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どこまでもかわいいMMO“J”RPG「アルケミアストーリー」発表
「YOME」システム誕生! キャラメイクも可能でプレーヤーをとことんサポート
(2015/9/19 18:17)
アソビモはTGS 2015において、Android/iOS用MMORPGの最新タイトル「アルケミアストーリー」と「セブンソードセカンド」を発表した。
「アルケミアストーリー」は、錬金術と魔法の世界で展開する、シナリオ主体で進む初心者向けMMOJRPGで、「セブンソードセカンド」は、対立する3国のいずれかに所属し、50対50の大規模PvPをプレイするMMORPGとなる。本稿ではこのうち、「アルケミアストーリー」についてご紹介する。
味方も敵も「活き活き」とした世界。必ずハッピーエンドのファンタジー世界
「アルケミアストーリー」の発表に登壇したのは、本作プロデューサーの井上健介氏。「アルケミアストーリー」のジャンルがMMO“J”RPGとなっているのは、昔ながらの日本式RPG、いわゆるJRPGの要素をMMORPGに持ち込んだことによる。
ストーリーは「王道そのもの」で、必ずハッピーエンドを迎え、エンディングも用意されている。エンディングのその後も世界の日常が続いていくようなイメージで、その中でまた冒険がスタートするような仕掛けが用意されている。プレイは1回につき最低5分から可能であり、複雑なものは極力カットしているという、MMORPG初心者に対する親切な設計が意識されているようだ。
ビジュアルはアニメ的な表現となっていてかわいらしく、ファンタジックな世界が広がっていることがスクリーンショットなどから伝わってくる。興味深いのは3Dモデルで作成されたキャラクターのアニメーションで、仕草や表情が多彩に変化するようになっている。これによってキャラクターが活き活きとしており、特にストーリーシーンの掛け合いにおいて効果を発揮するようだ。
「活き活き」というコンセプトは他の要素でも実践されていて、例えば影は、キャラクターにあわせた形になっている。夕日が窓から差し込んでいるシーンでは足から床へ影がにゅっと伸びており、段差に対しても形があわせて表現される。
また登場する敵にも個性があって、同じ種類の敵でもファッションが違ったり、大きさが違ったりしている。戦闘スタイルにおいても攻撃が得意だったりサポートが得意だったりとバラバラで、モンスターたちなりの「絆」が存在するのだという。なお敵はプレーヤーに対する視線も制御されており、背の低いキャラクターならプレーヤーを見上げ、大きいキャラクターならプレーヤーを見下ろす感じになり、存在感がより増しているそうだ。
さらに特徴的なシステムとして、井上氏は「YOME」システムを紹介した。「YOME」とはつまり「嫁」のことで、これはプレーヤーの冒険を最初からサポートしてくれるパートナーとなる。パートナーはシナリオ上に登場するだけでなく、ゲームのガイド役にもなるし、戦闘を助けてくれる、アイテムを合成してくれると、あらゆる形でプレーヤーをサポートしてくれる。
本作には体型や髪型などをブレンドシェイプによって自由にカスタマイズするキャラクターメイク機能が搭載されているが、これはプレーヤーキャラクターだけでなく、「YOME」に対しても自由な設定が可能となっている。プレーヤーと「YOME」を女同士、男同士にすることももちろんできる。本作はMMORPGではあるが、「YOME」がいることでソロプレイでも最後まで遊べるという。
なおキャラクターメイクについては、設定項目に「年齢」というものがある。これは同じ「背が高い」であっても、子供と大人では「骨格が異なる」ため、その違いにも気を遣った井上氏のこだわりだそうだ。
本作のサービス開始は、2016年を予定している。井上氏からはこれに先立って、声優オーディションの開催が発表された。オーディションではパートナー役の男女2名を選出予定で、最終審査に通過すれば全員が本作に出演できるという。詳細は公式サイトを参照にしていただきたい。応募締め切りは2016年1月31日必着となっている。