ニュース

テックウインドのモバイルモニター「On-Lap」が最強大進化

USB給電モニターもついにフルHDモニターに。シーンを選ばないお手軽さは健在!

発売中



価格:
オープンプライス
想定売価:
33,000円前後

 テックウインドが発売しているベストセラーモバイルモニター「On-Lap」シリーズに、13.3型のフルHD IPS液晶を採用した最新版「On-Lap 1303H」がラインナップされた。ロングランヒットとなった「On-Lap 1302」から2年を経て、USB給電というお手軽さはそのままに、液晶パネルがフルHDのIPSパネルになるなどかなり進化してきている。今回、「On-Lap 1303H」を試用する機会を頂いたので、いろいろなゲーム機に接続してモニターとしての使い心地を試してみた。

多彩な環境に適応。メインモニターとして十分な性能と機能性

まずは主な仕様を、従来モデルの「On-Lap 1302」と比較してみよう。

【基本スペックの比較】
On-Lap 1303H On-Lap 1302
パネル 13.3インチ(16:9)LEDバックライト 13.3インチ(16:9)LEDバックライト
パネル解像度 1,920×1,080ドット 1,366 x 768
パネル種別 IPS、ノングレアパネル TN
最大表示色 1,677万色 262k色
応答速度(標準値) 14ms 16ms
視野角 水平178度/垂直178度 水平90度/垂直65度
入力端子 HDMI、 Mini-DisplayPort、VGA HDMI、D-Sub15pin
ヘッドフォン端子 ×
スピーカー ステレオ(1.0W×2) ×
電源 USB2.0×2 USB2.0×2
本体サイズ 345×226×10.5mm 345×227×8mm
重量 599g(モニタ本体部分) 654g(モニタ本体部分)

画面保護用カバーは、はずした後背面にはめてスタンドになる
Surface Pro 3と並べてみたところ。一緒に持ち歩くにはちょうどいいくらいのサイズ

 「On-Lap 1302」では画面の右下にあった操作ボタンはサイドに移動して、フロント部分にはメーカーロゴすらない非常にシンプルなデザインになっている。ただ、以前のモデルに比べるとベゼルが大きく、13.3インチモニターとしてはかなり大型に見える。とはいえ重量はカバーを付けた状態でも1kgをらくらく切っており、非常に軽い。筆者がモバイルシーンで使っているSurface Pro 3と一緒に持ち運んでみたが、横の寸法はSurface Pro 3とほとんど同じで縦が少し長い感じだ。

 左サイドにはヘッドフォンジャック、HDMI入力ポート、Mini-DisplayPort入力ポート、VGA入力ポート、5VのDC電源入力ポートとUSBポートが並んでいる。右サイドには電源インジケータ、電源ボタン、設定用のボタンとボリュームボタンが配置されている。背面の中央両端にはスピーカーがあり、ステレオサウンドが楽しめるようになっている。

 付属品は、保護カバーと、USBの端子が2つ付いた給電用のケーブル、HDMIケーブルとACアダプタ。VGAケーブルとMini-DisplayPortケーブルは別売りになっている。保護カバーは背後にマグネットラッチが付いており、背面にセットすればそのまま3段階の傾きが選べるモニターのスタンドになる。アームに付けて使うには別売りの取り付けキットが必要。立てかけて使える別売りのスタンドもある。

【On-Lap 1302の細部】
左サイドにはUSBやHDMIなどのポートがまとめられている
右サイドには電源スイッチや設定用のボタン、ボリュームなどがある
背面の左右両端にはスピーカーの穴が見える
カバーのスタンドを使って立てたところ。スタンドは3段階に調節可能
付属品はUSBケーブル、HDMIケーブルとUSB接続するコンセント、ケーブルをまとめるバンド
パッケージもシンプル

まずはPCにつないでデュアルモニターで遊ぶ

PCの横に置いて、サブモニターとして利用。狭い机の上でもデュアルモニターが可能に

 まずはもっともスタンダードな使い方として、PCに繋いでサブモニターとして利用してみた。13.3インチは画面内にUIがちりばめられたMMORPGなどをプレイするには少々ものたりない大きさだ。だが、Webブラウザを表示するにはまさに最適なサイズであり、サブモニター側にWebブラウザを起動しておいて画面に攻略情報を表示しながらのプレイは、デュアルモニターが使えるPCならでは恩恵を存分に受けられる。

 たとえば「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」(スクウェア・エニックス)には、モブハントや未知の採集場、エンドコンテンツの攻略などネット上の情報と首っ引きでプレイする場面が多い。フィールドに一定間隔でポップするモンスターを倒していくコンテンツ「モブハント」では、タイマーを使ったポップ予測を提供しているサイトを頼りにモブを探して回るため、1画面だと狭い画面の中にブラウザとゲーム画面を並べて使わねばならない。

 また、「未知の採集場」は、ギャザラーの上位コンテンツで、こちらもポップ時間が決まっているワールド内のあちこちの採取場を巡ってレアなアイテムを取るために、どの場所に、何時、
何が出現するのかを、ネットコミュニティがまとめた情報を頼りに探して周る。こんな時こそデュアルモニターが最大の効果を発揮する。

 逆にパーティのマッチングを待っている間は、メインとサブの役割を逆にしてもいい。「On-Lap 1303H」にゲームを表示しておいて、メインモニターで仕事をしたり、動画を楽しんだりといったことも可能だ。フルHDサイズのゲーム画面にすると文字はかなり小さくなるが、ドットがにじむこともなく非常に読みやすい。視野角も広いので狭い場所に斜めに置いてもしっかり見える。

 最後に2画面表示での使い勝手を検証してみた。今回、お供に使ったのが21インチのデスクトップ用モニターなので、サイズ感が合わないためあまり実用的ではないが、どの程度遅延が発生するのかを見てみた。「新生FFXIV」でフィールドでの戦闘や、インスタンスでのかなりタイトな戦闘コンテンツも試してみたが、両モニターの間で体感できるほどの遅延は感じなかった。

 意外な発見だったのが、手軽な縦型モニターとしての用途だ。縦置きにして「新生FFXIV」をプレイしてみたところ、いつもの風景が縦パノラマで楽しめる。普段は画面が見切れている背の高い建物が1番上まで見えたり、自分のキャラの全身像をかなりアップで楽しめたりと、縦画面ならではの楽しさがあった。

【PCのサブモニター】
On-Lap 1303Hにゲームを表示。生産しつつ横でフォトショップの作業をするのに便利
2画面表示にしてクルザスで戦闘してみる。地面に表示される範囲攻撃の枠に体感できるほどの遅延は感じなかった
ハウジングエリアでの2画面表示
タイミングがシビアな「真タイタン討伐戦」も問題なくプレイできた
縦型モニターとしても簡単に設定できる。背の高い建物も間近に全景を写せる
普段は見えない高い場所まで見ることができる
Amazonで購入

(石井聡)