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　システムソフト・アルファー株式会社は、iPhone/iPod touch用戦略シミュレーションゲーム「現代大戦略 for iPhone」の配信を2010年夏より開始する。価格は600円（追加シナリオ100円）。

　「現代大戦略 for iPhone」は、同社の代表作「大戦略」シリーズに現実の紛争情勢を表現したシナリオを追加し一触即発の世界情勢の“if”を描写する「現代大戦略」シリーズの最新作。本作では、プレーヤーの戦い方を取り入れることでCPUの思考ルーチンが強化され、思考時間も短縮されている。

　シナリオは、初期シナリオとして「アフガン・パキスタン共同戦」を収録。さらに、追加シナリオとして「No More Change」、「ASEAN抗争」、「獅子の咆哮を聞け」の3本が収められている。なお今後も、中国、台湾、日本を舞台にしたシナリオなどの配信が予定されている。

　本作に登場する兵器は、アメリカ軍の主力戦闘機「F-22A ラプター」やステルス戦略爆撃機「B-2A スピリット」など、合計で130種類以上となっている。これらの各種兵器での戦闘は、すべて3Dで描写される。

　また、敵施設を占領した際には、施設内の敵兵器を鹵獲することが可能となった。これにより、単純に敵兵器を破壊していくだけでなく、いかにして敵兵器を奪うか、奪った敵兵器をどのように使用するかといった戦略を立てるなど、新たな楽しみ方ができるようになっている。

　このほか、「現代大戦略」シリーズでお馴染みのシステムとして、シナリオクリアの時点で生存している部隊を保存できる機能「マイ部隊」や都市や建造物を画像で見られる「画像ラベル」などのシステムも搭載されている。

【スクリーンショット】