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「Mad Catz ファイティングストア」オープニングイベントに所属プロゲーマーが集結!
ウメハラ選手「マッドキャッツが大きな仕事をしたんだなと(笑)」
(2015/11/19 20:48)
米Mad Catzの日本法人マッドキャッツは11月19日、同社のゲーミングデバイスを一堂に集めたアンテナショップ「Mad Catz ファイティングストア」を、東京秋葉原のソフマップ秋葉原本館4Fにオープンした。オープン初日は、Mad Catz所属のプロゲーマーを集めたオープン記念イベントも開催された。さっそくオープン初日の模様をお届けしたい。
「Mad Catz ファイティングストア」は、Mad Catzが取り扱う「Mad Catz」、「TRITTON」、「Saitek」、そしてコラボレーションパートナーのAK Racing、AMD Radeonなどのデバイスが体験でき、その場で購入できるスペース。奇しくも隣には、8月7日にロジクールがオープンした同様のコンセプトの旗艦店「ロジクールGアリーナ」があり、ライバルメーカー同士のゲーミングデバイスを触り比べながらお気に入りのデバイスを買うことができるというPCゲーマーには極上の空間となっている。
ショップに足を運んで貰えるように、フルカスタマイズ可能なハイエンドゲーミングマウス「R.A.T PRO X PIXART 9800」や、ミッドレンジモデル「R.A.T PRO S」、ノイズキャンセリング機能を備えたゲーミングヘッドセット「F.R.E.Q.9」、スマホ/タブレット向けのモバイルハイブリッドコントローラー「L.Y.N.X9」などは、店頭のみで限定数量先行発売を行なう。
また、「Mad Catz ファイティングストア」というネーミングからも察せられるように、PCデバイスのみならず、先月発表され、12月3日に発売される、最新アーケードスティック「ストリートファイターV アーケードファイトスティック トーナメント エディション 2 春麗」の実機もいち早く展示し、今回は店頭予約した方に三和電子特製Mad Catzロゴボタンをプレゼントしていた。
オープニングイベントでは、ウメハラ選手、ときど選手、マゴ選手のMad Catz所属プロゲーマーが顔を揃え、サイン&握手&記念撮影会を実施した。プロゲーマー達のサインを求めて、オープン30分前からゲームファンが集まり始め、イベントスタート時には100名以上が詰めかけた。
イベントは、マッドキャッツ代表取締役社長の松浦武敏氏の挨拶にはじまり、松浦氏の紹介を受けて3選手が登場した。練習量の豊富さで知られるマゴ選手は、「これまで手に入りにくかったようなゲーミングデバイスが、手に入り安くなります。ここで色々揃えて下さい」と挨拶すると、東大出身プロゲーマーのときど選手は、「ソフマップにこんなMad Catz専用ストアができるということで、来て見てびっくりしました。海外に行くんですけど、アメリカにもこういう店は見たことがなくて、日本でこういうことができるなんて社長さん(松浦氏)頑張ったんだなと(笑)。それも皆さんのおかげなので、ご支援ありがとうございます」とやや内向きの挨拶。
トリを飾ったウメハラ選手は、Mad Catz所属最古参のプロゲーマーとして「プロゲーマーになって6年目ぐらいなんですけど、この間、自分自身の変化は結構あったんですけど、スポンサーのマッドキャッツの変化というのは、製品は別にして、目に見えた成長というか変化というのはなかなか見られなかったんですけど、個人的には嬉しいですね。マッドキャッツが大きな仕事をしたんだなと(笑)。皆さん今日はありがとうございます」と、ウメハラ選手らしいセリフでオープンを祝福した。
続いてMad Catz本社から来日した“MarkMan”の愛称で知られるMark Julio氏が挨拶。Julio氏は、「Mad Catzファイティングストアのオープニングに来ることができて嬉しい。このショップを通じて日本のゲームファンと良い関係を作っていけることに興奮しているし、プロゲーマーともっと会える機会が増えればと願っている」とコメントし、このショップを起点に、Mad Catzの存在感を日本で高めていくことに期待を寄せた。
松浦氏は、3選手が出場する12月6日から開催される「ウルトラストリートファイター4」の世界大会「カプコンプロツアー2015」の決勝大会「カプコンカップファイナルズ 2015」に話を向け、3選手にそれぞれ意気込みを聞いた。
最初にマイクを握ったウメハラ氏は、「抱負ですか?(笑)。もちろん勝ちたいです。自分が勝つのが1番なんですけど、一緒に練習しているMad Catzのメンバーの中から優勝者が出ればいいなと思っています」と珍しく真面目に答えると、ときど選手は「1日のトーナメントということで運も絡んでくるとは思いますが、この大会のために準備もしましたし、仲間と一緒に練習できたことで成長できた部分もあるので、仲間もしっかり応援しつつ、僕の成長した姿を見せたいなと思っています」とキッチリ抱負を語り、最後にマゴ選手は「カプコンカップが昨年発表されて、1年掛けて予選を行ない、僕らも参加してきたので、優勝に向かって練習してきたので、何かしら結果が欲しいです。僕を含めたMad Catz3人の応援をよろしくお願いします」と綺麗にまとめた。
松浦氏によれば、今後「Mad Catz ファイティングストア」で、色々仕掛けていきたいということなので、プロゲーマーイベントの開催を期待したいところだ。