「FFXI」、12月バージョンアップでジョブ調整と片手WS強化を実施

　スクウェア・エニックスは、MMORPG「ファイナルファンタジーXI」において12月上旬に予定されているバージョンアップで、大規模なジョブ調整を行なうことを明らかにした。

　今回対象となるジョブは召喚士、青魔道士、からくり士、そして片手武器を装備可能なすべてのジョブとなる。召喚士と青魔道士は定例の新魔法の追加で、からくり士は使い勝手の向上となる。

　まず召喚士については、レベル99の履行7つが一気に追加される。ガルーダに待望の履行「ヘイスガII」が追加されるほか、PTメンバー1人の敵対心を減少させる「ルビーの贖罪」やPTメンバーの被ケアル回復量アップの「スージングカレント」、PTメンバーにTPボーナスの「クリスタルブレシング」など、PTメンバーを対象にした履行が多く取りそろえられているのが特徴となる。

以下の契約の履行が新たに追加されます。

・契約の履行：験術「ルビーの贖罪」（Lv99）
標的のパーティメンバーの敵対心を減少。

・契約の履行：幻術「ヴォルトストライク」（Lv99）
3回攻撃。追加効果:スタン。 

【召喚士】

　青魔道士は、ラーニング可能な4つの青魔法が追加される。いずれもレベル99向けの青魔法で、追加効果付与やHP吸収など、青魔法らしいアビリティを備えたものが揃っている。

ラーニング可能な青魔法が追加されます。

・モルトプルメイジ（Lv99 再使用間隔：25秒）
対象に向かって扇範囲の敵に風属性のダメージ。

・A.ライベーション（Lv99 再使用間隔：180秒）
自身の周囲の敵のHPを吸収する。
不死生物には効かない。

【青魔道士】

　からくり士は、アップデートに合わせてアビリティの使用頻度が増大していったことに伴う、本体キャラクターの攻撃機会の減少について改善を目指したものとなる。マニューバについては変更はなく、モーションと、モーション硬直がなくなるだけとなる。

【からくり士】

　最後のウェポンスキルの調整については、威力の強化、TPボーナスの引き上げ、初段ボーナスの全段適用、そして命中率の上限が95％から99％に底上げされるなど、全面強化となる。調整の理由については、両手武器と比較して片手武器のダメージが低いことがあり、両手武器相当に追いつかせるための措置となる。

以下のウェポンスキルの威力が引き上げられます。

ダンシングエッジ／シャークバイト／エヴィサレーション／マーシーストローク／モーダントライム／ピリッククレオス／ルドラストーム／ボーパルブレード／サベッジブレード／ナイツオブラウンド／ロズレーファタール／エクスピアシオン／ランページ／カラミティ／ミストラルアクス／デシメーション／オンスロート／ボーラアクス／ルイネーター／迅／天／空／生者必滅／カムハブリ／秘／瞬／トゥルーストライク／ジャッジメント／ヘキサストライク／ブラックヘイロー／ランドグリース／レルムレイザー／エクゼンテレター／シャンデュシニュ

以下のウェポンスキルのTPボーナスが引き上げられます。

マンダリクスタッブ／ルドラストーム／サベッジブレード／エクスピアシオン／カラミティ／ミストラルアクス／天／ジャッジメント／ブラックヘイロー／ミスティックブーン

以下のウェポンスキルについて、従来初段のみに有効だったいくつかのボーナスが、全段に適用されるようになります。

ダンシングエッジ／エヴィサレーション／ピリッククレオス／ボーパルブレード／スウィフトブレード／ランページ／デシメーション／迅／空／ヘキサストライク／エクゼンテレター／シャンデュシニュ

・片手武器をメインウェポンに装備した場合の命中率の上限が、95%→99%に引き上げられます。

・PCとペットの双方に効果が発生する料理が追加されました。