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NCSOFT、「B&S」や「パンヤ」などのモバイル向け6作品を発表
「AION」、「トリックスター」もモバイル化! 新規IPタイトルにも挑戦
(2014/11/18 22:50)
韓国NCSOFTがG-STAR 2014 プレミアショウで打ち出したキーワードの1つに、モバイルへの展開があった。目玉として発表されたのは「Project HON」と「Lineage Eternal」の2タイトルであったが、全体ではPC向けは3タイトル、モバイル向けは6タイトルとモバイル向けの新作が多く発表された。
PC向けのタイトルについても、いずれもモバイル版が提供されるか、PC版と連動する専用アプリが開発中となっており、モバイルシーンへの展開を再優先で整えようとしていることがわかる。
なお会場で発表されたのは、NCSOFT開発の3タイトルと、子会社であるNtreev Soft開発の3タイトル。「ブレイドアンドソウル」や「スカッとゴルフ パンヤ」など、既存IPを活かしたタイトルから、新規IPのタイトルまで幅広く揃った印象だ。本稿では、こちらのラインナップを一挙にご紹介する。
NCSOFT開発タイトル
iOS/Android「Blade & Soul Mobile」
「Blade & Soul Mobile」は、日本でもサービス中のMMORPG「ブレイドアンドソウル」のモバイル版。世界観は共通であるものの、コンセプトアートや紹介映像を見てわかるように、本作ではキャラクターのビジュアルがガラリとかわいい路線へと変更されており、コミカルで軽快な雰囲気が形作られている。
これは「ブレイドアンドソウル」が元々“復讐”をテーマとしているシリアスなストーリーだったため、誰でも楽しくプレイできるものにしたかったからだという。
詳細は明かされなかったが、カードを集めて対戦をしていくカードゲームのようなコンセプトが打ち出されており、カジュアルに楽しめるRPGタイトルになるようだ。配信などについては、「近いうちに案内がある」予定。
iOS/Android「AION レギオンズ」
「AION レギオンズ」は、NCSOFTのMMORPG「タワー オブ アイオン」のモバイル化タイトル。内容は戦略RPGとなっており、PC版「タワー オブ アイオン」の技などを使用する戦闘がプレイできるようだ。
「タワー オブ アイオン」は敵対する種族の天族と魔族に別れてのプレイが特徴的だが、本作にもその設定は踏襲されている。会場では、20対1で行なわれるレイドボス戦が準備中であることが紹介された。ボスの攻略には戦略的なプレイが必要になるという。配信は来年中を予定。
Ntreev Soft開発タイトル
iOS/Android「パンヤ モバイル(仮題)」
日本ではGMOゲームポットが運営しているオンラインゴルフゲーム「スカッとゴルフ パンヤ」。2004年のサービス開始から今年で10年となるが、ついにそのモバイル版「パンヤ モバイル(仮題)」が登場となる。
かわいくもカジュアルなゴルフゲームシステムはそのままに、特にタッチ操作にこだわって開発が行なわれている。プレーヤーキャラクターは一新されており、モバイルならではのコンテンツも加わる予定だという。2015年配信予定。
iOS/Android「召喚士になりたい。」
「召喚士になりたい。」は、日本でGMOゲームポットが運営し、現在は残念ながらサービスが終了してしまった「トリックスター」のキャラクターを使用したボードゲーム型RPG。「トリックスター」で登場した800種類以上のドット絵キャラクターやモンスターがモバイルゲームとして蘇る。
ゲームはすごろく形式で進行し、敵とはターン制のバトルがプレイできる。「トリックスター」をベースとしたドット絵で表現される戦闘アニメーションも注目だ。現在開発は最終段階で、2015年に配信予定。