとしては、新たな悪魔を調達する「デビルオークション」、2体の異なる悪魔を合体させる「邪教の館」、手に入れた悪魔を記録する「悪魔全書」の3種が用意されている。
【デビルオークション】 |
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「デビルオークション」で悪魔を収集 |
【邪教の館】 | ||
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2体の異なる悪魔を合体させて新たな悪魔を誕生させる |
【悪魔全書】 | |
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合体を繰り返しながら悪魔全書を埋めていく。ただし、悪魔の中には特殊な合体でしか誕生しないものも存在する |
本作には、仲間との縁(えん)の深さが戦闘や悪魔合体に影響を与える新システム「縁(えにし)システム」が搭載される。
「縁システム」では、主人公に対して友情や恋愛感情、または利用しようとする考えを持って接してくる“悪魔使い”たちとの縁をイベントなどを楽しみ深めていくことにより、主人公が戦闘を有利に展開できる様々な能力を使えるようになる。
さらに、縁を深めることでしか解禁されない悪魔合体も存在する。このように本作では、仲間との関わりの大きさがゲームの攻略に大きく影響する。
(C)Index Corporation 2008,2011 Published by ATLUS
(2011年 3月 31日)