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日本マイクロソフト、「Minecraft:Education Editionベータプログラム」を実施

全世界30か国で選定された100校以上の学校で実施。日本も初参加

5月24日 公表

 日本マイクロソフトは、5月より「Minecraft: Education Edition ベータプログラム」を日本において開始すると共に、その国内の第1号校として、東京都渋谷区立広尾中学校が参加し、実証授業を実施していることを発表した。

 「Minecraft: Education Edition」は、オープンワールドゲーム「Minecraft」の教育版で、その製品開発におけるユーザーフィードバックを目的に、5月から全世界30か国で選定された100校以上の学校で「Minecraft: Education Edition ベータプログラム」を実施している。

 6月初旬からは、教育関係者が誰でも利用でき、また無料でダウンロードできる「Minecraft: Education Edition アーリーアクセスプログラム」の提供を、日本を含む全世界でも開始する予定になっている。

【「Minecraft: Education Edition」の機能】

・生徒個人にIDを割り当て、安全なログインと学習活動記録の管理ができる。また教師は、生徒の活動を把握することができる。

・Minecraft内での学習記録を取得するためのカメラと、それらの記録を管理するポートフォリオ作成の機能。

・学習に不要なモンスターなどを無効に設定するモードにより、生徒が集中して課題に取り組むことを可能にする授業運用支援機能。

・学習の際の情報共有や課題提示、Minecraft内で学習エリアを指定する為のブロックなど、授業をスムーズに行うための機能。

・マルチプレイが強化され、サーバーを構築する必要なく、最大30人の生徒が共同学習を行うことができる。

・初めてMinecraftを利用する教師向けのチュートリアル

(クラフル)