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PS3/PS Vita「スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE」

「魔装機神」シリーズの最新作がPS3とPS Vitaに登場!

8月22日 発売予定

価格:7,480円(PS3版)

6,480円(PS Vita版)

※ダウンロード版は同価格

 バンダイナムコゲームスは、プレイステーション 3/PlayStation Vita用シミュレーションRPG「スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE」を8月22日に発売する。価格はPS3版が7,480円、PS Vita版が6,480円。プレイ人数は1人。PS3版とPS Vita版でセーブデータの共有が可能な「クロスセーブ」対応。

 「スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE」は、2012年1月にPSP用ソフトとして発売された「魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD」の続編となる作品。「魔装機神」シリーズは、「スーパーロボット大戦(以下、スパロボ)」シリーズに登場するオリジナルキャラクター「マサキ・アンドー」と、彼の搭乗機体である「魔装機神サイバスター」が活躍する「スパロボ」シリーズのスピンオフ作品。

 シリーズ第3弾となる今回は、プラットフォームをPS3とPS Vitaへ移行することによって実現した、高解像度の迫力ある戦闘アニメを楽しむことができる。新キャラクターと新機体の追加はもちろん、その他の機体にも新たな武器が登場するほか、パイロットが持つ「プラーナ」により、機体のパラメーターが変化する本作ならではの独自システムや、シナリオ分岐によるマルチエンディングなど、その全てがパワーアップ。魔装機神の世界「ラ・ギアス」を舞台にマサキ・アンドーとサイバスターの新たな戦いが始まる。

【プレストーリー】

地球内部の異なる位相空間に存在する世界――ラ・ギアス。

それは、地上とは異なる文明と、地上の科学を凌駕する技術を併せ持つ異世界。

ある時、ラ・ギアス最大の国、神聖ラングラン王国は、

予言された大いなる災いに対抗する為、強力な4機の人型兵器、『魔装機神』を創り出した。

操者候補として地上から召喚されたマサキ・アンドーは、

風の魔装機神サイバスターの操者となり、幾多の戦いを経験しながら成長していく。

ラングランの崩壊。宿敵シュウとの戦い。そして三國戦争。

これらを経てマサキ達は国際的平和維持組織、アンティラス隊として再編成される。

活動を開始したアンティラス隊は、シュテドニアス南北戦争の制止に当たり、

暗躍していたヴォルクルス教団の大司教、エルシーネを倒し、騒乱を終結させた。

しかし、戦争が残した傷痕が今、新たなる波瀾をもたらす事になるのだった……。

【イベントシーン】
物語の随所で挿入されるイベントカット。1度表示されたイベントカットは、オプションの「追想録」で好きなときに見ることができる

キャラクター&機体紹介

■ マサキ・アンドー

CV:緑川光

 魔装機神サイバスターの操者。スポーツ万能の熱血漢。直情径行型で破滅的なまでの方向音痴。黙っていれば二枚目なのだが、お調子者なので三枚目を演じる事が多い。浪花節に弱く、集団で行動するのが苦手だったが、様々な経験から仲間意識を強く持つ様になった。

 現在は、アンティラス隊のリーダー的存在となっている。恋愛に関して、リューネやウェンディから好意を寄せられているが、はっきりした答えを返せない。家族愛と異性愛の区別が付いていないところがある。剣道の経験は嗜む程度だが、ゼオルートの練習相手を務めていたため、知らぬ内に神祇無窮流の動きを身に付けている。

 前回の戦いにおいて、サイバスターの守護精霊サイフィスと心を通わせ、精霊と意識を同調させるポゼッション(精霊憑依)を会得している。

■ サイバスター

 神聖ラングラン王国で開発された人型汎用兵器。風の精霊サイフィスと契約し、その加護を受け、「風の魔装機神」の異名を持つ。操者はマサキ。メイン動力はフルカネルリ式永久機関。そのパワー効率を高めるため、操者(パイロット)のプラーナが必要とされる。プラーナとは「気」や「オーラ」と呼ばれるものと基本的に同じで、操者によって供給される。そのため、パワーは操者の資質に多大な影響を受けてしまう。

 機体の気密性は高く、水中や宇宙空間での行動も可能。内部に自己循環システムがあるため、操者の生理機能は守られ、長時間の行動が可能。また、エーテル(質量を持たず、絶対座標に対して静止しているエネルギー)を魔術的媒体として推進に利用している。装甲材質はオリハルコニウムで、呪符的効果のある数秘学を元にした幾何学模様が金属粒子レベルで封じ込めてあり、魔術的防御も高い。メインコンピューターはラプラスデモンタイプで、因果律を計算し、様々な事象を予測することが出来る。

 ただし、その機能は操者自身の精神と魔力によって著しく左右される。他の魔装機神にない力として、単独でゲート(地上とラ・ギアスを繋ぐ道)を開き、行き来できる能力がある。また、ラングランにおける神の鳥「ディシュナス」を模した巡航形態・サイバードへ変形できる。

【戦闘シーン】
敵機体レンファに対してサイバスターの「擲斬撃・偃月(てきざんげき・えんげつ)」が決まった

■ ホワン・ヤンロン

CV:井上和彦

 魔装機神グランヴェールの操者。地上では体育教師だった。故事成語マニアで、すぐに古典から言葉を引用する癖があり、少々ナルシスト。また、傲岸不遜なところがある。格闘能力に優れ、中国拳法、とくに北派少林拳を得意とする。己にも人にも厳しく、すぐに説教を始める困った癖を持つ。己を高める事に余念がなく、暇を見つけては一人で修行している。

 ネストリアス教の教母エルシーネに対しては好意を持っていたが、エルシーネが正体を現し、ヴォルクルス教団の大司教である事が判明すると、ヤンロンはエルシーネを討ち、魔装機神操者としての使命を全うした。

■ グランヴェール

 炎の精霊グランバを守護精霊とする魔装機神。操者はヤンロン。高い攻撃力を誇るが、その反面、防御力に難がある。グランバの影響で過度に活性化した機体内の熱素(カロリック)を制御するため、専用に設計された熱素循環機関「カロリック・リサイクラー」を持つ。この機関は余剰な熱素を機体駆動エネルギーに変換する機能も有していて、グランヴェールの高出力に一役かっている。

【戦闘シーン】
グランヴェールの「劫火斬奸(ごうかざんかん)」が敵機バグランを焼き斬る!

■ テュッティ・ノールバック

CV:井上喜久子

 魔装機神ガッデスの操者。涙もろく、素直。芯が強く、しっかりとした女性。特技はスキーと車。A級ライセンスを持っており、F1レーサーに誘われた事もある。趣味のサウナが大好きで、1日2回は入っている。異常なほどの甘党。彼女の作る料理を食べる事が出来る人間は限られている。魔術的な素質もあり、操者の中ではデメクサに次ぎ2番目の腕前。マサキに対しては、当初姉の様な感情を抱いていたが、マサキが成長するにつれ、リーダーとして認めていく。

■ ガッデス

 水の精霊ガッドを守護精霊とする魔装機神。操者はテュッティ。汎用性が高いが、攻撃力にはやや難がある。手持ちの武器であるトライデントは、魔術増幅度を強化する特殊なオリハルコニウム合金処理が施されており、これを媒体にして魔術兵器に強力な威力を与えることに成功している。魔装機神設計の中心的人物で、著名な芸術家でもあるジーン・ラアス・ラッカーは、特にこのガッデスの開発に心血を注いだ。ガッデスの優美な装甲ラインはジーン自身のデザインによる。

【戦闘シーン】
トライデントに溜めたエネルギーがシャワーのように襲いかかる「ビフロストフォール」

■ ミオ・サスガ

CV:かないみか

 地上世界から召喚され、魔装機神ザムジードの操者に選ばれた少女。一見、いくらか年下に見られる程度のごく普通の女の子だが、精神年齢は意外と高い。もっとも、普段はおちゃらけている事が多いので、その片鱗を見せる機会はあまりない。幾分自意識過剰気味なところを見せる事もある。昔、両親を失った後、合気道の達人である祖父の家に預けられており、その間に受けた指導によって、気を操る事が得意になった。

■ ザムジード

 大地の精霊ザムージュを守護精霊とする魔装機神。他の魔装機神に比べ、機動力は劣るが、防御力は高い。また、自己再生能力を持っている。左腕に装備された振動発生装置は、相手機体に直撃させることで駆動系を一時的にロック状態にしたり、大地に打ち込んで共鳴現象を利用した地震を発生させることが可能。ウェポン・ベイの容量が大きく、3機のファミリアを搭載できる。初代操者はリカルド。後にミオが搭乗することになる。

【戦闘シーン】
ザムジードの怒りの一撃「カッシーニの間隙(かんげき)」が敵機デモンネレスにヒット!

■ ファング・ザン・ビシアス

CV:中村悠一

 ギオリアスの操者。以前はラングランの近衛騎士団に所属していた。剣皇ゼオルートの弟子であり、剣術の腕は高く、有名な剣術大会で優勝するほどの腕前。好戦的な性格からかラ・ギアス人にしてはプラーナが強く、プラーナ補助技術が未熟な初期の魔装機でも扱う事ができた。

 かつてはプライドの高さから地上人に反感を抱いており、マサキへの誤解もあって、バゴニアに出奔し、一時マサキ達と敵対していた事もある。現在は和解し、アンティラス隊に入隊。情報部員として、セニアの下で働いている。心機一転、近衛騎士団時代の服装から大きくイメージチェンジ。新たな衣装でさらなる活躍を誓う。

■ ギオリアス

 風の低位精霊ギオリュートと契約した魔装機。属性は旋風。操者はファング。新たにアンティラス隊に配備された、ギオラストの後継機。当初偵察機として設計されたギオラストに対して、最初から前線での運用を想定した上で開発プランが進められた。そのため武装や装甲が強化され、より攻撃的な機体に仕上がっている。

【戦闘シーン】
エネルギーを纏ったギオリアスが敵機ギルドーラに体当たりする「バーニングダイブ」

■ レオゲイラ

 炎の低位精霊レオガと契約した魔装機。属性は流星。操者はツレイン。魔装機ジェイファーの後継機として製作され、予備にまわっていたが、ツレインとの相性がよく、そのまま彼の専用機になる。前回の戦いで性能不足が指摘されたため、兵装を増強。もともと高かった近接格闘戦能力がさらに強化されている。

【戦闘シーン】
足についているソーサを回転させて敵機に突進するレオゲイラの「ブレイカーシュート」

■ デルギラン

 大地の低位精霊デルギナと契約した魔装機。属性は火山。現在の操者はメフィル。色々と問題があった魔装機フェンターが廃棄され、後継機として正式に採用された。フェンター同様、長距離での攻撃においてその力を発揮する長距離支援タイプである。前回の戦いの後、装甲板やミサイルポッドなどを増設。火器管制システムも強化され、より射撃戦能力が高まっている。

【戦闘シーン】
敵機グラフドローン極(きわみ)に「メガビームガトリング」で攻撃を仕掛けるデルギラン

■ ディンフレイル

 炎の低位精霊ディンヒュールと契約した魔装機。属性は稲妻。操者はギド。予備機として眠っていたが、ギドが操者として選ばれ、正式採用される。改修に伴い前面装甲が増強された他、新開発された携行武器も搭載され、正面からの撃ち合いをこなせる程の制圧力を手に入れた。増加したウエイトについてはギドが腕前でカバーしており、本来の特長である高い機動性も損なわれていない。

【戦闘シーン】
ディンフレイルが放った「ロングレールライフル」の弾が敵機ギンシャスに命中!
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(志賀康紀)