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新日本プロレス、スマホ「プロレスやろうぜ!」発表会を開催

技や衣装にこだわり!「プロレス再燃」狙う本作を棚橋弘至選手らがアピール

6月8日 配信(Android)

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

 新日本プロレスリングは、スマートフォン用プロレスオンラインゲーム「プロレスやろうぜ!」Android版の配信を6月8日より開始した。ダウンロード、利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。iOS版は後日配信予定。

 「プロレスやろうぜ!」は、新日本プロレスリングが自ら企画・ディレクション、配信を行なうプロレスゲーム。ゲームには新日本プロレス所属選手が実名で登場し、プレーヤーはプロレス技やコスチュームを組み合わせてオリジナルの選手を作り上げていく。選手は3Dモデルで表現され、技のアクションも再現。全国のユーザー同士で対戦できるオンラインバトル機能も搭載されている。開発はゼクス。

【「プロレスやろうぜ!」プロモーションムービー】

新日本プロレスリング代表取締役会長の菅林直樹氏
ゼクス代表取締役社長の小林高志氏

 配信日となる6月8日には、本作の発表会が開催された。発表会では新日本プロレスリング代表取締役会長の菅林直樹氏が挨拶をし、本作が1年半ほど前から開発されていることに触れ、本作が「本気で立ち上げる挑戦」であること、プロレスブームの再燃を狙って制作していることを述べた。また新日本プロレスが自ら手がけているため、技のモーションやコスチュームにもこだわりがあることをアピールした。

 ゲームの説明を行なったのは、開発元ゼクス代表取締役社長の小林高志氏。本作の対戦は、あらかじめセットした3種類の技を同時に出しあって進めていく形式で、技の数値の高いほうが攻撃に成功し、ダメージを与えられる。技の数値は属性による相性や選手のコンディションによっても変化するため、見た目上の数字だけではない戦略要素もある。

 対戦に勝利すればパーツなどの購入に使用できるポイントがもらえるが、一方的な試合だと点数は低く、お互いの体力を削り合うような「好勝負」になるほど高ポイントがもらえるシステムが導入されているのも特徴的だ。

 選択できるパーツは技も含めて600種類以上。新日本プロレス所属選手をモチーフとした衣装パーツが揃っているほか、所属選手は対戦相手としても登場する。所属選手や衣装は今後も追加され、実際に選手が着たコスチュームも反映させていく予定。また新日本プロレスのイベントとも連動し、会場から本作にアクセスすることで、特別なアイテムがもらえる企画も予定している。

ゲームはじゃんけん形式のカジュアルなものにしつつ、対戦時のモーションなどでプロレスらしさを表現している。「接戦になるほど高ポイント」というのも特徴的

棚橋弘至選手
KUSHIDA選手。昨日「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」で優勝したばかり

 会場ではゲストして、新日本プロレス所属の棚橋弘至選手と、6月7日開催の「BEST OF THE SUPER Jr.XXII」で優勝したばかりのKUSHIDA選手が登場。ゲーム内で再現した両選手を使って、棚橋選手とKUSHIDA選手がオンラインバトルをプレイしていった。

 ゲーム内で再現された自身の姿を見た両選手は、早速見た目をチェック。KUSHIDA選手は「衣装はスリットがこだわりだったんですが、ちゃんと再現されている」と細かな作りに嬉しそうだった。棚橋選手はグラフィックスを見て「顔がちょっとふかわりょうさんに似ている」とおどけつつ、「広背筋の形は良いし、大胸筋も出ていて良い。でもこれだとお腹がぷよっとしている。今は絞っているからシックスパックだといいな」と筋肉へのこだわりをのぞかせていた。

 オンラインバトルの体験では、すでに配信中のタイトルということで実際にマッチングして対戦。対戦は技を選択するだけと簡単で、トークをしながら2人共楽しそうにプレイする姿が印象的だった。棚橋選手は最後に本作について、「スマホを通して、プロレスが身近にあるというのはすごく良い。時間を見つけてプレイして、生活の一部にしてもらえたら」と語った。

デモプレイの様子
ゲーム内で再現されたKUSHIDA選手と棚橋選手。棚橋選手は見せ場を作るも、ユーザーに負けていた

(安田俊亮)