パッケージ

　株式会社プロトタイプは、PSP用恋愛アドベンチャーゲーム「リトルバスターズ！Converted Edition」を11月に発売する。価格は6,090円。

　「リトルバスターズ！Converted Edition」は、2009年12月に発売されたプレイステーション 2版「リトルバスターズ！Converted Edition」の移植作。基本的なゲームシステムなどはそのままに、PSP版からの新要素としてフルボイス化をはじめ、メモリースティックへのデータインストールや好みのイベントビジュアルをPSPの壁紙にできる機能などを追加している。

■ 主人公を除くすべてのキャラクターの台詞をフルボイス化

　本作の音声は、発表当初、それまで採用してきたADPCMを使って、UMDの容量の限界までサブキャラクターたちにも音声が追加（それまで声の入っていなかった台詞の約8割）される予定だった。その後、メモリースティックへのデータインストールを必須とすることで、さらに高音質・高圧縮のATRAC3を採用可能となり、その結果、主人公を除くキャラクターたちの台詞のフルボイス化が実現した。

　また、本作より新たに参加する声優は、杉田智和さん、中井和哉さん、石田彰さん、花澤香菜さん、遊佐浩二さん、神田朱未さん、野中藍さん、広橋涼さん、田中敦子さん、近藤隆さんなど名優揃いとなっている。

■ DISC1のデータをメモリースティックにフルインストール

　本作は、UMD2枚組の作品だが、ゲーム開始前にDISC1のゲームデータがメモリースティック（必須）にフルインストールされる。DISC1にはBGM用のデータも含まれており、これをメモリースティックに移すことで、頻繁にディスクアクセスを行ない速度低下の原因となるBGMのストリーミングも軽快に行なえる。

　なお、DISC1のゲームデータをフルインストールするのに必要なメモリースティックの空き容量は約600MBとなっている。また、ゲームデータのセーブには約320KBが必要となる。

【スクリーンショット】