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ギガバイト、TSUKUMO、AMDがゲーミングPCのコラボイベントを開催
マルチゲーミングチーム「DetonatioN」モデルの「G-GEAR」をお披露目
(2014/2/15 18:20)
日本ギガバイトは2月15日、秋葉原のツクモパソコン本店にて「GIGABYTE & AMD DetonatioNゲームイベント」を開催した。
このイベントではGIGABYTE製のゲーミングマザーボードの紹介、AMD製の最先端APU「Kaveri」、「Mantle」テクノロジーの解説、そしてマルチゲーミングチーム「DetonatioN」のメンバーによる「World of Tanks」のデモプレイが行なわれた。
イベントに先立って「TSUKUMO」ブランドを展開するProject White代表取締役の鈴木淳一氏は「先日DetonatioNとパートナーシップ契約を結び、まずはゲーミングPCブランド『G-GEAR』のDetonatioN専用モデルをチームに提供しました。弊社のスタッフはゲーマーばかりで、そういうマニアが企画設計しておりますので、これからもゲーマーに喜んでもらえるスペックで提供していきます」と話した。
続いて登壇した日本AMDの稲川公裕氏は「AMDとして全世界で統合的なゲーム戦略を掲げており、今後ますますゲーム業界に力を注いでいきます」と話した。最後に登壇した日本ギガバイトの中村広志氏は「本日は『TSUKUMO』、AMD、GIGABYTE、そしてDetonatioNという4者が強力なタッグを組んでイベントを開催しました。GIGABYTEは昨年からはDetonatioNのサポート契約を始めるなど、マザーボードメーカーの中でも特にゲーミング分野にも力を注いでいます」と話した。
その後、日本AMDの佐藤美明氏より、RADEON R-seriesのプレゼンテーションが行なわれた。
プレイステーション 4、Xbox Oneの2大ゲームコンソールに採用された事からもわかるように、AMDは独自のGCN(Graphics Core Next)アーキテクチャーのパフォーマンスが評価されている。RADEON R-SeriesはこのGCNアーキテクチャを採用しているのでグラフィックス面でのパフォーマンスはもちろん、「AMD TRUEAUDIO TECHNOLOGY」というサウンド処理を行なう技術も搭載されており、ゲームプレイ時にも非常に高いパフォーマンスを発揮するという。
そしてゲーマーの注目度も高い独自ゲーム用API「Mantle」についても解説が行なわれた。「Mantle」版の「バトルフィールド4」ではDirect X版に比べると最大45%のパフォーマンスを発揮したという。対応ソフトウェアも「バトルフィールド4」以外にも20タイトル以上が対応予定で、今後も更に対応タイトルが増えていく予定だという。
続いて日本ギガバイトの木戸田氏が登壇し、GIGABYTEのゲーミングマザーボード「G1-Killer」の特徴を紹介した。このシリーズではゲーマーの音質に対する高い要求に答えるために交換可能なオペアンプ、ニチコン製のハイエンドオーディオコンデンサー搭載、コネクタ部に金メッキ処理を施すなどの工夫が行なわれている。
もちろんDetonatioNモデルの「G-GEAR」にも、AMD製のAPU、GPU、そして対応するGIGABYTEのマザーボードが搭載されていた。これから「Mantle」対応のタイトルが増えていくに従い、PCゲーマーにもAMDのAPU、グラフィックボードを購入するメリットが大きくなっていきそうだ。