キービジュアル

　株式会社スクウェア・エニックスは、PSP用シミュレーションRPG「タクティクスオウガ 運命の輪」を発売する。発売日、価格ともに未定。

　「タクティクスオウガ 運命の輪」は、1995年にスーパーファミコン用ソフトとして発売された「タクティクスオウガ」を当時のオリジナルスタッフにより、「今の時代に『タクティクスオウガ』を開発＆プレイしたらこうなる」という考えのもと再構築した作品だ。

　ベースとなるストーリーや各章の構成は、オリジナル版の流れを継ぎながらも、従来のマルチストーリー/マルチエンディングシステムをさらに増強。キャラクターの心情や台詞、サイドストーリーなどが追加され、テキスト量は当時よりも格段に増えている。さらに、キャラクターの育成、新システムが追加されるなどシステム面も大幅に強化されている。

　また、物語の序盤から主人公の仲間になる「騎士ラヴィニス」など本作で初登場となる新たなキャラクターに加え、新クラスも追加されるようだ。

戦場で出会う敵兵の視点からも、語られなかった物語が紡がれる	新キャラ「ラヴィニス」も加わり、新たな展開が主人公を待ち受ける	バトルでの特定のキャラ同士の掛け合いも大幅に追加されている
キャラの行動順を視覚化。キャラにカーソルを合わせるだけで行動可能範囲がわかる	もしあの時、別の選択をしていたらという願いを叶えるシステムが登場？	デニムvsデニム!? 新たなシステムにより実現……？
さまざまなキャラが織り成す戦略性に富んだバトル	各キャラの行動もレスポンスが向上。快適な操作を実現	バトルフィールドで視点を変更可能。カメラを引いて、戦場を見渡すことができる

【プロローグ】
オベロ海に浮かぶヴァレリア島……。 古来より海洋貿易の中継地として栄えたこの島では その覇権を巡り、民族間での紛争が絶えなかった。 そうした永い戦いに終止符を打った男がいた。 後に覇王と呼ばれたドルガルアである。 ドルガルア王は民族間の対立を取り除くことに努め、 ヴァレリアは半世紀に渡り、栄えることとなる。 しかし王の死後、その後継を巡って貴族階級のバクラム人、 人口の大半を占めるガルガスタン人、少数民族のウォルスタ人の3民族が覇権を争い、 ヴァレリアは再び内乱状態に陥った。 バクラム陣営、ガルガスタン陣営が島を2分する形で 一旦沈静化したかに見えた内乱だが、 それがつかの間の静寂であることを知らぬ者はいなかった。 【ワールドマップ】 アルモリカ城 バンハムーバの神殿 ゲッコー砦 クァドリガ砦 ブリガンテス城

■ ラヴィニス・ロシリオン
　　人種：ウォルスタ人
　　年齢：23歳

「勘違いしないでね。私は貴方たちに期待しているのよ」

　新キャラクター。ウォルスタ陣営の指導者・ロンウェー公爵に仕える有能な女性騎士。公爵の抱えるアルモリカ騎士団の千人長の1人で、その実力は広く認められている。

　冷静沈着な指揮官として振る舞う一方、曲がったことが嫌いという頑固な一面も持っている。

■ デニム・パウエル
　　人種：ウォルスタ人
　　年齢：18歳

「僕は理想のためにその手を汚すことができるのか……？」

　港町ゴリアテが暗黒騎士団に襲撃された際、父・プランシーを連れ去られてしまう。以後、ウォルスタ解放軍の一員として、姉のカチュア、幼なじみのヴァイスと共にバクラム、ガルガスタン陣営に対してゲリラ活動を行なう。

　正義感が強く、また理想を叶えるための実行力を持つ。その一方で思慮深くもあり、戦う意味について思い悩むこともある。

■ カチュア・パウエル
　　人種：ウォルスタ人
　　年齢：19歳（闇竜の月15日生まれ）

「約束して。姉さんから離れないって。ね？」

　デニムの姉。ウォルスタ人。幼い頃に母親を亡くし、以来父と弟の3人で暮らしてきた。弟・デニムに過剰な愛情を注ぐ。

　神父でもある父の手ほどきで、プリーストとしての修行を積んでおり、弟のデニム、幼なじみのヴァイスらとともにゲリラ活動に参加する。しかし、それは理想のためというより、弟・デニムを失うのを恐れるがゆえである。

■ ヴァイス・ボゼッグ
　　人種：ウォルスタ人
　　年齢：18歳（神竜の月14日生まれ）

「戦いたくて戦ってるんじゃねぇや。犬死にしたくないだけだ、俺は」

　唯一の肉親であった父親を暗黒騎士団によって殺され、天涯孤独の身となる。

　ウォルスタ人が虐げられていることに強い反感を抱き、積極的にゲリラ活動に参加する。行動力に富み、デニムとはお互いを補い合える関係。

【スクリーンショット】

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※画面は開発中のものです。