「ヱヴァ新劇場版:破」“NERV官用車”をダイキャストモデルに
ミサトとアスカのフィギュアもついて、限定1,000個発売
ウェーブはダイキャストモデル「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 Nerv Official Business Coupe【NERV官用車(作戦部1課管轄)】」の発売を開始した。価格は18,900円で、1,000個限定生産。スケールは1/18で、全長22.3cm。同スケールの葛城ミサトと式波・アスカ・ラングレーのフィギュアが付属している。
「帰ってきたウルトラマン」のマットビハイクルを彷彿とさせるデザイン。ミサトとアスカのフィギュアも付属 |
「Nerv Official Business Coupe【NERV官用車(作戦部1課管轄)】」は劇中でミサトがアスカと共に乗り、エヴァ3号機の起動実験に向かった車だ。アスカは同じパイロットである碇シンジと綾波レイを思いやって3号機の実験に志願した。実験場に向かう車内では、ミサトとアスカの会話、そしてレイからの電話と、印象深いシーンが展開された。
車のデザインは、1970年代に生産されたマツダ・コスモスポーツの真っ白な車体に赤いラインを引いた塗装が施されており、「帰ってきたウルトラマン」に登場する怪獣攻撃隊MATが使っていた車「マットビハイクル」を思わせるデザインとなっている。これは特撮作品へのオマージュである。ちなみに、ミサトの電話の呼び出し音がMATの無線連絡音となっており、映画のエンドロールには円谷プロと共に、「帰ってきたウルトラマン」などの特撮作品の名前が書かれている。
車のダイキャストモデルそのものは、ミニカーメーカーとしても知名度の高いオートアートが製造を担当しており、ウェーブはフィギュア制作を担当している。ドア、ボンネット、トランクに加え、給油口まで開くようになっており、車内もシートやハンドル、ギアなど精密に再現している。エンジンルームも細かく、オートアートならではのこだわりが感じられる。フィギュアもまたキャラクターの特徴を捉えており、大きなセールスポイントだ。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」は、最新作である「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の公開が11月17日に迫っており、世間では大きな盛り上がりを見せつつある。ゲーム関連でも、タイトーとコプロによる「新劇場版」をモチーフにしたソーシャルゲームMobage「ヱヴァンゲリヲン MEMORIA」が配信されている。現在、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」は依然として謎のベールに包まれており、大きな話題になること必至だ。ゲーム方面での展開も期待したい。
【Nerv Official Business Coupe】 | |
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ドア、ボンネットなどが開閉。エンジンルームや車内も細かく作り込まれている |
(C)カラー
(C)WAVE CORPORATION
※画像は公式ページのものです
(2012年 11月 1日)