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【スマホアプリ今日の1本】映画に先駆けて街をスイング! 「アメイジング・スパイダーマン2」
ゲームロフト随一の自由度と疾走感。体1つでニューヨークを跳躍するスパイダーマンのおしごと体験
(2014/4/22 00:00)
自称“親愛なるあなたの隣人”ことスパイダーマン。4月25日には全国で公開される映画「アメイジング・スパイダーマン2」を控え、テレビ等でスパイダーマンの名を聞くことも多い。今週末にいよいよ映画が公開となるが、それに先立ってゲームロフトよりiOS/Android用のゲーム版「アメイジング・スパイダーマン2」が配信された。
「アメイジング・スパイダーマン2」は、映画の公式ゲームで、オープンワールド化されたニューヨークはマンハッタンの街並みを自由にウェブスイングしながら、街で起こる様々な事件を解決していくアクションアドベンチャーゲームとなっている。
バットマンからキャプテン・アメリカまで数々のアメコミヒーロー映画をゲーム化してきたゲームロフトだが、本作の自由度と疾走感は群を抜いている。前作ゲーム「アメイジング・スパイダーマン」より引き継いだオープンワールドシステムは、映画における映像の進化に合わせるように画質を向上させ、さらにはイベントシーンも映画的なカメラワークが採用されて、躍動するスパイダーマンの動きをモバイルというプラットフォームの中で十分に表現している。
操作も簡単で、ジャンプからウェブスイングまでボタン1つで操作でき、敵との戦闘は攻撃、ウェブシュート、カウンターの3つの操作のみ。攻撃ボタンは連打するだけでコンボが繋がっていくので、とにかく連打していれば後はスパイダーマンが適度にチンピラたちを倒してくれる。特にウェブスイングは「建物に糸をくっつける」という作業を省いて簡略化しており、マップのどこにいてもすぐに糸を放ち、ストレスなく流れるように街を飛び回ることができる。
オープンワールドのシステムはスパイダーマンと非常にマッチしていて、街のあらゆる所で発生する事件現場に颯爽と現われては解決していくヒーローとしての仕事が存分に味わえる。事件には車泥棒やスリなどのチンピラ退治を中心に、けが人の救出、さらには「サインが欲しかったの」という人騒がせなものまで、数多く取り揃えられている。
なおメインストーリーは映画から影響を受けており、映画にも登場するエレクトロなどが主要な敵となる。ただしあらすじは映画に沿っているわけではなく、映画に登場しなかったヴィラン(悪役)も数多く登場するので、本作は映画とはまた異なったスパイダーマンの物語に仕上がっている。
地上からあっという間にビルの上に達したり、上空から思いっきりダイブするような、空中も含めた都会の街を体1つで跳躍する楽しさは、スパイダーマンアクションならではのものだ。映画を見ていなくても楽しめるが、映画を見ていたらもっと楽しめるので、ぜひ映画と合わせてプレイしていただきたい。