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「TERA」、中川Pも蹴られた! 新クラス「Fighter」登場を発表

4周年記念感謝祭イベントを開催。年内アップデート情報を公開

8月23日 開催

場所:恵比寿イーストギャラリー

 ゲームオンは、Windows用MMORPG「TERA :The Exiled Realm of Arborea」(TERA)の4周年の感謝祭イベントを8月23日に開催した。場所は東京の恵比寿イーストギャラリー。

 本イベントは「TERA」のサービス開始4周年を記念して開催されたイベントで、会場を貸し切っての立食パーティー形式で行なわれた。会場では飲み物や食べ物がバイキング形式で振る舞われ、参加者が自由に交流できるようになっていた。また公式生放送「テラライブ」の特番も会場内で実施され、年内のアップデート情報などが発表された。

【登壇者】
左から、ゲームオン「TERA」日本運営プロデューサーの中川敬順氏、MCの山下まみさん、ゲストの荒木奈々さん
【会場の様子】
200人ほどが招待された会場で、立食パーティー形式でイベントを開催。場内は常に混み合っていたが、ユーザー同士の交流も活発に行われている様子だった

新クラス「Fighter」登場で中川氏にキック炸裂!

 下半期の目玉となるのは、11番目の新クラス「Fighter」の登場。「TERA」日本運営プロデューサーの中川敬順氏は、「言葉で説明するよりも実際に見てくれた方が良いと思い……」と発言。PVでも流されるのかなと来場者に思わせておいて、「今回は新クラス『Fighter』さんに来ていただいております!」と話を発展させた。

 筆者を含む来場者の頭には「?」が浮かんだのだが、実際に呼び込まれたのは「Fighter」の格好をした、シュートボクシング/シーザージム所属「WORLD.S-cup 2014世界王者」のRENA選手。RENA選手はリアル「Fighter」であり、新クラスが「綺麗で強い」という特徴があることから今回呼ばれたという。

 中川氏は「では『Fighter』の性能を確かめましょう」と言い、両手にミットを嵌めて攻撃を受けることに。RENA選手は凄みのあるパンチの連打を見せると、鋭いローキックを中川氏の大腿部分(ノーガード)へと決める。ドスッという結構鈍い音が響くと共に消沈する中川氏(ちょっと嬉しそう)。会場でも写真を撮る人続出で、「綺麗で強い」を体を張って伝える中川氏であった。

 ただ残念ながら、「Fighter」の会場での紹介はここまで。ちなみに詳しい紹介は、9月放送予定の「テラライブ」で行なわれる予定。

【「Fighter」に蹴られる中川氏】
シュートボクシング/シーザージム所属のRENA選手。8月21日に「SHOOT BOXING Girls S-cup 2015」でチャンピオンになったばかり
中川氏はこの企画を聞いた時、「これハンゲ太郎の役割じゃないの?」と思ったそうだが、蹴られて「嬉しそうでしたよ?」と問われると「ふふふふ」と回答。実際嫌ではなかったようだ

新ダンジョン

 新ダンジョンには、(下級/上級)「ケリーヴァンの突撃船」、(呪われた)「バーンスタインの幽霊島」が登場する。

 「ケリーヴァンの突撃船」は韓国では10人レイドのダンジョンとして実装されているが、日本では5人用ダンジョンとして調整されて登場することとなる。これは「Fighter」が盾職であり、10人用だと活躍する機会が減ってしまうことが考えられるため、日本独自の仕様となるそうだ。

 また最上級難易度となる(呪われた)「バーンスタインの幽霊島」は、実装後の反応を見て調整する用意もあるが、最初は「挑戦することを躊躇するくらい、本当に難しい」状態で登場するという。

新チュートリアルエリア「ティアラニア」

 新チュートリアルエリアの「ティアラニア」が登場する。これは新しくキャラクター作成を行なってゲームをスタートした時に、「黎明の島」に代わって降り立つこととなるエリアで、レベル11になることで「ベリカ」へと移動する。

 これにより「黎明の島」の役割がそのまま「ティアラニア」に引き継がれることとなるが、「ティアラニア」ではシナリオ等が整理されており、より初心者に親しみやすいものへと改善されているという。なお「ティアラニア」では声優の若本規夫さんがボイスを担当するNPC「サマエル」が復活しており、このエリアのために新しく声を収録している。

その他アップデート

 このほか、システム改善&利便性強化として、装備の封印と解印をウィンドウを閉じないままできるようになる「名品化・オプション改善」と、ターゲットを取られた時のサークル表示の拡大、下級のダンジョンにおいてボスの攻撃範囲が表示されるようになる「バトル視認性改善」、そして戦場ガイドの追加が実施される。

 実装の順序としては、新チュートリアルエリア「ティアラニア」の実装を9月に予定し、その後「Fighter」と新ダンジョンの追加を「できるだけ早い段階で」実施したいとした。

【開発元Blueholeスタッフへ直接Q&A】
会場では、Bluehole海外事業室長のチェ・ヨンウク氏(左)と日本事業チーム チーム長のイ・ヒス氏(右)への質問コーナーも設けられた。事前のアンケートから要望が多かったものが今回は採用され、「マッチング時、どの職業が何人不足しているかを表示できないか」、「浴衣のアバターがほしい」といったものが質問された。マッチングについては検討中、アバターについては足元まである服装はシステム的にできないということだったが、全体として前向きに考えるという回答が多かった

(安田俊亮)