NHN Japan、「スペシャルフォース2」ユーザー向け先行体験会を開催

チーム戦の勝利には歓声も。緊張感すら漂った会場の様子をレポート


4月14日 開催

会場:アイ・カフェ AKIBA PLACE店


 NHN Japan株式会社は4月14日、新作オンラインFPS「スペシャルフォース2」のユーザー向け先行体験会をアイ・カフェ AKIBA PLACE店で開催した。

 「スペシャルフォース2」は、現在NHN Japanよりサービスされている「スペシャルフォース」の後継作にあたるオンラインFPS。主にグラフィックスが刷新された新世代のFPSとなっている。

 この記事ではユーザー向け先行体験会の様子をレポートする。なお先日行なわれたメディア向け体験会や実際のプレイの印象はこちらの記事を参照していただきたい。



■ 参加者は勝利に歓声を上げるほど熱中。今後は大規模な大会も開催予定

どの参加者も真剣な眼差しでプレイしており、その姿が印象的だった
「スペシャルフォース2」プロデューサーの佐野亘氏

 「スペシャルフォース2」の先行体験会は、アイ・カフェ AKIBA PLACE内に開設された「ALIENWARE ARENA in アイ・カフェ AKIBA PLACE」で開催された。ハイエンドなPCゲームを動かすためのALIENWAREとの相性はよく、「スペシャルフォース2」のウリの1つである、ハイクオリティなグラフィックスを体験できた。

 当日はあいにくの雨模様で、実際に体験ができたのは事前の抽選で選ばれた方のみだったが、それ以外にも体験会の様子を見にきた来場者もおり、改めて「スペシャルフォース2」の注目度の高さを感じた。

 プロデューサーの佐野亘氏が体験会の流れを簡単に説明した後は、約1時間みっちりと「スペシャルフォース2」をプレイした。プレイできたのは「チームデスマッチ」、「爆破」、「脱出」、「奪取」の4モード。参加者は先行体験会に応募するだけあって流石の腕前で、ヘッドショットを連発するなど、レベルの高い試合が繰り広げられていた。ほとんどの参加者はヘッドフォンをして黙々とプレイしていたが、時々歓声が上がるなど、ゲームに熱中して盛り上がる様子も見受けられた。

 最後に行なわれた質疑応答では、「通信形式は?」という質問に、佐野氏は「P2Pではなくサーバークライアント形式で、当たり判定もサーバーで行なっています」と答えた。「スペシャルフォース」では通信形式にP2Pを採用しており、ラグや「弾ロス」と呼ばれる敵に弾が当たらない現象が発生していたが、「スペシャルフォース2」では改善されそうだ。

 また大会についても言及しており「かなり大規模な大会を予定しているので楽しみにしてください」と語っていた。最も気になる正式サービスの日程については、「今は5月3日からクローズドβテストを行なうとしか言えません……」と述べる程度に留まった。

 前作から大幅にパワーアップした「スペシャルフォース2」がプレイできるまでもう少し時間がかかりそうだが、今後行なわれる大会なども楽しみにしておきたい。


会場となった「ALIENWARE ARENA in アイ・カフェ AKIBA PLACE」。ALIENWAREのゲーミング仕様デスクトップとゲーミングデバイスが設置されている
オフライン大会の様な緊張感も漂っていたプレイの様子。1分でも長くプレイしたいという気持ちが伝わってきた

Published by NHN Japan Corp.
(c) Dragonfly GF Co.,Ltd. (c) 2011 NHN Japan Corp.

(2012年 4月 16日)

[Reported by 八橋亜機]