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「AnimeJapan 2016」開幕! PlayStation VRをはじめ、VR体験ブースもちらほら

「ダンガンロンパ」の新作アニメなども発表

3月26日〜27日 開催

会場:東京ビッグサイト 東展示会場1〜6ホール

 アニメ関連のコンテンツを集めた展示会「AnimeJapan 2016」が東京ビッグサイトで開幕した。3月26日、27日の2日間開催される。

 「AnimeJapan」は展示会であると同時にそれぞれのブースでグッズなどの即売も行なわれているため、会場内はどこもかしこもかなりの混雑ぶり。ゲームのように試遊待ちの列はないが、購入待機列が会場の外に伸びていることもざらで、目当てのものがある人は早めに来場すると良いだろう。

 そんな中、アニメと密接な関係に或るゲーム関連の展示もいくつか見られた。特にVR関連の出展もあったので、ここにお伝えする。

PlayStation VRに長蛇の列!

大人気のPlayStation VRのブース

 今回、ソニーグループはソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)をはじめ、ソニー(加藤恵Project)、アニプレックスなど多方面で展開している。そんな中でも目を引くのが、PlayStation VRブースだ。試遊のためには整理券が必要だが、10時と12時に配布された整理券には長蛇の列が出来上がり、配布開始40分前にはなくなってしまう人気ぶり。

 PSVRのハードは最新バージョンで、ほぼ製品版となる。出展されているのは「サイバー ダンガンロンパVR 学級裁判」、「体感合体『アクエリオン・EVOL』」、「SEGA feat. HATSUNEMIKU Project VR Tech DEMO」、「The Deep(仮)」、「THE PLAYROOM VR」の5タイトル。整理券をもらうときにタイトルを指定するため、人気タイトルから整理券はなくなっていく。実際見ていたところ「AnimeJapan」という場所柄か「ダンガンロンパVR」や「アクエリオン・EVOL」あたりの人気が高いようだ。「アクエリオン・EVOL」のようにコンテンツの内容が進化しているタイトルもあるようなので、以前体験したことのある人も再度チェックしてみると良いだろう。

 また、ゲームショウとの違いは、よりコンテンツに重きを置く来場者が多いようで、「VRを体験しよう」という人よりも「このタイトルが遊びたい!」と望んでくる人が多いようで、より純粋にコンテンツを楽しもうとしている人が多い印象だ。

 とにかく、会場直後にもかかわらず、整理券の配布列最後尾には「お並びいただけません」のプラカードが並んでしまう状態だ。たった10台しかないPlayStation VR……それでも8台しかなかった「東京ゲームショウ2016」よりは台数は増えているのだが……を体験したい人は早めにブースに行って並んだ方が良いだろう。

「AnimeJapan」という会場の特性上、「ダンガンロンパVR」や「アクエリオン・EVOL」といたタイトルの人気が高い印象を受けた
プレイするともらえるカード。PlayStation VRを体験したという証明書のようなものだが、後々持っていると良いことがあるかも?

「加藤恵Project」ってなに? ソニーが仕掛ける最新テクノロジーでアニメの楽しみ方が変わる?

 PlayStation VRのブースの横に「加藤恵Project」というブースが設置されている。メーカー名もなにも書かれていないこのブース。並んだディスプレイには女子高生の女の子「加藤恵」が映し出されている。どうもコミュニケーションが取れるようなのだが……?

 これ、実はソニーのブースで、「最新技術を使ってアニメをもっと楽しめないか?」という実験的なプロジェクトになっている。ディスプレイに映し出されているアプリはスマートフォン用アプリとして現在開発中の「めざましマネージャー加藤恵 PROTOTYPE」で、ボイス入力などによりコミュニケーションを取ることができる。今回展示されているバージョンでは、ブラビアのテレビのリモコンに用意されているマイクでボイス入力を行ないコミュニケーションを取ることができる。

 開発担当者によれば、ゲーム的なコンテンツを盛り込むことも可能だという。実際テレビにこういったコミュニケーションアプリが搭載され、番組表から選ぶという現在のスタイルではなく、会話するように番組をオススメしてくれたらどうだろう。朝になれば「ふぁ〜あ、おはよう。ニュース番組やってるよ!」と言ってくれたとしたら? しかし、深夜に帰ってきて「早く寝たら……」とか言われたらテレビ局側は困ってしまうかもしれないが。

 会場ではこれだけでなく、小型プロジェクタを使ってその場でいるかのように表示させる技術や、プロジェクションマッピングなどを利用したTech DEMOも行なわれている。ちょっと面白い試みが詰まっているので、立ち寄ってみると良いだろう。

ある意味謎のブース「加藤恵Project」。実はソニーによる実験的なプロジェクト。加藤恵とコミュニケーションを取ることができる
加藤恵との設定が書かれたポップ
ブラビアの標準のリモコンを使ってコミュニケーションを取ることが出来る

「東映アニメーション」ブースなどではOculus Riftが体験可能

 2つのブースでOculus RiftによるVRコンテンツが出展されていた。

 1つは「東映アニメーション」ブース。映画「ポッピンQ」のコーナーにはOculus RiftによるVRコンテンツが出展されている。内容は女の子が中央で踊っているのをOculus Riftで見るというもの。ハンモックに座ってヘッドセットを被ると、画面の中の“自分”もハンモックに座っている。コントローラーのレバーで操作すれば移動も可能。女の子の裏側に回り込んだり、いろんな位置から踊る女の子を鑑賞できる。ここで使用されているデータは、実際のデータを使用したいわば「本人」が出演している。

 もう1つは、日本工学院・東京工科大学のブース。こちらのコンテンツもCGで制作された3人のアイドルの女の子がステージ上で踊っているのを間近で鑑賞できる。こちらは移動はできないが、Oculus Riftのヘッドセットを被るとその場にいるかのような臨場感を味わえ、アイドルのステージに登っているかのような不思議な気持ちになる。

この冬公開予定の「映画『ポッピンQ』」のデータを使用したVRコンテンツが楽しめる。
©東映アニメーション/「ポッピンQ」Partners 2016
日本工学院・東京工科大学のブースに展示されている「アイドルサポーター」。Oculus Riftを使って間近でアイドルのダンスを楽しめる

 このほかにも各スマートフォンゲームメーカーなどが出展している。1度覗いてみるyと良いだろう

【その他出展社】
ytvのブースでは、「逆転裁判」のアニメの貴重な絵コンテや声優陣のサインなどが出展されている
NBCユニバーサル・エンターテイメントのブースではアニメ「ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園」の新作となる「未来編」が7月から放送開始となることが発表された。さらに「絶望編」の制作も決定!
XFLAGのブースでは「モンスト」のグッズなどの販売も行なわれている
sprite/fairysブースでは「蒼の彼方のフォーリズム」のグッズ販売が行なわれている
「フェイト/グランドオーダー」のブースでは、同作をプレイ可能だが、こちらもかなりの長蛇の列
セガゲームスのブースでは「チュウニズム」をプレイ可能。ただしブースの都合上、列に並べるのは5人まで!

(船津稔)