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「ミニ四駆 ジャパンカップ 2016」の新コース発表!

過酷な山越え「ジ・アルプス」、170cmの「バーティカルチェンジャー」

4月21日発表

 タミヤは、タミヤ プラモデルファクトリー 新橋店にて4月21日、「ミニ四駆メディアミーティング」を開催し、「ミニ四駆 ジャパンカップ 2016」で使用される新コース「ウルトラ バーニング サーキット2016」の情報を公開した。

【ウルトラ バーニング サーキット2016】
発表された「ウルトラ バーニング サーキット2016」。難関たっぷりのコースだ
司会はおなじみのMCガッツ氏
「ミニ四駆 ジャパンカップ 2016」へのエントリーは、スマートフォンアプリ「タミヤパスポート」で行なう

 「ミニ四駆 ジャパンカップ 2016」ではこれまで同様5周でのレースを繰り広げていく。「ウルトラ バーニング サーキット2016」は昨年以上の難コースとなる。特に「ジ・アルプス」と、「バーティカルチェンジャー」という2つのポイントが鍵となる。「ジ・アルプス」は高さ47cmの高さまで車体を持ち上げる“アイガースロープ”から数メートル水平に走った後、段差の設けられた“アイガーステップ”へ繋がる。スロープを駆け上がるパワー、段差のあるステップを安定して通過する車体バランスが求められる。

 そして「バーティカルチェンジャー」はコースを変更する際のチェンジャーで、5周の間1回しか通過しないのだが、今回は高さ170cmまで車体が駆け上がる形となっている。駆け上がるにはパワーが必要で、登り切るとかなりの急斜面を降りるので猛スピードとなり、車体の安定性も著しく低下する。そしてこの先には車体が大きく左右に振れる連続S字コーナー「トリプルエス」が待っているのだ。

 難関はこれだけではない。車体を大きく傾けるバンクが右からすぐに左へと繋がる「グラインドバンク45」、らくだのこぶのような2つの起伏「ダブルドラゴン」、車体を180度ターンさせる「ニューエラターン」などもあり、車体を左右、上下に揺さぶっていく。この難コースを選手達はどう攻略するだろうか?

 「ミニ四駆 ジャパンカップ 2016」は、6月19日の東京大会を皮切りに、北海道から熊本まで全国の会場で開催される。決着は10月の「チャンピオン決定戦」でつけることとなる。熱心な選手達は複数の会場でエントリーし走りに磨きをかけていく。今年も激戦必至である。

 今大会の最大の特徴はエントリー方法の変更である。これまでは会場で受付を行なっていたのだが、「ミニ四駆 ジャパンカップ 2016」からはスマートフォンアプリ「タミヤパスポート」で行なうこととなった。参戦希望者が多い場合は抽選となるが、抽選結果もアプリを通じて告知される。アプリではイベント情報や、チームなどのグループ申し込みも可能となっている。

 もしスマホを持っていないためにエントリーができないという人のために、PCの申し込みページも準備される。また、ファミリーコース、ジュニアコースは従来同様会場で申し込みを受け付けている。アプリの配布と受付は5月6日から開始予定だ。

 「ミニ四駆 ジャパンカップ」は2012年に12年ぶりに復活を遂げたが、それから毎年人気は高まり続けている。親子、チームでの参加も増え、幅広い年齢層のユーザーが自分の思いを込めたマシンを持ち寄り、かなり高度な戦いを繰り広げている。「ウルトラ バーニング サーキット2016」はかなりの難コースという印象を受けた。選手達がどのように攻略していくか、今年も注目していきたい。

【ミニ四駆 ジャパンカップ 2016】
車体が激しく上下する「ジ・アルプス」
170cmの高さまで一気に駆け上がる、「バーティカルチェンジャー」
様々な難関が待ち受けている
会場限定商品や、新製品も準備されている。詳細は今後発表される

(勝田哲也)