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「新生FFXIV」、「パッチ2.4 氷結の幻想」を10月28日に実装
クリタワもパッチ2.5で完結! マウント「スレイプニル」などオプション販売も発表
(2014/10/20 10:00)
MMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」のオフラインイベント「FFXIV Las Vegas Fan Festival」がラスベガスで開催中だ。初日には、拡張パック「FFXIV: 蒼天のイシュガルド」が発表されティザートレーラーも公開された。2日目となる19日には、恒例の「プロデューサーレターLIVE」が開催され、「新生FFXIV」プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏とバトルディレクターの権代光俊氏が、実装が間近に迫る「パッチ2.4 氷結の幻想」について、北米のファンからの質問に答えた。
「パッチ2.4 氷結の幻想」の気になる実装日は10月28日であることが判明した。また、パッチ2.5についても、パート1とパート2という2部構成になることが発表された。パッチ2.5は、2.0シリーズの最後を飾るパッチだけにかなりの規模になりそうだ。
また、会場で始めて「蛮神シヴァ討滅戦」のBGMが流された。女性ボーカルが歌うロック調の曲で、イメージに合わないという理由で先日公開されたトレーラーには入っていない。この曲は、あるフェーズを越えなければ聞くことができないという後半の盛り上がる部分にかかる曲なので「そこまではぜひシヴァお姉様に氷付けにされてください」(吉田氏)とのことだ。
このレポートでは、「プロデューサーレターLIVE」で発表された最新情報についてお伝えしたい。
「大迷宮バハムート」をテーマにしたマウントやミニオンが登場?
―― 大迷宮バハムートで得られる戦利品について、クリア回数や、クリア時に獲得できるトークンでもらえるようにして欲しい。
権代氏: 自分が取れない装備がなかなか取れないという話だと思います。過去のMMOだとアーマートークンなどをやっているゲームがあるのもわかっています。ですので、拡張版に向けて新しいレイドも入るので、その時には検討したいと思っています。
吉田氏: 今回はやっていないので、次の新レイドからはそういった仕組みも入れていこうと思っています。ただ、もう1つ仕組みに関して僕から情報があります。今は1度クリアしたら、その週はもう戦うことができません。ドロップなしでもいいから同じFCのメンバーをヘルプしたいのにできない、何とかして欲しいという声を世界中からたくさんもらっています。パッチ2.45か2.5からそのための仕組みを入れる方向で作業をしているので、もう少しお待ちください。ただし、クリアしている人の人数に応じて宝箱がドロップしないということもあり得ます。そこはヘルプをするものなので、わかってください。
―― 「真成編」は何層あるのですか?
権代氏: 「侵攻編」と同じ4層構成になっています。
吉田氏: 3と4ボスがかなりシークレットなので、あまりネットで情報を追わずに、ぜひゲーム内で体験して驚いて欲しいと思います。
―― 忍者専用のアラガン装備は追加されますか?
権代氏: 忍者の武器は専用なので、武器に関しては2.3までの蛮神戦を含めて新しいものが追加されています。防具に関しては、既存のモンク装備を忍者も装備できるようになっています。メインのパラメータは何かということについてはDEXです。
吉田氏: 武器はすべて用意されています。アラガンブレードも、蛮神武器も、ハイアラガン武器もあります。アーマーは2.3までのものについては共通になります。
―― 「真成編」1層目をクリアするのに必要なアイテムレベルはどのくらいですか?
権代氏: 最初の人はたぶん2.4の最初で手に入るもので超えてるのではないかと思います。
吉田氏: 1層と2層は2.4が始まって最初に取れる装備でいける?
権代氏: 1層は行けると思います。でもたぶん2層は難しいんじゃないでしょうか。
―― 例えば防衛システムを模したマウントなど、「大迷宮バハムート」をテーマとしたマウントやミニオンを追加して欲しい。
吉田氏: これはいいですね。伝えておきます。あの丸いので良ければすぐ作れますから。わかりました。たぶん気がついたらあっという間に入っていると思います。
―― 3つのフルパーティでアライアンスを組んで、それぞれのパーティが「大迷宮バハムート」の様々な部位と戦うような展開を実装刷る予定はありますか?
吉田氏: 面白いアイデアだと思いますが、あの難易度を24人でクリアするのは無理だと思うので。例えばレフトアームと戦っているアライアンスが全然勝てなくて「レフトアーム!!!」って。でもアイデアとしては面白いと思います。クリスタルタワーは2.5でいよいよファイナルです。3.0からは24人向けの全く新しいレイドが始まります。
―― 大迷宮バハムート侵攻編の会話で、越える力以外にも緩和を予定していますか?
吉田氏: 2.2の時の「邂逅編」と同じように、まず2.4で週の制限が外れます。まずは8人でどこからでも始められて、週の制限なしにいくらでもアイテムを入手できるようになります。その2週間から3週間後に皆さんがどのくらい越えられるかを見たうえで、次のアップデートで越える力がかかります。この時点からパーティを組まなくても、ソロでコンテンツファインダーに登録できるようになります。
権代氏: たんなる緩和だけではなくて、例えば2層で石化すると一撃で殺されますが、そこを死ななくしたりします。
吉田氏: 死ににくくなっても石化して全く動けなくなるし、まだかなり難しいと思います。ギミックが全部なくなって、誰でも連打しているだけでクリアできるようにするつもりはないので。そこは我々を信じてください。越える力が付く前にクリアした人たちも、まあこんなものかと思えるような調整にしようと思っています。
オルトロス&テュポーン戦はみんなでゲラゲラ笑いながら遊べるようなバトル
―― 「事件屋ヒルディブランド」について、トレーラーにオルトロス的なキャラがいますが、バトルはありますか?
吉田氏: あります。テュポーンの鼻息には注意してください。ヒルディブランドシリーズのバトルは、いつもの難しいバトルコンテンツとは違って、みんなでゲラゲラ笑っていただけるバトルコンテンツになっていると思うので、お楽しみに。
―― 「極ギルガメッシュ討滅戦」はいつ頃登場しますか?
権代氏: 前回は2本腕のギルガメシュでしたので、極ではないですが8本腕のギルガメシュと戦える機会を用意します。
吉田氏: 実装予定は2.5です。いま権代が一生懸命、腕を生やしているところです。ヒルディブランドシリーズはみんなでワイワイ遊べるものを目指しているので、8本の腕を1本ずつ倒していかないとボロボロにされるようなものではなく、とにかく楽しめるものになるはずです。
―― 拡張パックの後も事件屋クエストは続くのですか?
吉田氏: 2.5で今の物語はひとまず完結しますが、その後また帰ってくるかどうか、北の方に飛んでいくかどうかは皆さん次第じゃないかな。(大きな拍手が起こって)この拍手がヒルディブランドの担当者に伝われば。1.0シリーズで宿屋を作ったときに、何のエピソードもないのは寂しいからと、深い意図はなく作ったのがヒルディだったのですが、ここまでくるとは……。だから、ヒルディに関しては僕らもどうなるか分からないです(笑)。
―― ヒルディのお母さんは今後登場するでしょうか?
吉田氏: 僕が最初に確認した2.0シリーズのプロットには、最初のほうにお母さんがいたのです。でも出てきてないのですよね。どこに言ったんだろう? あのお父さんの奥さんだけに相当変わっているでしょうね。登場を楽しみに待ってください。
―― 新しいアラガントームストーンの名前は何ですか?
吉田氏: 日本語だと、詩学といいます。またロウェナに納品する日々ですね。
―― 神話は廃止されるのでしょうか?
吉田氏: 撤廃です。NPCが戦記と神話を交換してくれます。今、神話で交換できているものは全部交換できなくなりますので、忘れないように戦記に交換しておいてください。もし、哲学を大切にとっている人がいたら、消えちゃいますので神話にして、戦記にしておいてください。
―― 「詩学」と交換できる装備を得るためには、バハムートで手に入るアイテムも必要になるのでしょうか?
権代氏: 賛否両論あると思いますが、基本的には「侵攻編」と同じシステムになります。
―― ギャザラーとクラフター用の高アイテムレベル装備やアクセサリは追加されますか?
吉田氏: 追加されます。ギャザラーとクラフターついては、アイテムレベルがかなり高くなってきて、最近始めた人は装備を整えるのがキツくなっています。バランスも崩れてきているので、パッチ2.45で装備を調えやすくなるように調整しようと思っています。ですからクラフターの装備を調えるのが大変で止まっている人は、2.45から上げやすくなっています。トップの人たちは2.4で更に上を目指してもらいます。
―― 忍者のサブクラスはなんですか?
権代氏: 忍者を取得するために必要なクラスは、双剣士レベル30と、格闘士レベル15が必要です。アディショナルとして付けられるクラスが槍術士です。
―― ユウギリのマスクは2.4で取れますか?
吉田氏: たぶん2.5で……。彼女は新種族ですから。