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盲目女性の一人称暗闇ホラー「Perception」に要注目!

“音”を頼りに廃屋敷を探索。緊張が途切れない怖い怖い体験

3月14日〜18日開催



会場:San Francisco Moscone Convention Center

 「ID@Xbox」のショウケースでプレイできたタイトルとして、「The Turing Test」、「EVERSPACE」とお送りしてきたが、最後にもう1つ、筆者が個人的に気になるタイトルとして「Perception」をご紹介したい。

 「Perception」は、若い盲目の女性Cassieを主人公とした一人称視点のホラーアドベンチャー。プレーヤーはCassieとなって廃屋敷を探索し、その優れた聴覚と鋭い機転で屋敷に潜む謎を解き明かしていく。

【Perception Trailer】

ゲーム画面はCassieの「知覚」を表わしたもの。すべては「音」が頼り
あ、あれ……ドアの外に……なんかいるような……

 本作の特徴は、ゲーム画面がCassieの感じる「知覚(Perception)」を表現したものになっているところにある。

 画面は、何もしなければ非常に暗く、ほとんど何も見えない。ただし、Cassieは音を聞くことでその周りにある空間を把握できるので、自分で音を立てることで少しずつ周囲を確認しながら歩みを進めることができる。

 屋敷の中では、音をコツコツ立てながら何があるのかを探っていくことになるのだが、はっきり言ってこれが怖い。空間を把握できるといってもすべてを見通せるわけではないし、音が静まればまた闇が襲ってくる。

 何より屋敷には時折男のうめき声のような音が響き渡るなど、異様な雰囲気が漂っており、死角から突然物音が上がる演出もある。何が潜んでいるのかわからない、怖い怖いお化け屋敷に放り込まれたような体験であり、プレイ中は緊張の糸が切れることはなかった。

 それでも前へ進み、恐怖に晒されながら何があり、何が潜んでいるのかを見ていくのだが、屋敷の中にはラジオがあったり、水滴の落ちる台所があったり、隙間風の入る窓があったり、音を立てるオブジェクトがかなりある。

 ホラー状況下での水滴音は不安を煽るだけだが、本作ではその音によって台所周辺の状況が確認できるので、ちょっとだけ安心したりする。本作ではとにかく「音」が何より大事なので、こうした仕掛けも面白いポイントだ。

 なお本作だが、「バイオショック」、「バイオショック インフィニット」、「Dead Space」に関わった開発者で制作チームが構成されているという。その点では、ホラー的なストーリーテリングには慣れており、Cassieがどのような運命を辿るのか非常に興味深い。本作は今年中の発売を念頭に置き、Windowsを中心としてXbox One、プレイステーション 4にも展開予定。日本語ローカライズも予定しているということで、そちらも期待大で待つことにしたい。

(安田俊亮)