バンダイ、「餓狼伝説」のテリー・ボガードをアクションフィギュア化
躍動感溢れるポーズを再現可能、「パワーゲイザー」用のエフェクトパーツも!
パワーゲイザー用のエフェクトパーツも付属している |
株式会社バンダイは、アクションフィギュアシリーズ「D-Arts」で、SNK(現SNK プレイモア)の格闘ゲーム「餓狼伝説」シリーズに登場するキャラクター「テリー・ボガード」を11月に発売する。価格は未定。
テリー・ボガードは、「餓狼伝説」シリーズで主役を務め、「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズにも登場する人気キャラクターだ。SNKの看板キャラクターとして様々な作品に登場している。格闘ゲームというジャンルを代表するキャラクターの1人といえる。強敵との戦いを楽しみ、豪快な必殺技を使うパワフルな戦い方を得意とする。
勝利時の「オーケー!」という声と共に帽子を投げるポーズは人気が高く、明るく強く前向きなキャラクターという印象が強い。さらに「餓狼伝説2」で見せた超必殺技「パワーゲイザー」は、地面からエネルギーの柱を吹き出させるという派手なエフェクトと、ピンチの時にしか発動しない一発逆転技として強いインパクトをもたらした。この“超必殺技”システムは、その後の格闘ゲームにも大きな影響を与えた。
「D-Arts テリー・ボガード」では、ジーンズにバスケットシューズ、袖を切り取った上着に帽子というおなじみのスタイルで立体化されている。ジーンズのしわや、Tシャツを盛り上げる筋肉など、細かいところまでこだわって造形されている。表情パーツも複数用意され、「叫び顔」を使うことで、必殺技の雰囲気をより劇中に近い雰囲気で再現できる。
「格闘ゲームのキャラクター」であることにこだわり、特に肩は複雑な関節構造になっていて、「バーンナックル」の両手を広げたポーズ、前傾姿勢で腕を内側にするファイティングポーズも自然に決まる。「パワーウェーブ」での片膝立ちももちろん可能だ。縛った髪の毛にも関節が仕込まれているため、動きのある表現が可能だ。
さらに必殺技用のエフェクトパーツも付属しており、ゲーム中の活躍を余すことなく再現できる。テリーのアクションフィギュアの決定版とも言うべき作品である。今後のラインナップなどはまだ発表されていないが、本作を皮切りに、様々なキャラクターが発売されて欲しい。
【D-Arts テリー・ボガード】 | |
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叫び顔パーツ、多くの関節、エフェクトパーツでゲーム内のイメージを再現している | |
細部まで原作へのこだわりを感じさせる。格闘ゲームのキャラクター向けに作られた素体にも注目だ |
(C) SNK PLAYMORE
(2012年 8月 2日)