ラッセル、DS「忍たま乱太郎 学年対抗戦パズル!の段」

シンプルながらもやり込める、しっかりしたアクションパズル


9月2日 発売予定

価格:5,754円(通常版)
   7,854円(限定版)



パッケージ

 株式会社ラッセルは、ニンテンドーDS用アクションパズル「忍たま乱太郎 学年対抗戦パズル!の段」を9月2日に発売する。価格は通常版が5,754円で、限定版が7,854円。CEROレーティングはA(全年齢対象)。

 「忍たま乱太郎」はNHK教育テレビで1993年から放送が開始され、現在も第18期目が放送されている、長年親しまれているテレビアニメシリーズ。戦国時代に由緒正しいヒラ忍者の家に生まれた乱太郎が、エリート忍者になって欲しいという両親の期待を背に忍術学園に入学。忍者のたまご“忍たま”として“あかるく・たのしく・ゆかい”に勉学に励んでいく。

 今回のゲームでは、基本的なゲームシステムとしてはアクションパズルを採用。お話を楽しめるストーリーモードのシナリオやゲームの合間に流れるイベントシーンの絵などは、アニメを制作している亜細亜堂が担当。キャラクターボイスもアニメに出演している21名が収録に参加。様々なボイスでゲームを盛り上げる。

 今回収録されるお話は、アニメでも登場する「学年対抗戦」がベースとなっている。学園長の思いつきで始まった「学年対抗戦」だったが、その結果如何で夏休みの宿題の量が決まると聞いて、乱太郎達も俄然本気モードに。優勝すれば宿題免除とあって、本気になる忍たま達だった。

 ゲームモードは、「乱太郎、きり丸、しんべヱ」となり、学年対抗戦を勝ち進んでいくストーリーを楽しむ「ストーリーモード」を初め、ハイスコアを目指してひたすらパネルを消していく「ひとりでチャレンジ」、先生から与えられる課題をクリアしていく「先生にチャレンジ」、クリアしていくことで手に入るデザインパーツで画面をカスタマイズする「デザインモード」などが用意されている。


【イベントシーン】
ストーリーモードでは、美しいイベントシーンのグラフィックスを見ながらストーリーが進展していく。ゲーム中のグラフィックスやシナリオはテレビアニメを制作している亜細亜堂が担当している勝てば、このようなハッピーな画面も表示される
【イベントシーン】
ゲームのストーリーモードの実際の画面。上画面に静止画が表示され、下画面の物語を読みながら進めていく

 アクションパズルのシステムは、横6×縦12枚分のフィールドにおいて、下からせり上がってくるパネルの色を合わせて消していくというもの。パネルはカーソルを合わせ2枚1セットで動かすことができる。カーソルは2×2で構成されており、上下もしくは左右で入れ替えることができる。しかし、同じ色のパネルを集めただけでは消えはしない。フィールドには「炎パネル」というパネルが登場するので、これを繋げることで繋がった同じ色のパネルを一気に消すことができる。燃えているパネル(炎パネルをくっつけてもすぐに消えるわけではなく、しばらく燃えている)にさらに同じ色のパネルを繋げたり、消えたあとに炎パネルをくっつけることで連鎖を狙うなど戦略的な楽しみ方が可能となっている。

 このほかにもアイテムパネルとして、上下左右のパネルを同じ色にして消すことができる「四方手裏剣」をはじめ、上と斜め上、下と斜め下の6方向のパネルを同じ色にして消す「六方手裏剣」、周囲すべてのパネルを同じ色にして消す「八方手裏剣」上下左右のライン上にあるすべてのパネルを一気に同じ色にして大量のパネルを消す「スーパー四方手裏剣」などがある。

 前述した「先生にチャレンジ」では、忍術学園の土井先生、山田先生、戸部先生がそれぞれ課題を出して来るので、それをクリアしていき、テクニックを身につけていくことができる。土井先生は基本的な課題を、山田先生は応用、戸部先生は総合的な課題で徐々に難しくなっていく。基本的には土井先生の基本的な課題をクリアしなければ次に進めないため、順序よくゲームシステムを学ぶことができる。

 ストーリーモードをすすめ「忍たまポイント」をためていくと、新しいデザインパーツを手に入れることができる。これらのパーツを使いゲーム画面のカスタマイズを行なうことができる。デザインできるパーツは、パネル、フィールド枠やパネル交換カーソルと多岐にわたる。特に「パネル」に関しては変更すると見た目がかなり変わることになるため、それまでプレイしていた気分とは違ったプレイ感を味わえ、難易度が変わったように感じることもあるかもしれない。

【ゲーム画面】
ゲーム自体はアクションパズル。下からパネルがせり上がってきて上まで積み上がった時点でゲームは終了となる。システム的な特徴としては同じ色をいくら繋げても消えず、“炎パネル”を繋げた段階ですべてのパネルを消していく。パネルはしばらく燃え続けるため、その間に同じ色のパネルを繋げればそのパネルも燃えていく。上手くパネルを並べていき、仕掛けを作っておき、“炎パネル”で一気に消していくのが醍醐味となる

「先生にチャレンジ」。先生から出される課題をクリアしていきパズルのテクニックを学ぶことができるデザインモード。ストーリーモードで「忍たまポイント」をためると取得できるデザインパーツを組み合わせて、プレーヤー独自のゲーム画面を作り上げることができる。パネルだけでなくフィールド枠、パネル交換カーソルまでカスタマイズできる。一方で、パーツ類を集める収集要素も楽しめる

【プレイムービー】
「忍たま乱太郎 学年対抗戦パズル!の段」のプレイムービー。各モードのプレイムービーが収められている

(C)NHK・尼子騒兵衛・総合ビジョン(C)Russell

(2010年 8月 17日)

[Reported by 船津稔]