スクエニ、PS3/Xbox 360/WIN「コール オブ デューティ ブラックオプスII」

アレックスと、彼の息子が戦う過去と未来の“冷戦”を描いたシリーズ最新作


2012年発売予定

価格:未定



 株式会社スクウェア・エニックスは、米Treyarchが開発するプレイステーション 3/Xbox 360/Windows PC用FPS「コール オブ デューティ ブラックオプスII」を2012年に発売する。価格は未定。CEROレーティングは審査中。

新たなキャラクターのハーパー。右腕のタトゥーが特徴

 「コール オブ デューティ ブラックオプスII(CoDBO2)」は、現在開催されているE3でも大きな注目を浴びているタイトルだ。5月31日にスクウェア・エニックスから日本語版の発売が発表され、日本語版公式サイトもオープンした。なお、日本語版のローカライズの仕様はアナウンスされていないが、吹き替えのムービーが公式サイトにアップされている。

 「CoDBO2」では四足歩行兵器や上空からこちらを攻撃してくる自動飛行兵器などが登場する未来の時代が舞台となる。今回は公開された最新情報とスクリーンショットを紹介していきたい。

 「CoDBO2」は前作である「コール オブ デューティ ブラックオプス」とストーリーが繋がっている。前作のキャンペーンモードでは1960年代の冷戦時代を舞台に、アメリカ支援の下で、傭兵軍が革命政権と戦闘を行なった「ピッグス湾事件」や、「ベトナム戦争」、「ケネディ暗殺」など歴史上に起きた事件や戦争が描かれた。

 今作「CoDBO2」のキャンペーンモードは、主なゲームの舞台となるのは“2025年”となる。四足歩行兵器「CLAW」や、重火器を搭載した無人攻撃機「アサルトドローン」といった未来兵器が登場する世界で、新たな冷戦が描かれる。

 さらに未来だけではなく、1980年代の冷戦時も描かれる。こちらでの主人公は前作同様に「アレックス・メイソン」が務める。2025年の戦いでの主人公は彼の息子「デイビッド・メイソン」だ。2つの時代を描きながら、物語は進展していく。両方の時代で登場するある人物が、本作のキーとなるという。

 そして、「CoDBO2」ではゲーム内に“選択”が登場するところに注目だ。シリーズ初めてとなる要素で、同じミッションでもプレーヤーの行動によってストーリー展開が変わってくる。キャンペーンを何度も楽しめる要素だ。

 もちろんマルチプレーヤーモードもパワーアップする。未来兵器が登場する戦場は、これまでの作品とは違った雰囲気をもたらす。「崩壊したロサンゼルス」といった、“これからの未来”を感じさせるマップも登場、新たなスキルやプレイスタイルが採用され戦いも変化する。前作でもおなじみ「ゾンビモード」も大幅にパワーアップする予定だという。


左は、四足歩行兵器。「CLAW」。中央はローターで飛行する超小型飛行兵器「クアッドローター」。クアッドローターは右腕のコントローラーで操縦可能だ
左は未来の装備に身を包んだ兵士と、重火器を搭載した無人攻撃機「アサルトドローン」。これまでのシリーズとは違った雰囲気の作品になりそうだ
崩壊したロサンゼルスなど様々な場所で戦っていく
ミッションによっては馬に乗ることも。中央と右はマルチプレイヤーのマップ。高低差や複雑な地形のマップもある

(C) 2012 Activision Publishing, Inc. Activision and Call of Duty are registered trademarks and Black Ops is a trademark of Activision Publishing, Inc. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.
※画面は開発中のものです

(2012年 6月 7日)

[Reported by 勝田哲也]