コンセプトアート

バイクから車に飛び移るようなアクションも

凍った魚すらも武器に!?

　株式会社スクウェア・エニックスは、プレイステーション 3/Xbox 360/Windows用オープンワールドアクション「スリーピングドッグス 香港秘密警察」の最新情報を公開した。「スリーピングドッグス」の発売日は、9月27日で、価格はPS3版、Xbox 360版が7,980円で、Windows版がオープンプライス。CEROレーティングはZ（18歳以上のみ対応）。

　「スリーピングドッグス」は、ドライビングに加え、打撃や投げなどの格闘、オブジェクトを利用した攻撃、特殊な射撃など様々なアクションが可能だ。今回は本作の“アクション”にフォーカスして紹介していきたい。

　「スリーピングドッグス」は従来のオープンワールドタイプのゲーム以上にアクション要素を詰め込んだ作品となっている。本作は香港アクション映画に強く影響を受けた作品であり、ゲーム内では映画作品を彷彿とさせる、ド迫力のアクションが繰り広げられる。

　本作の主人公である潜入捜査官ウェイ・シェンは、プレーヤーの操作で、敵に対してジャンプして上から襲いかかったり、走っている乗り物から乗り物へ乗り移ったりと、激しいアクションを行なう。特に格闘戦は、肉体と肉体がぶつかりあう激しい戦いが繰り広げられる。時には10人近くの敵とも戦わなくてはならない場面もあり、数で勝る敵に勝つためには様々な工夫が必要となるようだ。

　ウェイをより強力にしてくれるのが「マーシャルアーツ」だ。本作では道場から奪われた“十二支像”がマップのあちこちにあり、これを回収し、道場に返すことでマーシャルアーツの技を学ぶことができる。技は格闘で役立つものばかりで、格闘戦で大きなメリットになるという。

　そして「周囲のオブジェクトの活用」も戦いでは重要な要素となる。車のドアが開いていれば、そこに相手の頭をはさみ、外側から蹴りつけ大ダメージを与えることができる。自動車工場では車のボンネットが開けられ、中のエンジンがクレーンでつり上げられている場所がある。ボンネットに敵を押し込み、近くにあるレバーを下げると……。こういったオブジェクトを利用した要素もたくさんある。戦闘中は周りにも注意したいところだ。

　もちろん銃撃戦も頻繁に起こる。障害物に身を隠す「カバーアクション」だけでなく、敵を捕らえて盾にする、敵から武器を奪い取る、といった事も可能だ。遮蔽物から飛び出す、障害物を飛び越すといった特定のアクション時には、周りの敵の動きがスローモーションになるという効果が発動する。これを活用すれば多くの敵との銃撃戦も有利に戦えるだろう。このように「スリーピングドッグス」には、格闘にも、銃撃にも、様々なアクション要素が盛りこまれているのだ。

十二支の像を見つければマーシャルアーツの技を学べる
オブジェクトを利用して有利に戦う
数で勝る敵に、どう戦うか?
銃撃戦も派手なものとなる。スローモーションが勝利の鍵だ