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コーエーテクモ、鯉沼副社長を新社長とする人事を発表

襟川陽一社長は会長兼CEO、小笠原賢一氏が常務執行役員に

3月23日発表

 コーエーテクモゲームスは、4月1日付けの組織変更および人事異動を発表し、新社長として、現取締役副社長の鯉沼久史氏が代表取締役社長COOに就任することを明らかにした。現代表取締役社長の襟川陽一氏は、代表取締役会長CEOとなり、現代表取締役会長の襟川恵子氏は取締役名誉会長となる。

 組織変更の柱となるのは、IPの創造と展開を目的とした「事業推進本部」の新設。ソフトウェア事業部、ネットワーク事業部、メディア事業部という3本柱から、事業推進部を移管統合し、事業推進本部で一元管理する。事業推進本部長となるのは、同社の大番頭として襟川氏を支える専務取締役の小林伸太郎氏。ネットワーク事業部長の任から解かれ、事業推進本部長となる。新たなネットワーク事業部長には、これまで副事業部長を務めていた常務執行役員の藤重和博氏が就任する。

 執行役員人事では、「信長の野望 創造」や「ドラゴンクエストヒーローズ」のプロデューサーとして活躍した小笠原賢一氏が、執行役員ソフトウェア3部長から、常務執行役員 ソフトウェア事業副事業部長兼ソフトウェア3部長に昇進するほか、「NINJA GAIDEN」シリーズや「ゼルダ無双」のプロデューサーとして知られる早矢仕洋介氏が執行役員に復帰する。

 なお、合わせて親会社コーエーテクモホールディングスの取締役候補者も発表された。新たな取締役となるのは、襟川芽衣氏(コーエーテクモゲームス取締役)と、小林宏氏(ドワンゴ取締役相談役)。小林氏は社外取締役。

(中村聖司)