株式会社セガは、9月17日に発売予定のWii用ガンシューティング「ザ ハウス オブ ザ デッド：オーバーキル」の最新情報を公開した。本作の価格は通常版が5,040円、Wiiザッパー同梱版が6,279円。CEROレーティングはD（17歳以上対象）。

　「ザ ハウス オブ ザ デッド：オーバーキル」は、ゾンビやミュータントを相手に銃を駆使して戦うホラーガンシューティングゲーム「ザ ハウス オブ ザ デッド」シリーズの最新作。1996年に1作目が登場し、その後人気を重ねシリーズ化、Wiiでは2008年3月に「ザ ハウス オブ ザ デッド 2&3 リターン」が発売されている。

　本作は、1作目となる「ザ ハウス オブ ザ デッド」の8年前の世界を描いたもので、全編を通してホラー映画テイストで描写される。シリーズの根源となる恐怖の過去が、演出面の過激度も強化された本作で遂に明かされる。

　公開された情報は、主要登場人物3キャラクターや敵の攻撃をかわす「視点移動」や絡まれた敵をふりほどく「振りほどきアクション」など。そのほかにも、武器の強化や購入といった要素が加えられている。またゲーム中は2種類の武器を装備することができ、状況に応じて切り替えることも可能だという。

　武器は各ステージの成績や条件に応じて獲得した賞金を使用することで、その賞金をもとに新たな武器の購入や強化が可能となっている。強化できる項目には、射撃した瞬間に銃が跳ね上がるのを抑え、弾が狙った場所へ飛んでいきやすくなる「RECOIL」、短い時間でより多くの弾を発射できるようになる「FIRE RATE」、装弾数を増やす「CLIP SIZE」、銃の威力を上げる「DAMAGE」、リロード時間を短縮する「RELOAD」などがあり、それぞれを強化することで難解なステージもクリアできるようになるという。

■ エージェント『G』

　政府機関AMSのエージェント。学術研究の分野ではトップの成績を収め続け、ありあまる自信を持つGだが、現場での経験を積むのはこれからという段階だ。つい最近まで研究生だったが、エージェントに昇格し、超常現象を調査するためにバイユー市へ派遣された。

■ ワシントン刑事

　バイユー市警殺人課に勤める、一匹狼の刑事。無作法で口は汚いが、身だしなみにはこだわりを持つプレイボーイ。自分と同じ警察官だった父の変死に、農園主のパパ・シーザーが深く関わっているとにらんでおり、長いあいだパパ・シーザーの身辺を探っていた。

■ ヴァーラ

　うらぶれた酒場でダンサーとして働いている。言葉遣いは乱暴だが強い意志を持っており、弟思い。幼い頃に両親を亡くし、弟のジャスパーと2人で生きてきたヴァーラは、弟の輝かしい学歴と対照的に、社会の裏で生きてきた。弟が「不慮の事故」に遭い、パパ・シーザーの農園で働き出した今は、弟の世話をするかたわら、広大な農園の隅に位置する酒場で働いている。ヴァーラは、なぜシーザーが弟を必要とするのはわからないが、何か犯罪が絡んでいることにうすうす気がついている。

■ 新アクション

【視点移動】
ゲームをプレイ中、画面の端に照準を移動させることで、カメラがその方向に回転し、その方向を向くことができる機能。敵を視界から外すことで、攻撃を回避できる

【振りほどきアクション】

敵につかまれたときに、振りほどくためのアクション。Wiiリモコンを左右に振ることで、画面下側に表示されるゲージが貯まっていき、ゲージがいっぱいまで振り切ると、敵キャラを振りほどき、銃で殴って倒すことができる。2人プレイ時につかまれた場合は、ゲージが個別に表示され、対処できなかったプレーヤーがダメージを受ける。ただし、2人のうちいずれかが振り切ほどけば、敵キャラを倒すことが可能

■ 武器購入・強化

【マグナム（初期装備）】
威力は弱いが、集弾率は高い

【ショットガン】

散弾銃。装弾数が少なく、リロードにも時間がかかるが着弾する範囲が広い為、ミスショットになりにくい

【サブマシンガン】

小型のマシンガン。1発の弾の威力は弱いが、連射性能が高い

【ミニゲーム「MONEY SHOT II」】
カーニバルの射的ゲーム。標的の種類には「赤」（通常）、「青」（高得点）、「爆弾」（得点ペナルティー）があり、これらを打ち抜いて得点を競う。制限時間などはなく、最大4人までの同時プレーが可能

■ アイテム

【アドレナリン】
取ると、一定時間時間の流れが遅くなり、正確な射撃が可能になる

【手榴弾】
敵の群れを吹き飛ばしたり、ボスに食らわせれば大ダメージを与えられる。最大3つまで保持可能

【その他】
救急セット（体力が2ポイント回復）/ゴールドブレイン（2000点の得点ボーナス）

【ステージ1：スクリーンショット】

【ステージ2：スクリーンショット】