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【E3 2014】「マリオペイント」の意思を引き継ぐ「Mario Maker(仮称)」をプレイ
トライアンドエラーの作業が超簡単。“作りながらプレイする”気ままな遊びが魅力
(2014/6/14 08:25)
E3 2014では、「スーパーマリオ」のコースを自由に作成できる「Mario Maker(仮称)」の試遊版が出展されていた。
本作でできるのは、スタートからゴールまでまっさらになっているステージにブロックや足場、クリボーなどの敵を配置して、好きなコースを作るというもの。ゲーム画面はグリッド線が引かれて位置関係が把握しやすくなっている。
配置できるのは上記の他にもノコノコやハンマーブロス、パックンフラワーなどとなっている。タッチペンでオブジェクトやキャラクタードラッグしながら素早く振ると変化するものもあり、例えばノコノコの甲羅を緑から赤に変化させることができる。
また本作はコースを作りながら実際に遊ぶことが可能で、その場で画面を切り替え、マリオを操作してみることができる。実際にマリオを動かすことでその配置の問題点をすぐに把握できるし、直近のマリオの移動の軌跡が残像として残るため、配置修正の参考になる。こうしてトライアンドエラーを繰り返し行なっていき、作りながらプレイするようにして、最終的なオリジナルコースが完成していく。
どう作りこむかはプレーヤーに委ねられているが、配置できる数に特に制限はなかったので、思いっきり自由にコースを作ることができる。自分なりに楽しんでもいいし、作りこんだコースを友人に挑戦させるのも楽しいだろう。ただ少し気になったのは、スーパーキノコはあってもファイアフラワーが見られなかったということ。完成版に向けて追加されていくのかもしれないが、選択肢としてキャラクターが色々と用意されていると嬉しいように感じた。
ちなみに任天堂ファンにとって嬉しいのは、本作には「マリオペイント」のデザインが所々に使われているという点だ。1つ前に戻る(Undo)ボタンは犬のマークだし、配置作業に集中していると時々画面内をハエが飛ぶので、これを叩いてハエを落とすことができるなど、「マリオペイント」のペイントそっちのけで「ハエたたき」をプレイしまくっていた筆者としては、とても懐かしい気持ちにさせられた。
「マリオペイント」のDNAが受け継がれているとすれば、まだまだ細かい演出が隠れていそうなので、コース作りとともに色々と弄ってみてくなるタイトルだ。発売は2015年を予定。































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