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「スーパーロボット大戦」シリーズの開発元ウィンキーソフトが倒産

2月18日発表

開発した最後の作品となった「バンパイアカフェ」

 ウィンキーソフトは、2月5日に大阪地裁より破産手続きを受けていたことが明らかになった。負債総額は2億5,000万円。

 ウィンキーソフトは、1983年に創業し、大阪吹田市に拠点を置くゲームデベロッパーで、代表作は「スーパーロボット大戦」シリーズ、「聖霊機ライブレード」、「ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス」など。

 1991年にリリースした「スーパーロボット大戦」が大ヒットし、2014年8月にリリースした「スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END」まで開発を担当。同社の屋台骨を支えるタイトルとなった。

 しかし、2014年に「スーパーロボット大戦」シリーズの開発を離れてからはヒット作に恵まれず、スマートフォン向けに「バンパイアカフェ」や「RUSH MONEY」などをリリースしたものの業績改善には到らず資金繰りが悪化。2015年11月の事業停止に続いて今回の措置となった。

(中村聖司)