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ソニー連結決算を発表。ゲーム部門はPS4好調も81億円の損失

5月14日 発表

ゲームセグメントに関する内容

 ソニーは2013年度連結業績を発表した。2013年度の売上げは7兆7,673億円で前年度比14.3%の伸びとなっているが、営業利益は265億円で前年度比88.3%減、純損益は1,284億円で前年度の415億円の利益から赤字となった。

 ゲーム分野では売上高が9,792億円で38.5%の伸びだが、営業利益は81億の損失で前年度から98億円のマイナスとなっている。大幅増収の原因はプレイステーション 4が発売されたことと、為替の好影響によるものと分析。損益が悪化した理由は、PS4の発売にともなう費用の増加と、Sony Online Entertainment LLCが提供する一部のPC向けゲームタイトルの評価減が62億円と大きかったことを挙げている。

 同時に発表されたハードウェアの売上げ台数は、据置型と携帯型に大きく分けられているため、各プラットフォームの販売台数は発表されなかった。これによれば据置型(PS4、PS3、PS2)は1,460万台、携帯型(PS Vita TV、PS Vita、PSP)は410万台となっている。ちなみに2014年度は据置型が1,700万台、携帯型が350万台を見込んでいる。

(船津稔)