バンダイナムコ、AC「機動戦士ガンダム 戦場の絆」
先行支給機体の支給順を決める軍勢力戦イベント「サマーバトル2010」開催
「初めて」が詰まった4機の新機体をチェック


先行支給キャンペーン第1弾
8月12日~25日 開催

先行支給キャンペーン第2弾
9月1日~30日 開催


 株式会社バンダイナムコゲームスは、AC「機動戦士ガンダム 戦場の絆」の「軍勢力戦」イベントとなる「サマーバトル2010」を8月12日より開催する。「軍勢力戦」は、通常の全国対戦と同じく両軍出撃が可能。連邦軍、ジオン軍でそれぞれミリタリーバランスゲージを全国で共有し、勢力戦終了時のゲージ量の多さで、勝敗が決定されるイベントとなっている。「サマーバトル2010」期間中は「全国対戦」は選択できない。

【ステージスケジュール】
日付ステージ対戦形式ミノフスキー濃度備考
8月12日ルナツー/グレートキャニオン6vs60%
8月13日グレートキャニオン/ニューヤーク4vs40%コスト200以下限定戦
(武装によるコスト増加は許容)
8月14日ニューヤーク(R)/タクラマカン8vs850%
8月15日オデッサ/オデッサ(R)6vs60%
8月16日ヒマラヤ/鉱山都市6vs60%コスト200以下限定戦
(武装によるコスト増加は許容)
8月17日鉱山都市(R)/ベルファスト6vs60%
8月18日ベルファスト/ジャブロー地上6vs60%
8月19日ジャブロー地上/ジャブロー地下6vs60%
8月20日ジャブロー地下/北極基地8vs850%
8月21日北極基地/リボー・コロニーエリアB4vs40%
8月22日リボー・コロニーエリアB/リボー・コロニー5vs50%
8月23日リボー・コロニー/ア・バオア・クー6vs60%
8月24日ア・バオア・クー(R)/トリントン6vs60%
8月25日トリントン(R)/アイランド・イーズ6vs60%

【サマーバトル2010先行支給条件】

・勝利数30勝以上(CPU戦含む)

・貢献ポイント220以上

 「サマーバトル2010」では、この軍勢力戦の結果に応じて、先行支給される機体の支給順が変わるという初めての試みが行なわれる。

 まず、支給に必要な条件だが、「サマーバトル2010」に参加し、少尉以上で右記の条件”どちらか1つ”を満たすことが必要となる。基本的には4月末から行なわれた「スプリングバトル2010」と階級が異なるものの、そのほかは近い条件になっている。

 さて、今回、4機の機体が先行支給候補に挙がっているが、2機体ずつが先行支給され、先に支給される機体は勢力戦の結果で勝利した軍によって決定される。

地球連邦軍が勝利した場合ジオン公国軍が勝利した場合
「ガンダム6号機」
(地球連邦軍参加者)
「ゾック」
(ジオン公国軍参加者)
いずれもカテゴリーは射撃型
「ジム・コマンドライトアーマー」
(地球連邦軍参加者)
「ヅダ」
(ジオン公国軍参加者)
いずれもカテゴリーは近距離戦型

 残りの2機体は9月1日~30日の期間に行なわれる先行支給キャンペーン第2弾で優秀な戦績を収めたプレーヤーに支給されることになる。なお、この先行支給機体の支給期間などに関しては、詳しくは公式サイトを確認していただきたい。

 このほか、戦闘に勝利(CPU戦含む)し、ターミナルにパイロットカードを通すと現われるくじを引いて当たりが出た場合、支給されているモビルスーツの武装レベルを1上げられる「武装支援くじ」、携帯公式サイトに登録しているプレーヤーが規定以上の貢献ポイントを獲得するともらえる「特別称号」、戦闘終了後のバトルボーナスに特別ボーナスが追加されるといったこれまでの「軍勢力戦」イベントで行なわれてきた施策は同じように適用されている。

 また、8月4日~31日の期間中、新たに新規カードを作ったプレーヤーのカードがターミナルから排出された後、紹介者のプレーヤーカードをターミナルに通すと、武装支給が1つ受けられる「新兵紹介キャンペーン」が行なわれている。これを機会に、友達を誘ってバースト(同時同店舗出撃)仲間を増やすのも悪くない。当然といえば当然だが、この「新兵紹介キャンペーン」により武装支給を受けられるのは1回のみなので、誤解しないように注意してほしい。



■ 先行支給4機体にプチ試乗!

 「サマーバトル2010」で先行支給される機体に少しの間試乗することができたので、簡単だがインプレッションをお届けしよう。情報を集めて、どちらの軍に肩入れするかを考えるもよし、新機体を手に入れた後の運用を想像するもよしだ。なお、公式サイトにて、すでにこの先行支給機体の動画が掲載されている。各機体の能力の一端がお目にかかれるので、ぜひご覧いただきたい。

カテゴリ:射撃型/地上・宇宙
コスト:240

● RX-78-6 ガンダム6号機

 「ガンダム」の実戦データをもとに開発され、固定武装として2門のキャノン砲を装備する機体がこの「ガンダム6号機」。この機体は、本作における地球連邦軍初の「ホバー」移動が可能な機体となっている。イメージとしては、「ドム」と似た滑り具合で、移動速度は早めに感じられた。「300mm低反動キャノン砲」による範囲攻撃と、ダメージ源となる「ビーム・ライフル」の組み合わせは「爆散榴弾」を装備した「ガンキャノン」に近いイメージ。当然、「ビーム・ライフル」はREV2.17のほかの機体同様、よろけさせることのできる武装になっていた。ほかにも武装があり、武装変更で運用も変えられそうな雰囲気だ。


カテゴリ:射撃型/地上
コスト:240

● MSM-10 ゾック

 本作初となる、複数の敵機に一定時間ビーム照射をお見舞いするチャージ武装「頭部メガ粒子砲」をはじめ、計9門ものメガ粒子砲を持つ水陸両用機体。「頭部メガ粒子砲」は、「ジム・スナイパーII」のロングレンジ・ビーム・ライフルをほうふつとさせる照射時間だが、左→右へとビームを振り回すような攻撃となっている。また、そのほかの「メガ粒子砲」も、機体正面だけでなく、背後や左右にもほぼ同時に攻撃が可能な攻撃形態のものがあったり、その風貌もあいまって、まさに「移動砲台」ともいえる機体に仕上がっている。さらに、ブーストダッシュ時のホバー移動は今までの機体にはない使い勝手を持つセッティングがあった。この機体の運用法を考えるのは楽しそうだ。


カテゴリ:近距離戦型/地上・宇宙
コスト:160

● RGM-79L ジム・コマンドライトアーマー

 「ジム・ライトアーマー」と同様、装甲を犠牲にした軽量化により、機動性の向上が図られた機体。アーマー値と引き換えに快適な移動性能を実現し、戦略目的に合わせて装備できる「ビーム・ガン」、豊富な「ハンド・グレネイド」は今までの地球連邦軍機体にはない多彩さを持ち合わせている。1対1の戦闘を重視するか、複数機を想定した運用にするかで装備が変えられる点は魅力的。回避をきちんとこなし、ワンチャンスにきちんとダメージが与えられるような使い手ならば、ジオン公国軍で言えば「ザクII寒冷地仕様」のような活躍ができる機体といえるだろう。


カテゴリ:近距離戦型/宇宙
コスト:160

● EMS-10 ヅダ

 「ザクII」を超える機動性と推力を生み出す心臓部「土星エンジン」を搭載した幻の実験機で、宇宙専用機。「ザク・バズーカ」を射撃武装に、サブ射撃にはジオン公国軍おなじみの武装がいくつか用意されている。驚くべきはセッティングにある。「機動8」までが用意されており、これが「土星エンジン」の効果なのか、かなりの移動距離を誇るセッティングになっている。その扱いはピーキーなものに仕上がっており、そのピーキーさがこの機体の特徴ともいえる。高速性を得る代わりとなっているのはやはりアーマー値。一気に移動して攻撃し、敵の攻撃をうまくやり過ごす運用ができるかどうか、いろいろ試行錯誤が楽しめそうな機体といえそうだ。


(C)創通・サンライズ

(2010年 8月 4日)

[Reported by 三番町第20小隊]