スクエニ、「ファイナルファンタジーXI」2012年ロードマップを発表
新2Hアビ、モンスタープレイング(仮)など新要素続々。詳細は10周年イベントで
株式会社スクウェア・エニックスは、PS2/Xbox 360/Windows用MMORPG「ファイナルファンタジーXI」において、今年1年のアップデート計画を告知するアップデートロードマップを公開した。各アップデート項目の詳細については、6月23日、24日の両日に実施を予定しているオフラインイベント「VANA★FEST2012」にて発表するとしている。
【ロードマップ2012】 |
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「FF XI」のロードマップの公開は、昨年に続いて2年連続となる。ロードマップの公開は、先行きが不透明なオンラインゲームにおいて開発者を縛ることになるため、メーカーにはあまり好まれず、「FF XI」でも長く公開してこなかった経緯がある。しかし、当然ファンには大きな楽しみとなるため、昨年のテストサーバー公開以降は、定期的に開示していく方針に切り替えたようだ。
2012年ロードマップは4月から12月までが盛り込まれている。「上期ロードマップ」とあるため、今年後半に「下期ロードマップ」も公開されるのだろう。大型コンテンツは黄色い枠組みで記され、各種調整は白枠となる。ジョブ関連、コンテンツ関連、その他と3つのカテゴリに分類し、それぞれで黄枠、白枠を割り当てている。
ジョブ関連で目を引くのは「新2Hアビリティ追加」だろう。各ジョブごとに固有の2H(2時間)アビリティは、ジョブのアイデンティティとして微調整は行なわれてきたものの基本的に1ジョブ1つとされてきたが、サービス10年を迎え、ついに新たな2Hアビリティが加わるようだ。
コンテンツ関連では「モンスタープレイング(仮)」だろうか。モンスターになって遊べるのか、モンスターで遊べるのかまったく正体不明だが、いずれにしても新しい遊びが提供されることになりそうだ。また、「ダンジョン攻略コンテンツ(仮)」というザックリした名称の新コンテンツの存在も確認できる。
その他では新UIの導入が目を引く。いずれもWindows版限定なのが残念だが、マルチウィンドウ化、フリーレイアウト化、マクロパレット3列化、ログウィンドウ多重化など、10周年を迎えるにあたり、システム的に古くなっている箇所にてこ入れを行なう方針のようだ。もっとも、クライアントが古くなっているのはWindows版だけではない。これらの改修に合わせてPS2版やXbox 360版でどのような対応が行なわれるかも注目したい。
【ジョブ関連】 | |
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【コンテンツ関連】 | |
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【ダンジョン攻略コンテンツ(仮)】 | |
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【モンスタープレイング(仮)】 | ||
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【その他】 | |
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(2012年 4月 25日)