ニュース
コミックマーケット86にて日本ファルコムがトークショーを開催
「ファルコム展」の開催や「ファルコム学園」第2期の放映も発表に
またゲーム関連メーカーの出展ブースもチェックしてきた
(2014/8/18 00:00)
国内最大の同人誌即売会「コミックマーケット86」(コミケ)が、8月15~17日に開催された。同イベントの企業ブースには、今回も多くのゲームメーカーが出展。イベント限定商品などを販売し、連日大きな賑わいを見せていた。
本稿ではその2日目となる8月16日に、日本ファルコムブースで開催されたトークイベントの模様をお届けするとともに、企業ブースに出展していたゲームメーカーの様子についてもお伝えしていこう。
今回行なわれたトークイベントは「オカジ・コテカナのFalcom情報局」として、同社の最新情報を伝えるというもので、Falcom jdk BANDのオカジこと岡島俊治さんと、コテカナこと小寺可南子さんが進行役として登場。同社ブースの物販購入者を対象に整理券が配布され、先着の40名が観覧した。
白衣に牛乳瓶メガネというファンにはおなじみの姿で現われた岡島さんは、小寺さんがベーシストの榎本敦さんに“薄い本”を買いに行かせたことを暴露し、客席を大いに湧せたところからトークはスタートした。
その最初に披露されたのが、今年7月末の香港のAni-Comにて行なわれたトークイベントの裏側を見せる秘蔵映像だ。ゲストとして香港へと招かれた小寺さんにカメラが密着。バックステージを撮影するどころか、ビキニ姿でプールを泳ぐところやすっぴんの寝姿(スタッフの良心によるモザイク入り)まで撮られてしまったことに、小寺さんは「覚えてろよ、スタッフ!」と憤慨していた。しかし実際の現場では、自分と日本ファルコム社長の近藤季洋氏を迎えてくれた香港のお客さんのマナーが非常によく、とても嬉しい気持ちになったことも伝えている。
続いては今年9月13日に行なわれる台湾でのライブの情報が明らかにされた。Falcom jdk BAND初の海外進出、さらにチケットも売り切れ寸前という状況に「夢みたい!」という小寺さん。このライブ開催を記念し、9月11~16日の期間にアジアのPlayStation Storeにて、「英雄伝説 閃の軌跡」のオリジナルカスタムテーマが無料配信され、さらに現地のライブに参加した人を対象に、軌跡シリーズのハイレゾ音源2曲がプリインストールされたハイレゾ対応ウォークマン+ヘッドホンのセットが2名にプレゼントされることも告知されている。
またこの台湾ライブに続き、9月27日には新宿ロフトプラスワンで「Falcom jdk BAND Live&Talk Show Vol.5」が、さらに10月25日の「立川あにきゃん 2014」では「ティオのファルコムラジオめんどくさいです…でもがんばります」のトークイベントが、さらに9月12~28日にはマルイシティ渋谷にて「Falcom展」が、それぞれ開催されることも明らかになった。
特に最後の「Falcom展」についてはここが初出となる情報で、客席からは「おおっ!」という声も上がっていた。軌跡シリーズ10周年を記念して行なわれるこのイベントは、ファルコムの歴史にまつわる展示や、ここでしか買えない限定グッズの販売などが行なわれ、会場内では同社の数々の名曲がBGMとして流されるとのことである。「マルイシティ渋谷なんてオシャレな場所、行ったことがない」という小寺さんだったが、台湾ライブからの帰国後にバンドのメンバーとお忍びで行ってみたいとも語っていた。
トークはここで終了と思われたが、ブースには「ゴーファイ!」のかけ声とともに「スタートレーダー」の楽曲が唐突に流れてきた。続けて後方のモニターに“「みんな集まれ!ファルコム学園」2期放送決定!”との情報が映し出され、客席からは大きな笑いと拍手が上がった。岡島さんいわく「ゴーファイ!と叫べなくなって、“ゴーファイ!難民”が生まれた」という伝説のアニメーションが復活するというのだ。放映時期などの詳細はまだ未定だが、今後ファルコムの公式サイトなどで明らかにされるそうなので、気になる人はぜひチェックしておこう。
日本ファルコムのトークイベントはここで終了。ここからは各社のブースの様子を写真にてレポートしていこう。