アークシステムワークスステージ&ブースレポート

多彩な試遊台が並ぶブース。Windows 8版「BLAZBLUE」も登場!


9月20日~9月23日 開催(20日、21日はビジネスデー)

会場:幕張メッセ1~8ホール

入場料:前売1,000円/当日1,200円(一般)
    無料(小学生以下)
    前売3,000円(TGS サポーターズクラブ)


 アークシステムワークスのブースでは、2012年冬稼働開始予定のアーケード用「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」の対戦台を中心に、PlayStation Vita「とってもE麻雀」、PS Vita「NAX Music Player」、PS Vita「GUILTY GEAR XX ΛCORE PLUS R」、Xbox 360「GUILTY GEAR XX ΛCORE PLUS」、ニンテンドー3DSダウンロードソフトシリーズなど、多彩なプラットフォームの試遊台を設置。

 また、参考出展ながら、Windows 8用「BLAZBLUE CALAMITY TRIGGER」の試遊台も登場。メーカーの担当者によると、Windows 8の新機能であるタッチスクリーンにも対応しており、Windows 8の発売に合わせての配信を目指して開発中としている。

 9月22日と9月23日の一般入場日には、同ブースに設置されている全てのタイトルで体験プレイを行なった人に、同社タイトルのキャラクターが描かれたカード65枚を収録した特製カードファイルがプレゼントされるスタンプラリーイベントが実施される。このカードファイルは各日先着100名限定となっている。

アークシステムワークスブースの全景アーケード筐体を中心にさまざまなプラットフォームの試遊台が並ぶWindows 8版「BLAZBLUE CALAMITY TRIGGER」

 ブース内のステージでは、新作タイトルのプレゼンテーションが行なわれ、同社の森プロデューサーと原ディレクター、エープラス株式会社の山口プロデューサーが、計4タイトルを紹介した。

 1タイトル目は「BLAZBLUE」シリーズ3作目となるAC「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」。今作では舞台を階層都市「イカルガ」へと移し、「起承転結でいうところの“転”にあたるストーリーが展開する」(森氏)という。

 新キャラクターはそれぞれタイプの異なる3人。布を使った遠距離攻撃タイプの「アマネ=ニシキ」(CV:石田彰)、「ロックオン」で動きを捕獲し、投げコンボを駆使する「バレット」(CV:行成とあ)、弱点を刻む「ザ・テラー」で大ダメージを与える近接戦闘タイプの「アズラエル」(CV:安元洋貴)となっている。

 ほかにも、新コスチュームや新ステージ、新必殺技なども追加されるが、既存のグラフィックスにも手を加えており、「絵として見えるところで、おかしいと感じるところは全部作り直そうと思っており、キャラクターのドットの部分も直しています」(森氏)という。

 稼働開始時期については、「2012年内の稼働開始を目指して開発しています」とのこと。


【スクリーンショット】

「XBLAZE」を紹介する森プロデューサー(右)

 続いて発表されたのは、アドベンチャーProjectの第1弾となる「XBLAZE」。監修を森氏が担当しており、「BLAZBLUE」とは直接関係はしていないというものの、ムービーでは見覚えのあるキャラクターが登場していたり、“蒼”といったキーワードなど、世界観はなんらかの繋がりがあるようだ。

 主題歌はランティス、BGMはきくお氏が担当し、メインキャストは若手声優をキャスティングしているという。シナリオ制作はマルチコンテンツ創作集団のSATZに依頼しており、「僕の方ではできる限りプロットで留めようと思っています」(森氏)という。発売時期は2013年春となっており、「暑くなる前には出したい」とのこと。


ビデオメッセージで「月英学園」について語る杉田智和さん

 3タイトル目は、学園伝奇アドベンチャー「月英学園」。本作はもともと、声優の杉田智和さんが同人として作っていた小説で、その後ビジュアルノベル化したものを、今回アークシステムワークスと制作レベルで手を組んでリファインし、コンシューマゲームとして発売するという。

 キャストは、森氏が「実現するように努力します(笑)」と語るほどの豪華声優陣が予定されており、杉田さん自身も声優として参加するという。発売時期は2013年春となっており、こちらも「暑くなる前には出したい」とのこと。


「ダマスカスギヤ」を紹介するプロデューサーの山口氏とディレクターの原氏

 最後は「Mobage」にて配信予定の「ダマスカスギヤ」。多彩なパーツを組み合わせてロボットをカスタマイズし、バトルを繰り広げるソーシャルゲームで、カスタマイズに応じて見た目が変化するロボットや派手な演出によるオートバトル、気楽にはできない本格的なミッションなど、スマホのリッチな環境を活かしたゲーム性が特徴という。配信時期は今秋の予定。


(C) ARC SYSTEM WORKS

(2012年 9月 22日)

[Reported by 滝沢修]