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コトブキヤ、プラモデル「エヴァンゲリオン 初号機」を11月に発売

塗装済みパーツにより、組み立てるだけで劇中のイメージに近い形に

11月発売予定

価格:5,670円

 コトブキヤは、映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」のエヴァンゲリオン初号機をモチーフにしたプラモデル「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン初号機」を11月に発売する。価格は5,670円。スケールは1/400で、全高19cm。

劇中と同じ顎が1段下がってから開く開口ギミック

 「エヴァンゲリオン初号機」は主人公碇シンジの乗る“汎用人型決戦兵器”で、正体不明の敵「使徒」を殲滅する目的で製造された人造人間。初号機はプロトタイプの零号機の次に製造されたテストタイプ。電力によりうごくが、搭乗者の危機により電力がなくても“暴走”し驚異的な戦闘力を見せた。物語の鍵を握る多くの謎を秘めた存在で、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」でも様々な戦いを繰り広げた。最新作である「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」でも意外な活躍をする。

 プラモデルは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の初号機をモチーフにしている。原作のイメージを再現したフォルムと、膝立ちや足を大きく開いたポーズも可能な幅広い可動域を持つ。パーツは成型色で分けられていることに加え、目の黄色、顎先端や胸部装甲の緑色、襟元の黒色など1部のパーツは塗装されており、組み立てるだけで劇中のイメージに近い形にできる。

 様々なギミックが組み込まれており、暴走状態で印象深い開口ギミックは顎が1段下がってから開くという劇中同様の動きをする。背面ブロックを動かすことで連動してエントリープラグが引き出されたり、腿前面と膝頭の連動や、首関節では上を向く時には喉部が連動する。設定では肩の装甲にナイフが収納されているが、差し替えによってナイフを引き出すポーズを再現できる。エントリープラグ、アンビリカルケーブル、プログレッシブナイフ、パレットライフルが付属しており、劇中のシーンを再現できる。今後の展開も楽しみだ。

 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」はファンの予想を大きく上回る展開を見せた。次作の「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」は現時点では公開日も未定で今後の情報が待たれる。ゲーム関連ではではガンホーのスマートフォン向けパズルRPG「パズル&ドラゴンズ」において、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」とのコラボレーションが5月27日~6月9日まで行なわれた。今後も「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」をモチーフとしたキャンペーンやゲーム作品の登場に期待したい。

【人造人間エヴァンゲリオン初号機】
エントリープラグ、膝装甲の連動などのギミックも搭載。使用しているスタンドは別売りとなる

(勝田哲也)