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Microsoft、「Minecraft: Education Edition」を正式発表
「MinecraftEDU」を買収。最大40人で「Minecraft」学習が可能に
(2016/1/20 12:59)
米Microsoftは米国時間の1月19日、学校教育に特化した「Minecraft」となる「Minecraft: Education Edition」を正式発表した。提供開始は2016年夏を予定。ビジネスモデルは、長期契約によるボリュームライセンス。日本での展開は未定。
「Minecraft: Education Edition」は、今やあらゆるゲームプラットフォームに展開され世界的な人気ゲームに成長した「Minecraft」を使って授業を行なう子供向けの教育プログラム。今回、2011年より同様の取り組み「MinecraftEDU」を行なっていたTeacherGamingを買収し、「MinecraftEDU」をベースに、「Minecraft: Education Edition」が開発されることが発表された。
「Minecraft: Education Edition」は、専用バージョンの「Minecraft」を通じて国語、数学、物理、歴史などあらゆる科目の学習が可能で、正式リリース時には「Minecraft: Education Edition」を組み込んだ授業プログラムも提供予定。
ゲームの仕様は、教師や学生が使いやすいようにカスタマイズされ、サーバー上で個人が識別できるように写真や修業科目の登録などが可能で、学校独自のMODも適用できる。マルチプレイは最大40人による同時プレイに対応するほか、学校内のローカルネットワークに限定することなども可能となる。
なお、「MinecraftEDU」利用者に対しては、今後も継続して「MinecraftEDU」が利用できることに加え、初年度は無料で「Minecraft: Education Edition」が提供される。