テクノブレイン、ホバーパイルダーで「パイルダーオン」をシミュレート!!

WIN「パイロットストーリー 空想科学プロジェクト マジンガーZホバーパイルダー」


発売中 (6月7日 発売)

価格:3,990円



「ホバーパイルダー」の操縦席。操縦方法を考えたうえでコクピットが設計されている

 株式会社テクノブレインは、Windows用ソフト「パイロットストーリー 空想科学プロジェクト マジンガーZホバーパイルダー」を発売した。価格は3,990円。

 同社はたくさんのフライトシミュレーターや管制塔シミュレーター「ぼくは航空管制官」シリーズなどのソフトを制作してきたソフトハウス。「パイロットストーリー」シリーズは、旅客機/戦闘機/実験機など特定の機体をテーマに、操縦するパイロット達の仕事をストーリー形式として取り上げていくフライトシミュレーターシリーズ。

 そんな中でも異色のコンセプトとしてスタートするのが、「空想科学プロジェクト」であり、「マジンガーZホバーパイルダー」はその第1弾タイトルとなる。基本的に「マジンガーZ」に登場するホバーパイルダーを操縦する事ができるシミュレーター。現実の航空工学もとに再現されており、リアルな操縦を楽しめる。

 ホバーパイルダーが飛ぶためには何が必要かを考え抜き、操縦方法を考えコクピットを設計。機体についてはこれまでで最も精巧に3Dモデルが作り上げられたのだという。ちなみに「マジンガーZ」に登場するホバーパイルダーには、何種類かのバージョンが存在するが、同作ではもっとも航空機らしい要素を選択して機体をデザインしたとしている。また、ローター音や噴射音など音声も完全再現されている。

 なにより心ときめかされるのは、マジンガーZの頭部に合体する「パイルダーオン」を体験できることだろう。「Zヘッドゲージ」と呼ばれるゲージを見ながらバランスを取りながらマニュアル操縦で「パイルダーオン」を行なうことはもちろん、ボタン1発で自動的にパイルダーオンする事も可能となっている。

 自由自在に飛ぶことができるフィールドには光子力研究所も設置されている。舞台となっているのは架空の島「SFアイランド」で、残念ながらプールが割れてマジンガーが登場するといったギミックはなく、パイルダーオンの訓練も石碑と合体することになるのだが、パイルダーオンすると石碑の目が光るなど雰囲気は十分に楽しめる。

【必要動作環境】
OS:Windows 7/Vista/XP日本語版
CPU:2.2GHz以上
メモリ:2GB以上
HDD:200MB以上
ビデオカード:DirectX 9以降に対応したビデオカード
       intel HDグラフィックス以降
       GeForce GTシリーズ以降
       RADEON HD2000シリーズ以降
ディスプレイ:1,024×600ドット以上
インターフェイス:マウス、キーボード
        (ジョイスティック、ゲームパッド対応)


フィールドにあるマジンガーZの石像にパイルダーオン! 目が光るといったギミックが嬉しい
マジンガーZはヘッドのみの石像なのが残念だが、「パイルダーオン」を思う存分体験できる
フィールドには光子力研究所もあって、雰囲気満点。自由に飛び回る楽しさがここにある

(C)永井豪/ダイナミック企画

(2012年 6月 22日)

[Reported by 船津稔]