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美女と美少女だらけのMMORPG「Scarlet Blade」を先行体験!
戦闘兵器に変身したり、水着でダンスやプールも楽しめるセクシーMMO
(2013/9/7 00:00)
ネクソンは、Windows用悩殺系MMORPG「Scarlet Blade」のクローズドβテストを10月10日~17日に行なう。これに向けて同社では現在、クローズドβテストの募集を実施している。今回、βテストに先がけて本作を先行体験することができたのでそのレポートをお届けしたい。
「Scarlet Blade」は韓国では18歳未満プレイ禁止として、セクシャルな表現を盛り込んだ作品となっていた。日本ではグラフィックスや表現を一部変更し、全年齢向けタイトルとしてサービスを行なう。プレーヤーキャラクターは露出度の高い女性ばかりというセクシーさはそのまま、独特の魅力を持ったMMORPGとなっている。
大胆に肌を露出したキャラクターは魅力的で、彼女たちが荒廃した未来世界で戦うという内容はSFファンの心をくすぐる。MMORPGとしての基本要素はそろっており、RvRが大きな目的として提示されている。また、ダンスを踊ったりプールに入れたりできる「クラブエリア」といったユニークな要素もあり、盛りだくさんな作品となっている。
荒廃した地球を進む半裸の美女。独特のセクシー系MMORPG
「Scarlet Blade」は未来の地球が舞台となる。地球はナラックと呼ばれるエイリアンに侵略され、核やウィルス兵器で立ち向かうも、結果として人類は地下にしか住めなくなってしまう。それから100年後、人類は自分たちのDNAを存続させる存在として「ブラフマン」を作り、さらに女性だけの新人類「エルカナ」を創造し、地上を開拓することになった。
プレーヤーはブラフマンの1人として、パートナーのエルカナを地上に派遣し調査を開始していく。しかし人類はここでも対立してしまう。ブラフマンとエルカナ達も「ロイヤルガード」と「フリーナイツ」という2つの陣営に分かれて戦いを繰り広げていく。プレーヤーはキャラクター作成時、まずどちらの陣営に所属するか選ぶことになる。
プレーヤーはブラフマンだが、パートナーとなるエルカナを操作することになり、キャラクターの作成はエルカナのみとなる。陣営ごとの能力や外見の違いはなく、スタート地点が違うだけだという。エルカナは6つの職業から1つを選ぶ。大きな剣を使う「ディフェンダー」、かぎ爪を使い素早い攻撃を繰り出す「シャドウウォーカー」、多数の敵にダメージを与えられるチェーンソードを使う「ウィッパー」、強力なライフルを使う「パニッシャー」、2丁拳銃で戦う「センチネル」、ヒーラーの「メディック」の6つが用意されている。
各職業によりキャラクターの外見が大きく異なる。センチネルは若い女の子風で、メディックはおっとりした雰囲気がある。服装はかなりセクシーで、露出度が高いものが多い。シャドウウォーカーだけは全身を覆うスーツで、きつい目鼻立ちな所も面白い。
ゲームはクエストをすすめながらキャラクターのレベルを上げていくタイプ。通信が入ってきて、それをクリアすると報酬が得られるため、クエストNPCの所に戻らなくていいものも多い。序盤はサクサクとレベルが上がっていく感じだ。マップには適正レベルが書いてあるので次の目標もわかりやすい。MMORPGに慣れたプレーヤーはもちろん、そうでない人も手軽にゲームをすすめて行けそうだ。
ちょっと面白かったのが、スタート地点ではエルカナは露出度の高い水着のようなスーツを纏っているだけで、クエストで服(装備)が与えられるところ。フィールドはかなり殺伐としており、モンスターもグロテスクなため、危険な雰囲気だ。それなのに支給されるのは手足の先端を少しだけ覆う装備で、エルカナは危険な地を裸に近い格好で戦い続ける。彼女に服をあげるためにもクエストをすすめねば、という気持ちになった。
個人的に気に入った部分は、崩壊した文明の描写だ。エルカナが進んでいく地は、崩れかけた建物など文明の痕跡が見える。モンスター達は過酷な環境で変化していて、その中を人工生命体の半裸の少女が大きな武器を持って進んでいくという、ギャップだらけのシュールな雰囲気が本作の魅力だと感じた。
キャラクターは一定レベルを超えると「変身」できるようになる。巨大な戦闘兵器と合体し、特性を活かした攻撃ができるようになる。変身のためにはCPと言うポイントが必要で、このポイントは変身中減少する。回復は一定時間の経過か、アイテムでの補充が必要となる。ここぞという時使いたい能力だ。
ダンジョン、セクシーな衣装、さらにクラブエリア、盛りだくさんな要素
高レベル向けの要素として、インスタンスダンジョンも体験した。インスタンスダンジョンはモンスターのドロップや、課金アイテムでチケットを入手すると入ることができる。レベル5ごとに1種類という感じで、CBTでは5種類ほど用意されるという。今回は「ジュピターコア」というレベル25のダンジョンに挑戦してみた。
敵はかなり堅く、攻撃力も高い。またリンクする敵もいて適正レベルでもかなり歯ごたえがある感じだ。タンカーがしっかりと敵を引きつけ、アタッカーがありったけの攻撃をたたき込むというパーティプレイが求められる。ちなみにソロプレイ用のダンジョンも用意されているとのこと。
今回挑戦した「ジュピターコア」は中ボスで大きなロボットが登場し、最後のボスは巨大な装置で、ガーディアンとして中ボスを召喚するというモノだった。かなり歯ごたえのある戦いが体験できそうだ。ダンジョンはストーリーを進めていく中で登場する。ダンジョンに挑戦することでクリアできる“1日1回クエ”があったり、ボスのレアドロップを狙って挑戦することもあるという。コアプレーヤーはチケットを集めて周回することになりそうだ。
本作は他にも様々要素がある。面白いのが、「クラブエリア」だろう。レベル25から入れるフィールドで、その名の通り広大なイベントフィールドで、ダンスフィールドにキャラクターを立たせるとキャラがダンスする。各職業ごとにダンスが異なるという。また中央にはプールがあり、ここで泳ぐことができる。クラブエリアは敵対勢力のプレーヤーとも戦わずに交流できる。
クラブエリアでは召喚しているだけで経験値が増える「ペット」の経験値取得量が上がる。さらにゲーム内マネーで入れる「VIPルーム」が用意されており、ここではさらに経験値が得られるという。ペットは連れ歩くことで戦闘や生産をフォローしてくれる。呼び続けるためにはエサが必要となる。サービス時はクラブエリアやVIPルームに大量のエサを買い込んでペットとこもるユーザーも多くなりそうだ。
課金アイテムはセクシーな服が多い。セーラー服やナース、露出度の高い服など、本作ならではのわかりやすい方向性が楽しい。下着も替えることができる。各職業で装備できる服は替わるということなので、ユーザー間の取引も活発になりそうだ。この他には「バイク」も課金アイテムで、使うと移動力が増す。特別製のペットも販売されるとのことだ。
「Scarlet Blade」はオーソドックスだからこそ、安定したプレイが楽しめるMMORPGと言う印象を持った。フィールドのプレーヤーキャラクターは全部女の子であり、服はセクシーなものばかり。かなり特殊な世界観で、興味を持つユーザーも多そうだ。ゲームはしっかり作られているので、RvRに力を入れるプレーヤーにもオススメだ。
ここまで割り切ったセールスポイントを持ち、それでいながらしっかりとMMORPGがたのしめるという作品はあまりない。プレーヤー達が本作をどう遊び、どんなコミュニティを形成していくのか、興味深い。
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