スパイク・チュンソフト、「キングダムズ オブ アマラー:レコニング」

主人公が出会うキーキャラクターとストーリーを紹介


9月20日 発売予定

価格:8,190円

CEROレーティング:Z(18歳以上のみ対象)


 株式会社スパイク・チュンソフトは、9月20日発売予定のプレイステーション 3/Xbox 360「キングダムズ オブ アマラー:レコニング」の最新情報を公開した。

 今回公開されたのは、キーキャラクターと彼らにまつわるストーリーについて。舞台となる世界「アマラー」の驚異となる存在「ガドフロー」や、死者蘇生の研究をする学者「ヒュモラス・ヒューズ」、「運命なき者」となった主人公と出会う英雄「アガース」と密偵「エリン・シアー」が紹介されている。

【「キングダムズ オブ アマラー:レコニング」ストーリートレーラー】


■ ガドフローによる反乱とツアサ・デノーンの軍勢

ガドフロー

ガドフローはウィンター・フェイの1人で、自身の主君であるウィンター・フェイの至高王マトンを殺め、アマラーの若き種族たちに宣戦布告をした張本人である。彼がどうしてそのような狂気に至ったかは定かではないが、一説によると彼は邪神にその魂を穢されてしまったのだという。

ガドフローは自らの手となり足となる軍勢として「ツアサ・デノーン」を組織した。プリスミアのクリスタルで出来た漆黒の鎧に身を包む彼らは、フェイであるがゆえに寿命を持たず、不死の軍隊としてアルファーや人間の戦士たちに恐れられている。ツアサは東方の地であるアラバストラとクルリコンを掌握し、海峡を渡って西方にも勢力を拡大している。そして主人公「運命なき者」が蘇るフェイランド西端のアリスターの塔にまで、その魔の手はせまりつつあった。


狂気に至ったガドフローと、ツアサ・デノーンの軍勢ツアサ・デノーンの兵士


■ ヒューズによる「運命なき者」の復活

ヒュモラス・ヒューズ

 ノームの学者であるヒュモラス・ヒューズは、ノームの首都アデッサから遠く離れたアリスターの塔で、「魂の泉」を使った死者の蘇生実験を行なっていた。彼はもともとアデッサの研究者だったが、死者の蘇生が倫理的な問題を多く抱えているとし、アデッサの研究所を追放されてしまったのだ。

 魂の泉を使った蘇生実験にはまだ課題も多く、今のところ満足できる形で蘇生が成功した例はない。アリスターの塔には毎日のように種族を問わずさまざまな死体が運ばれてくるが、その中の1つだった「運命なき者」の肉体が、幸か不幸かその初めての成功例となる。しかしヒューズはその成功を喜ぶ猶予も与えられず、アリスターの塔はツアサ・デノーンに襲撃されることとなる……。

「運命なき者」は、蘇生実験の研究をしていたヒューズの初めての成功例となる
龍の泉(左)を使った実験場のアリスターの塔(右)


■ アガースとフェイトウィーバー

アガース

 「フェイトウィーバー」とは、アマラーの世界で人々の運命を読み解き、いつどういった出来事が起こり、いつ人々に死が訪れるかを予見する力を持つ人のことである。アマラーの人々には必ず定められた運命があると言われ、ゆえにフェイトウィーバーは単なる占い師ではなく、的確に運命を読み取ることができる。しかしどれだけ先の未来を見通せるかは個々の能力次第で、多くのフェイトウィーバーが1日先の運命程度しか読み解くことはできない。

 ブラニ人であるアガースもフェイトウィーバーの1人だ。アガースはかつて「不屈のアガース」と呼ばれ、数々の戦地でその剣を振るった英雄だった。しかし運命そのものと向き合い、運命を支配するためフェイトウィーバーとなったのだ。「運命なき者」と出会った彼はその運命を読み解こうとするが、闇に包まれた「運命なき者」の未来に驚嘆することとなる。


塔の襲撃からの脱出の際、運命なき者はヒューズからアガースに会うよう告げられる


■ エリン・シアーとの出会い

エリン・シアー

 ドカルファー族の密偵エリン・シアーは多くの謎に包まれた女性だ。彼女はアリスターの塔を出た「運命なき者」の前に突然現われ、その後「運命なき者」の歩む道を導いていく存在となる。彼女は「運命なき者」のことを昔から知っているようだが……? 彼女の存在が、自らの過去を取り戻す鍵となるかもしれない。


運命なき者を知っているような口ぶりのエリン・シアー

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(2012年 9月 7日)

[Reported by 安田俊亮]