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コーエーテクモゲームス「DEAD OR ALIVE FESTIVAL」を開催
「Red Bull 5G 2015」への参戦や、「DEAD OR ALIVE Xtreme」最新作の製作も発表
(2015/8/2 22:30)
コーエーテクモゲームスは、対戦格闘ゲーム「DEAD OR ALIVE」(以下、「DOA」)のファンに向けたイベント「DEAD OR ALIVE FESTIVAL」を、8月1日に開催した。会場となった大崎ブライトホールには、500名を超す「DOA」シリーズのファンが、早朝より集結した。
今回のイベントのメインプログラムとなったのは、「DEAD OR ALIVE 5 Last Round World Exhibition Match」だ。これはPS4版「DEAD OR ALIVE 5 Last Round」(以下、「DOA5LR」と略)を使用した国際トーナメントで、世界各国から選りすぐられた招待選手と、当日会場にて開催された「最終予選 in TOKYO」を勝ち抜いた選手の合計16名が、この日の最後に行なわれた決勝トーナメントにて、熱い戦いをくり広げた。
「DOA5LR」のフォトコンテストとコスプレコンテストが開催。シリーズ新作情報も発表に
会場ではメインプログラムの前に、2つのコンテストが開催されている。その最初に行なわれたのが「フォトコンテスト」。これは「DOA5LR」ゲーム中のキャラクターが映っている画面を撮影し、それに見合ったタイトルを付けたものを募集し、その中から選ばれた3部門4作品を審査員、来場者、ニコニコ生放送視聴者による審査で、各部門から優秀作品を選出するというものだ。ファンの間で楽しまれている、本作のフォトモードを使ったいわゆる画像コンテストを、初めて公式で行なうというものだ。
今回の開催にあたり、1000点以上の応募があったとのこと。部門は「クール部門」、「キュート部門」、「ギャグ部門」があり、ゲーム中の画面とは思えない力作全12作品がエントリーした。
各部門の優秀作品が発表されたところで、ステージの早矢仕氏からちょっとした発表があった。マーベラスの「閃乱カグラ ESTIVAL VERSUS -少女達の選択-」に、「DOA」シリーズのあやねがゲストキャラクターとして登場することが既に発表されているが、そのプレイ映像が初公開となった。
Team NINJAの開発陣も大絶賛したという「閃乱カグラ」版のあやねは、近日配信予定とのことで、楽しみにしていてほしい。
続いて行なわれたコスプレコンテストでは、11人の「DOA」シリーズのコスプレーヤーがエントリー。スペシャルゲストに声優の野中藍さん(ほのか役)と相沢舞さん(マリー・ローズ役)も登場し、イベントに華を添えた。コンテスト出場者には後に行なわれるトーナメントに出演するプレーヤーもいて、コスプレ姿だけでなく選手としても会場を大いに盛り上げている。
ここで再び早矢仕氏から新たな情報が発表された。「DOA」シリーズのプレーヤーから、「女性キャラクターたちが南の島でバカンスをするゲーム」(「DEAD OR ALIVE Xtreme」シリーズ)を早く出してほしいという要望が非常に多く、その声に対して「聞こえないふり」をしていた開発陣だったが、その最新作の開発に既に着手していることをここで正式に発表した。まだ作り始めたばかりでゲーム画面や概要などは明らかにされなかったが、ファンの要望に応えたことを早矢仕氏がコメントすると、会場から大きな拍手が挙がった。
12月に開催される北米大会の出場権を賭けた白熱の対戦が展開
「DEAD OR ALIVE 5 Last Round World Exhibition Match」の決勝トーナメントは、日本代表選手1名、米国地域代表2名、欧州・オセアニア地域2名、アジア地域代表2名、そして当日午前中に行なわれた予選通過者9名が出場。その優勝者・準優勝者には、今年12月に北米ペンシルバニア州で開催される格闘ゲーム大会「NEC XVI」内の「DOA5LR」公式トーナメント「BATTLE ROYAL 2015:The Grand Finals(12月3日~12月6日)」の出場権と渡航サポートが授与される。
当大会は招待選手だけでなく、予選にも海外からの選手が多数参戦し、タイトル通りの国際色豊かな大会となった。出場選手名は以下の通り。
日本代表:mitti選手(D-1 Ultimate Climax Blade DOA5UAC部門 優勝者)
当日予選1ブロック代表:AKA選手
欧州地域(仏国)代表:Gehaktbal選手
当日予選2ブロック代表:サトヤス選手
米国地域代表:Xcalibur BradeZ選手
当日予選3ブロック代表:Matt Ponton選手
米国地域代表:MC Kwiggle選手
当日予選4ブロック代表:シロオジカ選手
オセアニア地域(豪州)代表:Touko選手
当日予選5ブロック代表:輝Rock選手
アジア地域(韓国)代表:TEST選手
当日予選6ブロック代表:想魔選手
アジア地域(台湾)代表:Uprising Chu選手
当日予選7ブロック代表:ゆっきー選手
当日予選8ブロック代表:ベロニカ選手
当日予選9ブロック代表:ふわちん選手
※トーナメント出場順
大会は1回戦から、当日予選代表AKA選手が日本代表のmitti選手に勝利するなど、波瀾含みの試合が展開。また2回戦では、米国代表のXcalibur BradeZ選手対MC Kwiggle選手という、観戦者にとっては非常に好カードの対戦もくり広げられた。
決勝は米国代表MC Kwiggle選手と、当日予選通過者の輝Rock選手との対戦となった。各国の強豪を破って日本人プレーヤーの代表として勝ち上がった輝Rock選手の勝利に期待がかかったが、1~2試合をフルセットから勝利へと持ち込み、そのまま3試合目も勝利したMC Kwiggle選手に軍配が上がった。
今回決勝で戦った2人の試合は、ニコニコ生放送のタイムシフトで見ることもできるが、決勝トーナメントの全試合ともリプレイを保存しているとのことで、後日公式サイトにその動画を掲載したいと、早矢仕氏は話している。
イベントの最後には、今後の「DOA5LR」の予定についても発表された。中でも最も大きなニュースは、今年開催される東西対抗ゲームトーナメント「Red Bull 5G 2015」の「FIGHTING」ジャンルに「DOA5LR」が選ばれたというもの。今年9月にオンライン予選がスタートし、ファイナルは12月20日に開催予定となっている。
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