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【スマホアプリ今日の1本】マーベルのアクションRPG「MARVEL Future Fight」

ヒーローの動きを見事に再現。ミステリー仕立てのストーリーもポイント

4月28日 配信

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

 アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウといえば、マーベルコミックスのヒーローたちだ。今年に入ってからは少し話題が遠のいているが、日本ではマーベル映画の大本命「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の公開が7月4日に迫っており、以降もアントマン、デッドプールを主人公とした映画が公開予定と話題には事欠かない。

 そのような状況の中、今回配信されたのがネットマーブルゲームズ開発の「MARVEL Future Fight(マーベル・フューチャーファイト)」だ。

【プロモーションムービー】

マーベルヒーローのアクションゲーム! 映画意識のビジュアル&ポージングも見られる

 「MARVEL Future Fight」は、アイアンマンらマーベルヒーローを操作してステージを攻略してくアクションRPG。ヒーローは3人1組でチームを編成でき、プレイ中はいつでも交代できる。

 操作はバーチャルパッドを使い、画面左側で移動、画面右側のボタンで通常攻撃と2つのスキルを発動できる。アイアンマンであればリパルサー・レイによる遠距離攻撃を繰り出し、キャプテン・アメリカであればシールドを投げたり体当たりするといったように、ヒーローによって攻撃方法が異なる。

 動きまわることで敵の攻撃を避けることができるので、敵の動きに合わせて下がったり回り込んだりしつつ、攻撃を当てていくのが重要だ。ただ攻撃を受けた場合も他の味方キャラクターが登場して敵を迎撃してくれるので、そんなにシビアなタイプのゲームではない。

 ゲームは1プレイ数分で終わるミッションを繰り返しプレイして、手持ちのヒーローたちを強化し、ストーリーを進めていくことが目的となる。扱えるキャラクターはヴィラン(悪役)も含まれており、スパイダーマンやハルク、ドクター・オクトパス、面白いところではブレイドやゴーストライダーもいる。

 ただヒーローの入手方法は少し特殊で、ゲームの進行やガチャによってヒーローの“素”みたいなアイテム「ディメンション」を集めていき、これが10個貯まるとそのヒーローが獲得できるという仕組みになっている。

 また本作は、ストーリーが興味深い。ゲームを進めると平行世界のキャラクターがそこら中にいるのがわかってくるのだが、おなじみのキャラクターが登場しても「一致率は70%。私達が知っている人物とは別人のようです」というコメントが入る。何が起きているのか、彼らは何者なのか、全貌が知らされないまま物語が進むので、マーベル世界が舞台のミステリーとしても楽しめる。

 ちなみに敵になっているのは、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」にも登場するウルトロン。自分を改造しながら成長し続けるロボットという恐ろしい敵であり、映画ではヴィランとして活躍する。本作をプレイすることで、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の公開に備えてマーベルコミックスの世界を改めて予習しておくのも良いだろう。

【スクリーンショット】
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(安田俊亮)