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Valve、Steam VR用パフォーマンステストプログラムを公開
さっそくGTX 980からオンボードまで5つの環境で緊急チェック! 結果やいかに!?
(2016/2/23 15:09)
Valveは米国時間の2月22日、PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」において、Valve独自のVRシステム「Steam VR」が、自身の環境で動作するかどうか確認できるパフォーマンステストプログラム「SteamVR Performance Test」の配信を開始した。ダウンロードサイズは4.7GBで、ダウンロード、利用は無料。
「SteamVR Performance Test」は、HTC Viveのデモでも使われている「Aperture Science VR Demo」をモニター上で2分間動作させ、現在使用しているPCのレンダリングパワーを計測してくれるというもの。VRシステムそのものは不要で、ウィンドウ表示でチェックができる。
データ計測後は結果が出力され、PCがSteam VRの推奨環境を満たしているかどうか、90fpsで描画できるかどうかが確認できる。スペックが足りない場合は、どこに問題があるのかをアドバイスしてくれる。
ベンチマークプログラムの要求スペックは以下の通り。Steam VRを採用したVRシステム「HTC Vive」が求めるスペックと同等となっている。つまり、これ以下のスペックで計測しても意味がない、というわけだ。
【SteamVR Performance Test必要スペック】
CPU:Intel Core i5-4590 / AMD FX 8350 equivalent or greater
メモリ:4GB RAM
GPU:NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290 equivalent or greater
早速5つの環境で検証してみたところ、VRレディが出たのはGeForce GTX 980と970のみで、GeForce GTX 980Mと970Mというノート環境は「VR可能」どまりで、オンボード環境では見事に「VR使用不可」の判定となった。参考にしてみてもらいたい。