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セガ、PS3「龍が如く5 夢、叶えし者」発売記念抽選会!

名越総合監督、横山プロデューサーも登場!!

12月6日 開催

【龍が如く5 夢、叶えし者】

発売中(12月6日 発売)

価格:
8,800円
CEROレーティング:D(17歳以上対象)

 株式会社セガは、12月6日にプレイステーション 3用アクションアドベンチャー「龍が如く5 夢、叶えし者」を発売した。これを記念し、「特製麻雀牌」、「オリジナルTシャツ」などのグッズが当たる抽選会をゲームの舞台にもなっている全国5大都市(東京、大阪、名古屋、札幌、福岡)にて開催した。本稿では、ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba(東京都千代田区)にて、9時30分〜20時まで実施されている抽選会の様子、会場に登場した名越稔洋シリーズ総合監督、横山昌義プロデューサーのミニインタビューをお伝えする。

 抽選会参加の条件は、対象店舗にて「龍が如く5 夢、叶えし者」のゲームソフト(EMBLEM EDITIONを含む)を購入し、購入時のレシートを抽選会場に持参すること。ゲームソフト1本につき、1回抽選を受けることができる。抽選でもらえる賞品、抽選会実施店舗についてはこちらをご覧いただきたい。

ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの抽選会場は1Fエントランス。ポスター、パッケージ、グッズなどで「龍が如く5 夢、叶えし者」一緒に。ゲームソフトは抽選会場ではなく、ゲームコーナーで購入する必要がある。本作を購入予定で、近くに抽選会実施店舗があるなら、グッズがもらえるので是非とも利用してもらいたい

名越稔洋シリーズ総合監督&横山昌義プロデューサー ミニインタビュー

 会場には名越稔洋シリーズ総合監督、横山昌義プロデューサーが登場。お話を伺うことができた。

――まずは発売日を迎えた感想をお願いします。

名越総合監督:やることは全部やれました。売れて欲しいです。今まで、作品とどう向き合ってきたかを中心に話してきましたが、今回は売れることを期待、意識しました。スタッフは常にベストを尽くしてくれています。内容もいいし、ボリュームもあります。シリーズの中で最高の(売上)記録が出せる気配も充分に感じています。突き抜けた記録を出さなければいけない、これが唯一残ったプレッシャーです。やるだけやり尽くしたので、どう感じてもらえるのかワクワクしています。

横山プロデューサー:作り手としては、今日から第2の勝負が始まると思っています。実は昨日まではスッキリしていたのですが、昨日の夜からみなさんの評価が気になって仕方なくて。良いものを作り続けなければ次はない、と常に思っているので、今回も考えられる仕掛けは全部施したつもりです。そこをみなさんにどう評価していただけるのか楽しみです。今朝も評価をチェックしてきましたが、あったのは桐生編(1部)で、さすがに3部、4部についてはまだ誰も書いてなかったですね。どれ位みなさんに楽しんでいただけるのか、もう1回僕らの新しい戦いが始まる日なんだなと思っています。

――初プロデュースという所で、苦労した点はありますか?

横山プロデューサー:全部大変でしたね。今まではシナリオ書いて、たくさん作らせて欲しいとプロデューサーにお願いしていたのですが、今回は自分で締めにいかなければならない。もっと作りたい、でもこれくらいが丁度いいと、両方の目線が働くんです。そういう自分との戦いがすごく多かったです。

――「龍が如く1&2 HD EDITION」、「龍が如く5 夢、叶えし者」のリリースと辰年に相応しい年になりましたが、この1年を振りかえってみていかがでしょうか?

横山プロデューサー:僕は辰年なので何かいいことあるかなと思って奇跡を信じてやってきましたが、本当にいい1年でした。人生で忘れられない年ってあると思うのですが、その1つになりました。えらい疲れましたけど(笑)。

名越総合監督:ゲームを作っている以外にも環境って変わるじゃないですか。この4月に経営の仕事が入りましたし(名越氏は2012年4月から取締役 CCOに就任)、家庭用、業務用の仕事もやっています。その中で、大事な所だけ“龍が如く”と付き合っていくことができました。立場、会社の事情と変化の激しい中で、変化に対応し、いい仕事ができた1年だったと思います。

――本作から初めて“龍が如く”を遊ぶ方に向けて一言お願いします。

横山プロデューサー:やっぱり新しくは入りにくいと思うのですが、そういう人がいかに入りやすくなるかを常に考えて作っていますし、その結果がアナザードラマです。ナンバリングタイトルではありますが、新規タイトルを作る気持ちでいつも臨んでいます。CMや映像などから、みなさんの目にもそう映っているのではないかなと。少しでも新しい人が増えてくれたらいいと思っています。

名越総合監督:めでたいから良いことばかり言いたいのですが、どこかで“龍が如く”がもし終わるのだとしたら、終わるのに相応しい結果を出さなければいけないんです。まぁ、僕はいつ抜けても大丈夫かな? という気持ちも半分ありますが、それくらいの結果が今回出てくれると思っています。新しい人に入ってきてもらうのは難しいと、改めて実感してます。ただ、数字を見ると、新しい人が入ってきてくれないと、新記録は出ないわけで、どうやって新しい人を取ったのですか? と聞かれても、僕はうまく答える自信はないです。みんなが一生懸命やってくれたからじゃないですかねぇ、位しか言えないですね。例えば、第1作「龍が如く」の時、その人たちは全て新しい人です。何故かあんな変わったゲームを買おうと決断してくれた人が、最初の段階で、今の半分、30万人位いました。その時、僕らは何をしたのか。いろいろやりましたが、結果、一生懸命やったから入ってきてくれました。これからも地道にユーザーを獲得していくしかないと思います。

――今回、シリーズで最高数のタイアップを実現していますが、これについて一言お願いします。

名越総合監督:最初は一桁でした。それが二桁に、数十にとなった段階で、次はとなった時、僕は乱暴に“3桁でしょ”と言ったんです。3桁取ってくるのは大変だし、ゲームに入れなきゃいけないし、入れたら入れただけでは済まない。それはわかっていたのですが、目標とはそういうものだと思うんです。現実から積み上げていってできることもあり、その方が手堅いですが、目標実現のためにどうすればいいのかとなった時に、人間は努力します。「龍が如く」が毎回短い期間でジャンプアップできたのは、無茶を言う上司と、無茶を「無茶ですよ」と言わず、「叶えてみせるぞ、この野郎!」みたいな、根性の戦い合いみたいなものがあって成立したんです。(タイアップは)広く「龍が如く」を知ってもらうための方法というのは間違いないですから。

横山プロデューサー:社内用のプレゼン映像に、最初は「100社目標」と入れていたのですが、「100社必達に変えろ!」と言われまして変えました(笑)。それを見た担当は「もう必達なんだ……」と震えてましたね(笑)。努力の甲斐あって、130ものタイアップが実現できました。そうやって数字を見るとやらなきゃと思うし、やるんですよね。

――最後に一言、来年の抱負と共にお願いします。

横山プロデューサー:仕事ですから当たり前ですが、僕らは作り続けなければならないんです。「5」へのみなさんの評価が次のモノづくりに関わってきます。5大都市をやることになったのはユーザーのみなさんの声からですし、真島が生き残っているのもそうです。まずは評価を分析、研究しながら、来年中には何か発表できるといいなと思っています。

名越総合監督:ベタですが、買っていただいて損はさせません。それと愛していただける分、周りにその面白さを伝えていただけたら嬉しいです。来年から人生の半分以上を業界で過ごしてきたことになるので、自分の役割を見直していきたい。これまで業務用でいっぱい売れるものが欲しいとか、ドライブゲームが作りたいとか、いろいろ叶えたいことがあったのですが、スタッフにたくさん叶えてもらったんです。叶えてもらったものは財産です。これを返していかなければいけない。今、僕は先輩の作ってきた道を辿ってきています。ただ、時代は大きく変わってしまった。そんな時代で若い連中は五里夢中に近い状態にあると感じるんです。僕も一緒になって悩んでいる場合ではないので、これからゲームが産業としてどう成するのか、ゲームを作りたいと心から思っている若い子がどうすれば面白いゲームを作れるようになるのか、その道を少しずつ僕の方でもならしていくことを本気で始めていかなければという気持ちです。

――ありがとうございました。

抽選会場では名越総合監督のサイン会も。抽選会実施中、常にサインが貰える訳ではない。この時間に居合わせた人はラッキーだ

(木原卓)