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【スマホアプリ今日の1本】3マッチパズルをダンジョン化したiOS「トレジャーハンター」
3マッチパズルが新鮮に楽しめる! 新しい概念を持ち込んだ意欲作
(2014/10/21 00:00)
スマートフォン用のゲームにおいて、3マッチパズルは1つのジャンルとして確立され、多種多様なタイトルが乱立している状況にある。
正直3マッチパズルゲームは巷に溢れすぎていて、見た目だけ変わってゲームシステムにほとんど進化がないというタイトルが非常に多いのであるが、この度配信されたiOS「トレジャーハンター ~失われたファラオの秘宝~」は、3マッチパズルに新しい概念を持ち込んだタイトルとして注目すべきタイトルとなっている。
「トレジャーハンター ~失われたファラオの秘宝~」は、パズルのフィールドに操作可能な主人公キャラクターを置いたパズルゲーム。プレーヤーはトレジャーハンターとなり、ブロックを消しながらフィールドに設置された宝を回収したり、ステージ全体の彫像を回収してステージのクリアを目指す。
主人公は移動可能な範囲が限られており、その箇所はブロックが落ちてこない。またステージによっては、特定の場所のブロックを消すことで道が開け、その分移動が可能になる場合もある。主人公はブロックを一定数消すことで「ムチ」が使えるようになり、目の前の直線3マスを一気に消すことができる。まるでパズルゲームのフィールドが、そのままダンジョンになったようなゲームシステムと言える。
特徴的なのはパズルを動かす残り制限回数とキャラクターの操作は全く別物となっており、移動可能なエリアはキャラクターを自由に動かせるということ。「宝を回収せよ」というステージではブロックを消して移動可能な範囲を広げていき、主人公に宝を直接取りに行かせないといけないため、単なる3マッチパズルとは異なる考え方や消し方が必要になる。
またこれ以外にもステージによってギミックが仕込まれており、通路上にミイラが出現する、炎が行く手を塞ぐなど、「トレジャーハンター」らしい罠が様々用意されている。ほかにも、ステージによっては財宝が眠る隠し階段がブロックを消すことで出現し、ここに入ることで一気に得点を稼げるといったものもある。
ステージが進めばなかなかクリアが難しいステージもあるが、何度も繰り返すことで突然クリアできることもあるというのは、従来の3マッチパズルと同様だ。パズルゲームは好きだけど、同じような3マッチパズルばかりで飽きてしまったという人には、ぜひ試してもらいたいタイトルだ。