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ローグライク・リズムゲーム「クリプト・オブ・ネクロダンサー」配信決定

“理不尽な死”の存在しない、プレーヤーのテクニックが勝利に導くゲーム?

配信未定

価格:未定

 スパイク・チュンソフトは、STEAM(PC)で人気を集めたローグライク・リズムゲーム「クリプト・オブ・ネクロダンサー」をプレイステーション 4/PlayStation Vitaに移植し、PlayStation Storeで配信すると発表した。配信日、価格など未定。

 「クリプト・オブ・ネクロダンサー」は、音楽のビートに合わせてキャラクターを操作し、スケルトンやゾンビ、ドラゴンを倒しながら、ランダム生成されるダンジョンを突破していくローグライク・リズムゲーム。開発はカナダのBrace Yourself Gamesで、STEAMにおいてアーリー・アクセスタイトルとして2014年7月30日に販売が開始され、アーリー・アクセスタイトルとしては最多販売本数を記録して注目を集めた。

 良質の海外ゲームを積極的に日本国内においてリリースしているスパイク・チュンソフトが今回もローカライズを手がける。同社は「日本国内では2社でタッグを組み、今までにないローグライクゲームをお届けしていきます」とコメントしている。

 コンセプトの一端をリリースにおいて記されているものをここに紹介しておく。

【コンセプト】

 「クリプト・オブ・ネクロダンサー」は、“フェア”なローグライクゲームを作るという志のもとに生まれた。

 ローグライクゲームにおいて、キャラクターが死ぬことは日常茶飯事だが、もっともストレスのたまる“死”は、回避できず、かつそこから何も学習することのできない“理不尽な死”といえる。

 ローグライクゲームにおいては、プレーヤーがゲームに慣れれば慣れるほど、“生き残る確率”が上昇する。これはつまり、ローグライクゲームが有する特質の1つ“ランダム性”を、ゲームを繰り返し遊ぶことである程度コントロールできるようになることを意味している。しかし、プレーヤーがその域に達するには、膨大な知識や記憶力、そして何よりも忍耐が必要となるケースが多い。

 本作の開発会社Brace Yourself Gamesの目標は、“フェア”なローグライクゲーム(プレイに慣れたプレーヤーが、より高確率で生き残れるようになるゲーム)を作ることだが、そのために膨大な知識が必要となるようなゲームデザインは回避するのがモットーだ。「クリプト・オブ・ネクロダンサー」は、彼らがその目標を達成するために生み出した作品だ。

 ゲームはターンベースで進行するが、次の一手を考える時間が無限にあるわけではない。膨大な知識ではなく、プレーヤースキルと戦いの経験が、プレーヤーを勝利に導いてくれる。このゲームに“理不尽な死”は存在しない。どんなに困難な状況でも、プレーヤーのテクニック次第で切り抜けることが可能なのだ!

【スクリーンショット(PC版)】

(船津稔)