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「Monster Hunter 4 Direct 2013.9.8」

アイルーが“マリオやルイージ”に、ハンターが“リンク”に!!
驚きのコラボやインターネット通信プレイを紹介

9月8日 公開

【モンスターハンター4】

9月14日 発売

価格:各5,990円(パッケージ版/DL版)

CEROレーティング:C(15歳以上対象)

開始直後にいきなりマリオとルイージの姿をしたオトモアイルーが! 「スーパーマリオブラザーズ」とのコラボ発表でスタートした

 任天堂は、カプコンより9月14日に発売されるニンテンドー3DS「モンスターハンター4」の特集を「直接」ユーザーに届ける「Monster Hunter 4 Direct 2013.9.8」を9月8日の20時から同社ホームページなどで公開した。

 開始直後からいきなりコラボ映像が上映された。ババコンガが尻尾のキノコを食べると“お馴染みの効果音”とともに巨大化! そして2匹のオトモアイルーは赤と緑の“あの姿”で登場して動きまくる! 「スーパーマリオブラザーズ」とのコラボだ。

 スーパーマリオとのコラボ映像直後には岩田聡 代表取締役社長が登場。さらに、ゲストとしてオトモアイルーも登場。ニンテンドーダイレクトでお約束の「直接!」を言うと、岩田社長の「直接!」の声にオトモアイルーの「にゃぁにゃ~ん」という声も同時に混じって、「今なにか聞こえましたね!?」と驚くという一幕もあった。

 「スーパーマリオブラザーズ」とのコラボは、任天堂とカプコンの両社の間で「なにかコラボレーションができるといいですね」と、以前から話が出ており、カプコン側から提案があり実現したとのこと。あるオトモ装備を装着すると、オトモアイルーの姿がマリオとルイージに変化するという。

 このオトモアイルー装備が手に入るコラボクエストは、セブン-イレブンのセブンスポットで先行配信される。なお、通常のインターネット経由でも後日に入手可能になるということだ。

岩田社長が恒例の「直接!」を言うと、「にゃぁにゃ~ん」というオトモアイルーの声が
オトモアイルーがマリオとルイージに! ババコンガも尻尾のキノコを食べて大きくスーパー化! このコラボクエストは、セブン-イレブンのセブンスポットで先行配信されるとのことだ
カプコンよりプロデューサーの辻本良三氏(右)、ディレクターの藤岡要氏(左)が登場。二人で「直接!」の形を作った
インターネット通信プレイで「ガララアジャラ」討伐にチャレンジ!

 岩田社長のあとには、カプコンよりプロデューサーの辻本良三氏、ディレクターの藤岡要氏が登場した。マリオとルイージのゲスト出演については、ババコンガがスーパーキノコを食べてお馴染みの効果音で巨大化したり、マリオは丸っこく、ルイージは細身のフォルムにモデルを使い分けているなどこだわっているとのことだ。

 続いて「モンスターハンター4」の大きな魅力であるインターネット通信プレイが“実際にどうなっているのか”を紹介。インターネット通信、ローカル通信、オフラインプレイは、ワールドマップからいつでも切替え可能。集会所を作る時には、目的などを細かく設定可能で、ターゲットのモンスター指定もできる。また、部屋に入る側のプレーヤーもモンスター指定で検索できるとのことだ。

 マルチプレイ中には、「チャット」でのコミュニケーションが可能。チャットはソフトキーボードで入力したり、定型文が利用できる。なお、クエスト中は定型文のみになる。

 ここから、辻本氏、藤岡氏がインターネット通信プレイで新モンスター「ガララアジャラ」討伐にチャレンジ! ガララアジャラはヘビのような大型モンスターで、鳴甲という鱗を飛ばす攻撃をしてくる。音を飛ばすような攻撃で、地面に突き刺さった鱗はガララアジャラのアクションで爆発する。また、これを喰らうと「耳やられ」状態になってしまい、ガララアジャラは耳やられ状態のハンターに巻き付くようにして大ダメージを与えてくる。

 これに対して、ジャンプからガララアジャラの背中にしがみついて連続攻撃を浴びせるなど新アクションもしっかりみせつつ、「わしがやった!」などのネタ的な定型文も交えつつと、楽しい狩りの魅力をたっぷりと伝えてくれた。

インターネット通信プレイの流れや機能をプレイしつつ紹介。ソフトキーボードや定型文でのチャットが可能になっている
「ガララアジャラ」にチャレンジ! ジャンプからのしがみつき攻撃など新アクションを見せつつ、ネタ的な会話も交えての、楽しい狩りの様子を見せてくれた
トークテーマの書かれた紙を箱から引いて、様々な「MH4」トークを展開

 続いては箱の中から紙を引いて、そこに書かれたトークテーマで話すというコーナーへ。以下のようなものになっていた。

テーマ:「MH4」テーマ曲の話

A:テーマ曲「旅立ちの風」のテーマは冒険。疾走感のある曲にしている。

テーマ:今回のプーギーの役割は?

A:癒やしです!

テーマ:いわゆる「物欲センサー」について

A:僕たちも出ないです。みんな条件は一緒です。運です。

テーマ:「イャンクック先生」

A:出ました大人気。イャンクックは初代から出ているモンスターで、そこから先生と呼ばれていますけど……。そういうつもりはなくて、序盤の大型モンスターの動きを経験するひとつの壁なんですね。リオレウスやリオレイアのリーチ短い版の攻撃をしてきたり、慣れるためのモンスターです。そこが先生的ですかね。ちなみに今回は「ケチャワチャ」というモンスターが新要素の高低差をふんだんに使うなど先生的な存在になっています。

テーマ:高低差を取り入れた理由は?

A:アクションゲームとして「MH」を見直そうと考えました。従来のモンスターも出したかったんですけど、同じ仕組みの中で再登場させても遊び方が変わらないですよね。そこで根っこの部分を変えてみました。上から来たり、下から来たり。作っている側としても興味があって高低差にチャレンジしてみたという感じです。戦略の幅ができるんですよね。ぶっちゃけて言えば、ジャンプとかせずに今までのプレイスタイルでも戦えます。でも新アクションを使うと、もっといろいろできるようになります。

テーマ:本作のストーリーについて

A:シングルモードのストーリーを面白く作ってあります。今までは「村を拠点にクエスト行って……」という流れでしたが、今回はキャラバンの団長と旅をしてストーリー進行によっていろんな場所へ行きます。訪れた村ごとにそれぞれ悩みを持っていたり。ゴア・マガラに悩まされていたり。それに絡んで謎のモンスターも……。いろんなキャラクターやいろんな物語が絡み合って、ゴア・マガラがどういう存在なのかわかってきて、最終的にすごく……ここまでにしておきましょうか(笑)。

残り時間も少なくなってきたところで、箱の中からはなんとマスターソードが!

 とこのようにトークを続けて、放送時間も少なくなってきたかなというところで、箱の中から辻本氏が引き出したのは、なんとあのマスターソード! 「ティロリロリロリン」という謎が解けた時のお馴染みの音から映像が始まって、そこには「ゼルダの伝説」のリンクの姿をしたハンターの姿が! 2つ目の任天堂作品とのコラボは「ゼルダの伝説」だ。

 マスターソードと盾を構え、リンクが「MH4」のフィールドを走る! ジャンプする! 弓を放つ! ブーメランを投げる! ……違和感なく世界に溶け込んでいて、クオリティは非常に高い。剣を持つ利き腕もしっかりと左手だ。このリンクの姿はプレーヤーの装備になっていて、当然男女ともにあるそうだ。こちらもコラボレーションの配信クエストで手に入れられるとのことだ。

 10月より東京・名古屋・福岡・札幌・大阪で開催される「モンスターハンターフェスタ'13」を紹介し、最後にはこれまでに明らかになっているモンスターのラッシュ映像が上映されて、「Monster Hunter 4 Direct 2013.9.8」の幕は下ろされた。

ハンターが「ゼルダの伝説」の主人公リンクの姿に! 「MH4」の世界を駆け冒険するその姿に違和感なし!
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(山村智美)