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NCJ「トイボックスツアー2013」東京会場レポート・初日
今後の展開が発表された「リネージュ」、「リネージュ2」編
(2013/12/3 17:30)
エヌシージャパンは11月30日、12月1日の2日間、東京のマンガネット・ダーツ館銀座店にて「トイボックスツアー2013」東京会場を開催した。
「トイボックスツアー」は、エヌシージャパンがサービス中の「リネージュ」、「リネージュ2」、「タワー オブ アイオン」の3つのMMORPGタイトルをテーマに、参加者がミニアトラクションに挑戦したり、運営チームとの交流を行なうオフラインイベント。毎回各タイトルに関する新たな情報なども発表されている。
これまでに博多、京都でもツアーが実施されており、今回の東京会場は「トイボックスツアー2013」の締めくくりになる。本レポートでは初日に行なわれた「リネージュ」、「リネージュ2」のオフラインイベントの模様をお伝えする。
2日目の「タワー オブ アイオン」についてはこちらでレポートしている。なお記事の最後には「リネージュ」、「リネージュ2」休眠ユーザー向けのプレゼントコーナーもあるのであわせてご覧いただきたい。
「リネージュ」国勢調査が発表。「バランカクロウ」は日本ワールドにも存在しているのか?
「リネージュ」の会場では、MC Chun氏とMCカワミナ氏が進行を務めた。「リネージュ国勢調査」と題し、「リネージュ」の日本ワールドの様々なデータが明らかにされた。調査は、いずれも以前の「トイボックスツアー」でユーザーから「調べて欲しい」と声が上がったものが対象になっている。
最初の話題は、ダークエルフの超希少武器「バランカクロウ」について。これが日本ワールドにが存在しているかどうかというと、現状は存在していないと発表された。
続いて「ナイトバルドのツーハンドソード」について、全体の中でどのくらい「祝福されたナイトバルドのツーハンドソード」が存在しているかと、その強化具合が発表された。「祝福されたナイトバルドのツーハンドソード」の割合は全体数の3割程度で、最大強化数はそれぞれ、ノーマルの物は+9、“祝福された”と名前が付いているものについては+7が最高になっている。非常に貴重な装備だがオーバーエンチャントに挑戦しているユーザーも確認できたという。
そしてもう手に入らなくなった「マナスタッフ」の現存数についても発表された。こちらは意外と多く、全ワールドで24,752本も存在しているのだという。1番多かったのはシリウスワールドで7,973本。日本で最古のワールドというのが影響しているようだ。
最後に「レジェンド武器」の現存数について発表された。「レジェンド武器」は合計で3本存在しており、全てが「真冥王の執行剣」だという。うち2本はイベント絡みで産出されたものだが、残り1本については経緯は不明だという。通常時に作成されたのであれば敬意を評したい、と話していた。
開発者からのメッセージも到着。今後のリネージュについて
続いて韓国のリネージュ開発事業部からのメッセージが届けられた。
メッセージによると、リネージュの2014年のアップデートは企画的なアップデートではなく、ユーザー志向型のアップデートが行なわれるのだという。具体的には韓国のプレーヤーとは違う環境である日本のプレーヤー向けに、オーダーメイド型のコンテンツの制作、バランス調整を計画している。
日本のリネージュの定期的アップデートの日程は大きく2つに分かれる予定で、上半期に1回と、下半期に1回を予定している。
上半期のアップデートでは「ラスタバト最終章 後編 支配者の○○(○○の部分は未定)」という名前の大規模アップデートだ。このアップデートではリネージュワールド最強のボス「ギルタス」の討伐難易度を日本の特性にあわせて調整を行ない、難易度は保ったまま「ギルタス」を倒す楽しみを感じられるようになるのだという。
他にもワールド内に4つある市場を1つに統合し、利便性を向上させるほか、+10以上のエンチャントを行なった武器には更に属性エンチャントを行なうことが可能になり、より一層強力な武器を手に入れられるという。
続いて下半期のアップデートは「革命戦争(仮)」という名前で、まず序章として、リネージュの象徴である「攻城戦」コンテンツのリニューアルされる。変更された「攻城戦」では今プレーヤーが不便に感じていることを解消するほか、NPCも攻城戦に参加するような仕組みを導入し、「攻城戦」に対する敷居を下げる狙いがあるのだという。
そして「革命戦争(仮)」アップデートの本編では、「リネージュ」の原作漫画に登場した「デポロジュー」というキャラクターがNPCとして登場し、戦争に参加するようになるという。他にも釣りシステムのリニューアルや、変身システムのリニューアルが行なわれ利、便性が更に向上するという。また「グルーディオダンジョン(メインランドケイブ)」もリニューアルして、高レベル向けコンテンツに挑戦する前の準備的なコンテンツに生まれ変わらせる予定もある。
更に日本プレーヤー向けのオーダーメイド向けコンテンツとして、キャラクター選択UIの変更、「日ノ本」アップデートの第3章、「デスナイト特化変身スクロール」の3つが実装予定だという。「デスナイト特化変身スクロール」は特徴が異なる複数のデスナイト変身が追加され、それぞれモーションが異なるほか、特定の「デスナイト変身」時のみ使用できる特殊なスキルなどもあるという。
最後に驚きの新発表として、リネージュに8種族目のキャラクターが実装されることも明らかになった。残念ながら資料は公開されなかったが、非常にプレイしやすいクラスになる予定だという。
多くのプレーヤーが気になるであろうワールド移動サービスについては、イベント終了後にChun氏に話を伺った。Chun氏によると韓国で行なわれたワールド移動サービスとは仕様が異なるため、現在その部分で調整を行なっているとのことだ。今年中のサービス提供は難しいが、必ず実施するので続報を待っていて欲しいという。
これからの「リネージュ2」のキー要素が発表。「ダシルのとって出し情報 in 東京」
続いては「リネージュ2」の部を紹介していく。司会と進行を務めたのはFSダシル氏とFSダーシス氏。オフラインイベント恒例の「ダシルの蔵出し情報」では、「リネージュ2」の未来と題して、今後のアップデートのキーとなる情報が紹介された。
まず最初のキーワードは「アルテイア」だ。開発資料ということで詳細な情報は明らかにされなかったが、「アルテイア」の村になりそうなマップのスクリーンショットやペットのような資料が確認できる。
続いてのキーワードは「錬金術」。これまでの「リネージュ2」には存在しなかった「錬金術」がどのようにゲームに関わってくるのか、こちらも詳細は明かされなかったが、「錬金術マーク」が示すイラストに何か秘密が隠されているように感じた。
3つ目のキーワードは「大聖杯」ということだが、会場ではどのように関わってくるかなど一切の詳細は明かされなかった。
4つ目のキーワードは「アデンの反撃と英雄」で、これまでは神様がメインだったストーリーに代わり“英雄”が中心のストーリーになるという。
最後に「リネージュ2」開発プロデューサーのナムグン・コン氏からのメッセージが紹介された。メッセージによると2014年には新たな「リネージュ2」の物語が繰り広げられ、シーレンの力に対抗しようとする様々な英雄の物語が始まるのだという。他にも新種族「アルテイア」が登場するアップデートなども控えており、今後の「リネージュ2」の展開にも期待してほしいそうだ。
なお「リネージュ2」のプレーヤーキャラクターをイラスト化してくれる「LIOSサービス」において、プレーヤーのキャラクターと友人のキャラクター2人分をイラストに配置できる「ペア図」の受注が開始されることも併せて発表された。
GAME Watch限定! 休眠ユーザー用読者特典をプレゼント
今回はエヌシージャパンより、「リネージュ」および「リネージュ2」休眠ユーザー向けのプレゼントをいただいた。プレゼント内容はGAME Watch限定のアイテムとなっているので、ほしいという対象ユーザーは下記URLからクーポンを取得していただきたい。プレゼント内容や対象条件などは以下のとおり。
プレゼント配布期間
記事掲載から12月24日まで
クーポンは取得から30日間有効
プレゼント対象条件
2013年9月30日までに各タイトルのアカウントを取得しており、それ以降ポータルサイト「NCSOFT」にログインしていないユーザー